年末の忙しい時期ということもあって、約束の金曜日はすぐにやって来た。
約束の日を金曜日にしたのは、カヨちゃんのアルバイトの最終日ということもあった。
しかも金曜日はクリスマス。
聖夜の夜に備えて、準備は万端だった。
お婆ちゃん家の離れは、親から鍵を借りて掃除もしたし、ネットで大人のオモチャもちゃんと購入した。
揃えた大人のオモチャは後で発表することにします。
肝心のカヨちゃんとは、なんか約束してからは、緊張して上手く話せなくなっていた。
カヨちゃんは平然としていて、女の人は強いなあと思っていた。
ただたまに目が合うと、残り日数を指で示したりして、気持ち的には盛り上がっていた。
いよいよ金曜日。
仕事は17時に終わるので、カヨちゃんとは近くのコンビニで待ち合わせした。
会社では事務服を着ていたので、着替えたカヨちゃんはリクエスト通りの可愛い服に変わっていた。
カヨちゃんは着ていたコートを後部座席に置いてから
「山本さん、どうですか?」
助手席に乗り込んできたカヨちゃんが聞いてきた。
「めちゃくちゃ可愛いよ、リクエストの上をいってるよ」
「よかったあ!」
ピンクのニットのセーターに、薄いグレーのスカートのコーデだった。
ピンクのセーターも可愛かったが、私はその下の下着が気になっていた。
「カヨちゃん、ご飯はどうする?」
「クリスマスだからチキンが食べたいですね」
「そうだね、ケンタッキーに行こうか」
「混んでそうですね」
「まあ明日から連休だから急ぐことはないし、イブじゃないからそれほど混んでないかも」
でもケンタッキーはやはり混んでいた。
ドライブスルーに並ぶクルマは、道路まで溢れていた。
私のクルマにカヨちゃんを乗せるのは初めてだし、こうやって助手席に女の子を乗せるのも久しぶりなので、並んで待つのも苦ではなかった。「」#ブルー
「飲み物はこの前掃除に行った時に、冷蔵庫に入れておいたから」
二人ともお酒は飲めないので、コーラやジュースを買っておいた。
「山本さん、午後ティーもあります?」
「ミルクティーでしょ、買ってありますよ」
「さすが山本さん」
30分ほど待って、ケンタッキーでテイクアウトを済ませた。
ケンタッキーの支払いは、カヨちゃんが払ってくれた。
「山本さんには、いろいろ出費してもらってるから」
と後部座席のアマゾンの箱を見ながら、いたずらっぽく笑った。
お婆ちゃんの家までは10分ほどで到着した。
鍵を開けて、カヨちゃんに先に部屋に入ってもらった。
建物は古いが、貸す時にリフォームしたので、部屋の中は古くさい感じはしない。
カヨちゃんも部屋の中を見渡して
「家賃いくらなんだろう?私が借りたいくらい」
と気に入ってくれたようだ。
私はアマゾンの箱を置いて、冷蔵庫から飲み物を出してきた。
私はコーラ、カヨちゃんには午後ティーのミルクティーを渡した。
「冷めないうちに食べよう」
二人でチキンを食べ始めた。
手が汚れたカヨちゃんに、おしぼりを渡そうとしたら、不意に指を私の口元に伸ばしてきた。
私は黙ってカヨちゃんの小さい指を、口に含み優しく舐め上げていく。
カヨちゃんは、次に私の手を取り、チキンの脂でテカった指を舐めてくれた。
カヨちゃんが指を舐め終わったと同時に、キスをした。
カヨちゃんとの初めてのキスは、ちょっとスパイスの効いた味がした。
ちょっと買いすぎたチキンを箱に入れて、カヨちゃんの横に座り、そっと抱き寄せてもう一度キスをした。
舌を伸ばすと、舌を受け入れてくれて、激しく絡ませた。
抱き寄せた肩の、ニットのセーターの柔らかい生地が手に馴染んて心地よい。
唇が離れた後、私はポケットからアイマスクを取り出し、カヨちゃんの目を塞いだ。
私はこのあと、言葉でカヨちゃんを攻めるのは出来ないと思っていた。
たぶん目が合えば、目だけでも会話出来てしまうと思い、アイマスクをすることを選んだ。
アイマスクをしたカヨちゃんの手を引いて、用意した椅子に座らせた。
木製で足が4本、背もたれは首のあたりまであり、ほぼ垂直になっている。
座面はクッションは無く、木製の一枚板。
肘掛けは背もたれから一本伸びている。
用意したというよりも、お婆ちゃんの母屋にあった古い椅子を持ってきた。
古い椅子だが、しっかりした作りの頑丈な椅子を見た時、これに座らせたいと思った。
ここから先は会話せずに進めようと、最初から決めていた。
座らせたカヨちゃんのセーターを少しめくり、肘掛けと一緒に右手首にガムテープを巻いていった。
カヨちゃんの喉が、唾を飲み込んで動くのが見えた。
同じように左手首にも、ガムテープを巻いていく。
拘束用のロープを考えたが、素人がもたもた縛るのも冷めてしまうし、下手に縛って傷つけることは避けたかった。
次に可愛い靴下を少し下げて、両方の足首をガムテープで巻いていった。
私は1mほど離れたところで、カヨちゃんを見つめていた。
呼吸音が聞こえないように、静かに息をするようにしていた。
1分、2分、5分経ったくらいだろうか、カヨちゃんの息が荒くなり、白い頬が少し赤くなってきた。
私は足音がわかるように、ゆっくりとカヨちゃんに近づいていった。