「……今夜、わたくしの部屋に来て頂けますか?」
作戦が終了し帰還の準備をしている時、
返り血を浴びたままのスペクターに耳元でそう囁かれた。
ミステリアスな彼女に対して興味のあった僕は、その誘いに恐怖と少しの期待を抱きながらも
言われた通りに彼女の部屋の前に来てしまった。
コンコンカチャッ
「……本当に来てくださったのですね。……さあ、どうぞこちらへ。」
安全な場所で見るスペクターの笑顔は、戦場で見る凶暴で血に餓えた怪物を彷彿とさせるそれとは違い、美人で物静かな修道女が見せるようなものにしか見えない。
パタン
ぎゅうっ♡
そんなスペクターに誘われるまま部屋に入ると、扉を閉じるのとほぼ同時に抱きつかれる。
「……っ!?一体何の用なんですか……?」
「先ほど……あなたの熱のこもった視線を感じたので、このようなことがお望みかと思いまして……♡」
ちゅっ♡ちゅるんっ♡れろっ♡れろっ♡れるれる……♡
返答する間もなく唇を奪われ、長い舌が侵入して口内を這い回る。
にゅるっ♡ぬるんっ♡ずゅるるっ♡ぎゅるうぅ……っ♡ずりゅんずりゅん……っ♡
もう口内にスペクターの舌が触れていない場所などないほど舐め回された後に、彼女の舌が僕の舌に蛇のように絡みつき、締め上げ、扱きあげる……
……そんな、スペクターに一方的にされるディープキスが心地よく、しばらく快感に身を任せていたが、ある違和感に気づく。
いくらこの状況でも、仮にもシスターである彼女がこんな行動を取るだろうか?
男と不純な関係に至ってはいけない彼女が、このような下品なベロキスをできるだろうか?
「~~~っ!!!ぷはぁ……っ!」
力を振り絞り、何とか彼女を引き剥がすが、意識が恍惚としていたせいでそのまま尻餅をついてしまう。
「ふぅ……っ♡もうバレちゃった?困ったわね、ちょっと気持ち良くしてあげるだけのつもりだったのに。」
聞いたことのある声で、全く聞き覚えのない台詞が耳に入る。
「訳わかんないって顔してるわね。まあしょうがないか。
普段は真面目なシスターさんだけど、その正体は陽気なお姉さんでしたってね。
まぁ一応普段の私も私なんだけど。
それでお願いなんだけどさ、みんなに知られるとめんどくさいから黙っといてくれる?
お礼と言っちゃなんだけどあなたがしてもらいたがってたこと全部してあげるわ。」
「『してもらいたがってたこと』って何ですか。そもそも何で僕をここに連れてきたんですか。」
「あれ?戦闘中にこっちチラチラ見てくるもんだからてっきりエッチなことしてもらいたいんだと思ってたんだけど。」
「僕は別にそんな……っ!」
「ふーん、その割にはしばらくベロチュー楽しんでたように見えたんだけどなぁ。それに……」
カチャカチャ……
「あっ!ちょっと……っ!」
ぽろんっ♡
「ここも準備完了してるみたいだしね。」
「……っ!///」
「まあいいわ、どっちか選ばせてあげる。今の私にそのおっきくなったものお口で気持ちよくされても良いんならそのまま待ってなさい、もし嫌だったら逃げたらいいわ。
あ、どっちを選んでもこのこと誰かに話したりしないでよね。」
逃げた方が良い。
彼女の事情は知ったことではないが、この女が危険だということは間違いない事実だ。
だが、口内で感じた彼女の舌の動きが、最も敏感な場所で受けられる。
そう思うと逃げることを躊躇ってしまう。
「ほら、逃げるなら早くしないと、エッチなサメさんにおちんちん食べられちゃうわよ。
あ、やっぱり清楚なシスターさんじゃできないような下品でエッロいことして欲しくなっちゃった?」
もう、そんなことされたくないと強がりは言えなかった。
既にびくびくと震える僕の分身からは我慢汁が噴き出している。
「はい、時間切れ♡あ~むっ♡」
ぱくんっ♡ぐぷっぐぷっ♡ぬろろろろっ♡
「~~~~~ッッッ!!!♡!♡!!♡♡♡」
有名な映画と同じように、凶暴なサメに命を貪られる。違うところといえば、映画のサメは鋭い牙で肉に噛みつき血を啜っていたが、今目の前にいるサメは涎の滴る柔らかい口と長くしなやかな舌で陰茎に食らいつき精を啜ろうとしているところだ。
ぎゅうううっ♡ぎゅるるるるっ♡じゅっぽじゅっぽ♡
「ッッ!!!ッッッ!♡!ッッッッッ♡♡!♡♡」
快感のあまり反射的に足がバタバタと暴れまわるのを意に介さず、サメ女は腰に手を回し逃がさないよう抱き締めながら舌をペニスに巻きつけ、ピストン運動で徹底的にちんぽを扱きあげる。
じゅるるるるっ♡ぢゅるるるるっ♡ぢゅうぅうぅうぅうぅぅううぅぅっっっ♡っぽん♡
僕のちんちんを喉奥にまで咥え込み尿道をストローにして精巣から精液を吸いあげるかのように
激しく吸引し……一気に引き抜く。そして……
どくん……っ♡
びゅるるるるるるっっっ♡♡♡びゅーーっっ♡♡びゅー……っ♡
魂も一緒に排出されるような激しい射精を経験しながら、口を三日月のような形にして悪魔のように笑うサメ女の顔が目に焼きついたところで僕の意識は途絶えた。
次に僕が目覚めたのは自室のベッドだった。
昨夜のことはきっと夢か何かだったんだろう。
そう自分に言い聞かせた。
廊下の向こうから歩いてくるスペクターを見ても昨日あんなことがあったとは考えられない。いつものミステリアスな彼女だ。
「今夜は逃げられるかしら?」
彼女とすれ違う瞬間そう聞こえたような気がして、僕の下半身には血が集まっていた。