中学三年生のとき、クラスにFさんという女の子がいた。彼女は性格も明るくて、顔も学校で五本の指に入るほど可愛かった。当然人気があったのだが、ある事件をきっかけに彼女は学校に来なくなってしまった。
その事件とは、アダルトサイトでFさんのパンチラ盗撮動画が売られていたことだ。
発覚したきっかけは、動画販売サイトに「商品サンプル」として掲載されていた画像だ。顔にはモザイクがかかっていたが、制服がうちの学校のものに見えた。
興味を持ったある男子がその動画を購入してみると、映っていたのがFさんだったというわけだ。
具体的に言うと、段差に座り込んだFさんが、数分間に渡って白いパンツ晒している姿が収録されていた。彼女はスマホをいじっていて、盗撮されていることには全く気付いていないようだった。
撮影場所は近所の高校で、文化祭が開かれている日だった。一般の人も参加できるような文化祭なので、Fさんも訪れていたのだと思う。
動画データの恐ろしさは、簡単にコピーできるところだ。
Fさんのパンチラ動画は購入した男子からすぐに拡散され、学校中の男子に広まっていった。
もちろん、俺も手に入れた。
しばらく経つとその動画の存在は、女子の間でも知られるようになった。そして、ついにFさん本人の耳にも入ってしまった。
彼女はとてもショックを受けたようで、三日ほど学校を休んだ。
その後に何日か登校してきたかと思うと、また学校に来なくなってしまった。結局、Fさんはそれから卒業まで、ずっと欠席したままだった。
学校中の男子だけではなく、ネット上で不特定多数の人たちにパンツを見られたのだ。まだ中◯生の少女にとって、精神的にきつい出来事だったのだろう。
噂で聞いたのだが、Fさんは今では普通に高校に通っているらしい。女子のみなさん、盗撮には気をつけて。