ほんわか美人の桃尻カノジョが、性に奔放すぎた件2.5〜強気でも勝気でも、オンナはオンナ〜

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今回は番外編。

理由は、優依ちゃんがメインの話ではない為。

一応本編でもあるが、優依ちゃんがメインでない場合は”0.5単位で。

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優依ちゃんの過去を知り、俺は彼女の全てを受け入れると誓った。

優依ちゃんは泣いて俺に感謝してくれたから……絆が深まったような気がする。

俺は優依ちゃんのアパートに転がり込み、前の安アパートを引き払った。

荷物は服だけで、家電製品等は売ったり捨てたり処分。

少しでも一緒に居たいから、俺達は同棲する事にした。

帰れば優依ちゃんが「おかえり」と出迎えてくれるし、美味しい料理を作ってくれて一緒に食べたり、食後の軽い晩酌や一緒にお風呂など……幸せな日々を過ごしている。

ほぼ毎日のエッチも欠かさない。

優依ちゃんは美人だし、身体はプニプニ柔らかいし、肌はもちもちして気持ちいいし、マシュマロおっぱいとムチムチぷりぷりな桃尻という……最高な彼女だから。

それでも、週2回位は彼女は夜居なくなる。

「お客さんと約束あるんだ」

そういう時は、必ずと言っていい程……他人に抱かれてくる。

“次の日に響くから”と、夜中まではならないのだが……まだまだ慣れないでいた。

そんな時は会社の同期や後輩と飯を食いに行き、気持ちを落ち着かせようとするのだが……まだ難しいままだった。

優依ちゃんが帰ってくると、俺は凄く安心するし……他人に抱かれた身体を、俺で上書きしたくなって燃えるのだ。

優依ちゃんは嫉妬に狂って激しくなる俺に「とっても気持ちいい……愛が伝わってくる。こんな経験なかったよ」と言ってくれるから、それで浄化されていくような気がした。

そして世間はゴールデンウィークになり、俺達は10日程休みになった。

GWが近くなった頃に、優依ちゃんから言われた。

「翼君、GWは実家に帰るんでしょ?」

「そうだねぇ、毎回2泊位。母ちゃんがうるさいからさ」

「あたしも一緒に行っていい?ご家族の皆さんに挨拶したいの」

「何もない田舎だよ?つまんないよ?」

「そういう問題じゃないのwあたし達、恋人同士なんだよ?知っててもらいたいじゃん。高校生じゃないんだから、いい大人が挨拶しないのは良くないよ」

「うちの母ちゃん、あんま気にしないと思うけど」

「何でそんなに嫌がるの?翼君……あたしを置いて行っちゃうの?」

そういう言い方されると、何とも言えなくなる。

「嫌がってるんじゃなくて……さっきから言ってるように何も無い田舎だし、家も古いし、つまんないん所だから。遠い所まで行って、無駄な時間を過ごさせたくないんだ」

「行き先で観光すればいいじゃん♪え〜っと、確か……」

優依ちゃんは俺の地元をググり、そこからの観光スポットを検索した。

「車でいくらか行けば海あるじゃん。景色良さそうだし、美味しい海鮮食べられるかも♪あっ、こんなお店もあるんだ〜」

俺は実家帰ってもボーッとしてるだけだったから、観光スポットとか無いもんだと思ってた。

「じゃあさ、ご家族にあたしも行くって言ってよ。いきなり連れてったら迷惑だろうからw」

「今から?」

「そうだよwこういうのは早くしといた方がいいの!営業の基本だよ。アポは早めにw後は報・連・相!w」

優依ちゃんの圧に押されて、俺は実家に電話した。

『もしもし、○○です』

「もしもし、母ちゃん?俺、翼だけど」

母ちゃんはスマホや携帯を持ってないから、家の電話だ。

『あ〜、翼?元気?ちゃんとやれてる?連休は来るの?』

矢継ぎ早に質問が飛んでくる。

「元気だし、ちゃんとやれてんよwでさ、GWなんだけど……俺、彼女連れてくから」

『彼女!?あんた彼女出来たん!?』

母ちゃんの大声で、電話口の向こうもざわついてるのが聞こえる。

その主は1人しか思い当たらない。

「あぁ、本当最近ね。彼女が”ご家族の皆さんに挨拶したい”って言うから」

『あらまぁ〜、そんなご丁寧な人があんたの彼女なの〜?信じられないわw』

「やかましいわwで、○日に2泊で行くから」

『はいはい、じゃあちゃんとおもてなしをしなくちゃねぇwあっ、ちょっと待って。お姉ちゃんと代わるから』

電話の相手が姉ちゃんになった。

『翼!あんた彼女出来たの!?』

「やっぱり姉ちゃんかよ、騒いでたのはwあぁ、そう。最近ね」

『どんな人!?歳は!?』

「うるせぇなぁw歳は姉ちゃんとタメだよ。スマホに写真送ってやっから、後は会うまでのお楽しみにしとけw」

『歳上かぁ〜、そうだねぇ。あんたにはお姉さんタイプが合ってるかもねぇ。あたしみたいなw』

「姉ちゃんとは真逆のお姉さんだよwほんわかした美人で、スタイル抜群のなw」

『うっさいわwあんたが知らないだけでね、あたしだって病院じゃあ”魅惑の美人看護師”で通ってるのよw』

AVのタイトルみたいな通り名を自慢された。

「母ちゃんとケン君居る前で何言ってんだwまぁ、いいや。じゃあ母ちゃんに代わってくれよ」

『もしもし、じゃあ○日に着く頃に電話ちょうだい。お昼は過ぎるでしょ?』

「そうだなぁ、距離あるしな。だから昼は食わねぇで連絡するよ」

『了解。じゃあ気をつけて来るのよ。後、お姉ちゃんが”写真送れ”って言ってるからwすぐ送ってあげて』

「あいよ。じゃあ、またな」

かなりバタバタした会話が終わった。

「フフッ、何か面白い会話してたみたいだねw」

「優依ちゃんの話をしたからだよ。普段はあんな感じじゃないんだ」

「ご家族の方々は大丈夫だって?」

「うん。”そんなご丁寧な人があんたの彼女なんて、信じられない”って笑ってた。あっ、そうだ。姉ちゃんが”写真送れ”ってうるせぇんだった」

俺はスマホにあった、優依ちゃんのワンショットを送った。

「え〜?これにしたの〜?脚が太いのがバレバレじゃ〜ん」

俺が送ったのは、いつだったかデートした時に撮った写真。

初デートの日のようなタイトなジーンズにねじ込んでいた時だったから、恥ずかしいらしい。

「それ、姉ちゃんの前では言わない方がいいよ。姉ちゃんガタイ良いから。何ていうか……ガチムチだしw」

噂をすれば?姉ちゃんから返信が来る。

スマホを見た俺は、クスッと笑う。

「やっぱりそう言うよなぁw」

「どうしたの?」

「”芸能人の写真じゃなくて、あんたの彼女の写真を送りなさい”だってwやっぱり優依ちゃんは美人だから、俺の彼女だなんて信じられないんだね」

「そんな事ないよ〜」

「じゃあ、今ツーショット撮る?そうすれば多分認めるよ」

「今ぁ?すっぴんだから恥ずかしいよぉ〜」

「大丈夫だって。優依ちゃんはすっぴんも全っ然変わんないし」

「しょうがないなぁ〜w」

“やれやれ”といった感じで、ツーショット撮影に応じてくれる事に。

(カシャッ)

自撮りで撮った写真の優依ちゃんは微笑んでいて、とてもかわいかった。

「ありがとう。じゃあ……」

『これなら納得だろ?すっぴんで恥ずかしがってる所を、無理矢理お願いして撮らせてもらった』

写真とメッセージを送信すると、しばらくしたら姉ちゃんから電話がかかってきた。

「もしもし」

『翼、本当にさっきの写真の人が彼女なの?』

「そうだよ、今隣に居るんだ」

『どっかから拾ってきた画像かと思ったわwあたしに負けず劣らずの美人じゃない。あんたには勿体無いわw』

「それは俺が1番知ってるわw」

『お母さん驚いてたよ。”こんな美人でご丁寧な人が、翼を選ぶなんてね〜”ってさw後はケンが何か鼻の下伸ばしてたから、頭叩いてやったわw』

「おいおい、ナースが人を怪我させてどうすんだよw」

『大丈夫よw』

「ケン君、脳震盪とか起こしてねぇだろうな?姉ちゃんの一発は痛ぇからよw」

『それも大丈夫よ。気は小さいのに、無駄にガタイはデカいんだしw』

「相変わらずだなぁ……」

『まぁ、しょうがないはしょうがないかもね。あんなお淑やかそうな、癒し系美人見ちゃったらねぇ。あたしも見惚れそうになったわよw』

「じゃあ叩くんじゃねぇよw」

『まぁ、当日は楽しみにしてるから。ケンも翼が来るの楽しみにしてるんだしね。酒呑んで、男同士愚痴りたいみたいだしw』

「そうだな、男にしか言えねぇ事もあるもんな。じゃあ、母ちゃんに当日昼飯お願いって言っといてくれよ」

『はいはい、じゃあね』

姉ちゃんとの会話が終わった。

「ねぇねぇ、さっきから出てきてるケン君って誰なの?」

「あぁ、姉ちゃんの旦那さんだよ。優依ちゃんとタメで、健太郎(けんたろう)だからケン君」

「ご実家に居るって事は……もしかしてお婿さん?」

「そうだね。何年か前に結婚して婿養子になったんだ。姉ちゃんは気ぃ強ぇから、”尻に敷かれてるマスオさん”だから辛そうだよ」

「だから男同士で愚痴るって?w」

「まぁねw俺が話聞いて慰める感じかな。アメフトやってたらしいから身体つき凄いんだけど……気が弱いっていうか、優しすぎるからなぁ」

「あたしもお話聞いてあげようかなぁw何か力になれればいいかも」

「そうだね。優依ちゃんは癒し系だから、ケン君もストレスが減ると思うな」

「お役に立てればいいけどねぇw」

そして出発前日、俺達は2泊分の着替え等を用意してから、お土産を買いに行った。

普段は買わないんだけど、またまた優依ちゃんからの圧というか、世間の常識を教えられた。

「とりあえずビールを箱買いでしょ、後はご当地のお菓子とか食べ物とか……」

この地域でしか買えない物を探している。

「別によくない?」

「ダ〜メwご挨拶に行くのに手ぶらは失礼だし、この土地限定の物をお土産にするのがいいよ。やっぱりご当地の物はいただいたら嬉しいしね。行く時のSAでも何か買おう?色々県を跨ぐのに、素通りは勿体ないよ」

「そっか……そんな事考えてなかったよ」

「じゃあこれからはお姉さんが知ってる範囲で、世間の常識を教えてあげちゃう♪」

こんなかわいいお姉さんになら、”そんな常識も知らないの?”って言われても構わない。

次の日の朝は早かった。

距離が大分遠いから、下道と高速を使い分けるルートを使う。

長期連休故の渋滞を避ける意味もある。

早起きして準備して、朝飯はコンビニでちゃちゃっと買って済ませる。

道中のSAで休憩がてら、新しくお土産を購入する。

素通りしてた県のお土産なんて、頭に無かったから新鮮だった。

そして数時間かけて、俺の地元に入った。

「へぇ〜、翼君はこの町で生まれたんだね」

窓の外に流れる風景を見ている優依ちゃん。

「何もない田舎でしょ」

「あたしも自然豊かな田舎育ちだもんw」

ポツポツと家や店や会社はあるが、後は更地だったり森だったり……前に来たのは年末だから5ヶ月位では、コンビニが増えた程度しか変化は無い。

「それに田舎とか都会とかなんて関係ないもん。”翼君が生まれ育った場所”っていうのが、あたしには大事なんだよ」

「いちいちかわいいんだよなぁ♪」

「どういたしましてw」

しばらく走って、俺の実家に着いた。

田舎によくあるような”THE・実家”といったような、古い造りの家だ。

「緊張してきた………」

「営業やって長い人が?w」

「仕事とは違うもん!wいじわる〜!」

「ごめんごめんw」

「でもおかげさまで、緊張が少し解けたよ」

俺はまずお土産を持ち、優依ちゃんがインターホンを押してくれた。

ガラガラと引き戸を開けると、エプロン付けた母ちゃんが出迎えた。

「翼、おかえり」

「ただいま、母ちゃん」

「はじめまして。翼君とお付き合いさせていただいてます、○○優依と申します」

青いデニムジャケットに、大きな花柄が彩られたワンピースという出立ちの優依ちゃんは、深々と頭を下げた。

「はじめまして、翼の母です。息子がお世話になっております」

母ちゃんも大人らしい挨拶を返す。

「遠い所わざわざありがとうね。疲れたでしょ?中に入ってゆっくり休んでね」

需要は無いだろうが一応説明しておくと、母ちゃんは当時還暦近かった。

女優の木野花をふっくらさせた感じの、”THE・日本の母ちゃん”って感じだ。

ダーツの旅に必ず出てきそうな、まぁ良く居るおばちゃんだ。

「ありがとうございます。お邪魔します」

営業で鍛えた胆力か、それとも昔取った杵柄か、優依ちゃんのスマートに挨拶してる姿に感動した。

玄関の小上がりを抜けて、ほど近い茶の間に入る。

「あっ、翼君。久しぶりだね」

「久しぶり、ケン君」

茶の間に皿を運んでいたのは、義理の兄さんの健太郎君。

顔立ちは千鳥のノブに近い。

髪型は坊主だから”1人で千鳥”みたいだ。

185センチあるらしい高身長に、アメフトでならしたガタイの良さが威圧感満載だが……元アメフト選手とは思えない程?優しくて柔和なオーラを出している。

選手生命を絶たれる大怪我をした時に、同級生だった姉ちゃんが勤務する病院に入院。

鬱々としていた所を、姉ちゃんが発破かけた事により元気を取り戻していったそう。

今は地元役場で、町の活性化を進める部署に居るとか。

姉ちゃんに猛アタックして、数年前に結婚した。

「今、お昼用意してるから。いいタイミングだったね」

ケン君と話していたら、奥からドタドタと足音がして……やたらガタイがいい女が現れた。

「翼、おかえり。あっ、彼女さんね?はじめまして〜。翼の姉の翔子(しょうこ)です〜」

人前だから、よそゆきのテンションだと悟った。

「はじめまして。○○優依と申します。弟さんには、本当にお世話になっております」

「本当に美人ねぇ〜。芸能人かと思っちゃうw」

「いえいえ、お姉さんも素敵ですねぇ。海外の方みたいで」

「よく言われるのよね〜。顔が濃いからw」

姉ちゃんは、高橋メアリージュンを老けさせた感じだ。

優依ちゃんとタメだが、多分肌ケア等に力が入ってないからだと思う。

親父にも母ちゃんにも似てないから、”血の繋がりがないのでは?”と疑った時期もあった。

どうやら、母方の婆ちゃんの若い頃に似てるらしい。

亡くなってるから確かめようがないが。

身体は胸はデカい豊乳で、お尻もドーン!とデカい巨尻。

だが、肩幅広いし、腕も脚も太い。

昔スポーツで身体を鍛えまくった結果、マライアキャリー的なガチムチ女になった。

弟という立場でもあるし、好みの問題でもあるから……姉ちゃんを”美人”とか”自慢の姉”とか思った事がない。

先に説明したように、姉ちゃんは地元の病院でナースをしている。

田舎の病院だからか?患者にも容赦なく怒るし、ズバズバ物を言うから白衣の天使ではないようだ。

でも、仕事はバリバリこなす優秀さから……看護師長候補って言われてるとか?自称だから不明だけど。

結婚したくせに、ケン君を下に見がちなのはプライドからだろうか?

「とりあえずお土産置くからよ。まだ車に荷物積んだままだから取ってくる」

「珍しいwお土産なんて買って来た事ないくせにw」

「春なのに雪が降るんじゃない?w」

やっぱり言われると思ったガヤ。

「うるせぇなw」

「フフッ♪家族の会話って感じ、いいですね」

優依ちゃんから見たら、どう映ってるのか気になったけど……いつもみたいに笑ってくれて良かった。

車に積んだままの荷物を持ってきて、改めてお土産を渡す優依ちゃん。

「これ、宜しければお召し上がり下さい」

「まぁまぁ、美味しそうねぇ。わざわざ気を遣っていただいて、ありがとうねぇ」

ご当地名物の食事やらお菓子やら、優依ちゃんのセンスで選んだお土産。

「これ食べようよ!あっ、こっちもいいなぁ〜!」

姉ちゃんは子供みたいに喜んでる。

「お菓子はご飯の後にした方が……」

「うるさいわね!そんな事分かってるから、いちいち言わない!美人の前だからってカッコつけちゃってさぁ」

「そ、そんなんじゃ……」

「あんた達、お客様の前で何やってるの。遠い所を来て下さったのに失礼でしょ」

「姉ちゃん、やめろっての。ごめんね、優依ちゃん。やかましくて」

「ううん、家族の自然な感じがいいじゃないw」

「翼がそんな事言うようになるとはね〜w」

「はぁ……もういいや。ほら、さっさと飯食おうぜ」

やっとこさ俺達は座り、母ちゃんが用意してくれた家庭料理を食べる。

「んっ!美味しいですねぇ!初めて食べる味付けです」

「そうかなぁ?よくある味付けだと思うけど」

「私、○○出身なので……初めて食べる料理ですから新鮮です」

「お口に合って良かったわぁ。遠慮しないでどんどん食べてね」

「はい!」

デニムジャケットはもう脱いでいて、花柄ワンピースを纏って正座する優依ちゃん。

かわいくもあり、凛とした所作に感動する。

「優依ちゃんはさぁ、翼とどうやって知り合って、どこが良くて付き合う事にしたの?」

やっぱり馴れ初めを聞き出すのは、姉ちゃんの役目だった。

「私、保険の営業の仕事してるんです。翼君が勤める会社に訪問して……食堂から出てきた翼君に……一目惚れしまして……」

恥ずかしそうに俯く優依ちゃん。

「そうなの!?翼に一目惚れ!?この顔に!?」

ひどい言われようだが、まぁ事実だからしょうがない。

「角ばった目の形とか、腫れぼったい瞼とか、鼻が高くてスーッとキレイに筋が通ってる所とか、少し堀が深い所とか……ですかねぇw」

「あらまぁ〜、お父さん譲りの顔に生まれて良かったわねぇw」

「本当よねぇ〜、あたしとは真逆の顔だってのにwあっ、鼻はあたしも高いけどw」

「翼君にアンケートを書いていただいたんですけど、大体の人は無視するか、書いても適当な人が多いんですwでも、翼君は凄く丁寧に書いてくれまして……中身もステキなんだろうなぁって思いまして」

「そりゃあ優依ちゃんが美人だからでしょ。男なんてそんなもんよねぇ?」

姉ちゃんの目線が、横に居るケン君に向けられる。

「俺を見ないでよ……」

「いちいち突っかかるなよw」

「色々お話聞かせてもらってたら、凄く心がキレイで……私、本当に救われたんです」

「優依ちゃん……恥ずかしいからやめてくれ……公開処刑されてる気分だ」

「いいじゃない。事実なんだからw」

「アッハハハハハッ!」

昼飯を食べて皿を片付けたら、優依ちゃんが選んでくれたお土産のお菓子でお茶にする。

「そういえばさぁ、優依ちゃんは○○出身なのに何で今の街に?東京行く選択肢もあったんじゃ?」

「私、大学からは東京に行ったんです。10年程住んでましたけど……」

答えづらい雰囲気を出す優依ちゃんだが、姉ちゃんは気にしないでグイグイ来る。

「そうなんだ。何かイヤな事でもあったの?」

「翔子ちゃん、あまりプライバシーに踏み込んじゃダメだよ」

ケン君が助け船を出してくれた。

「うっさいわね。気になったんだからしょうがないじゃない!”俺は分かってます。コイツみたいに土足で踏み込まないので”アピールでもしてるつもり!?」

「そんなんじゃ……」

姉ちゃんは心も剛腕なようで、助け船はあっさり沈没してしまった。

「私、実はバツイチでして……それで……」

優依ちゃんは説明した。

旦那が不倫した事。

姑が信じなかった事。

子供の親権を取られた事。

実家は世間体を気にして、離婚した自分を受け入れ拒否した事。

全てを失って、1からやり直す為に何となく今の街へ来た事。

それは俺が最初に聞き、友達に話す為に生み出した”ウソ”。

でも、それでいいんだ。

真実を知るのは、俺だけでいい。

「かわいそうに……成長が楽しみなかわいい盛りなのに……赤ちゃんをねぇ……」

「ふざけてるわよねぇ!どっち側の親も旦那もさぁ!あたしが優依ちゃんと前から知り合いだったら、ブッ飛ばしに行ってたわよ!」

鼻息荒くして、ぶっとい腕をアピールする姉ちゃん。

「フフッ、やっぱり姉弟なんですね。翼君も同じ事言ってくれたんですよ」

「えっ?そうなの?」

「”何も分からない子供を母ちゃんから引き離すなんて、金持ちかもしれないけど人間以下のクサレ外道だ!責めるヤツが居たら俺がブッ飛ばしに行く!!”って。私……本当に嬉しかったです」

「翼がねぇ〜、言うようになったじゃないwでも、喧嘩するならあたしの方が絶対強いから。あたしを呼んだ方がいいわよw」

「そうだなぁ。姉ちゃんは全身が武器だもんなw」

「うっさいわw昔みたいにプロレス技かけて泣かしてやろうか?w」

「それはガキん頃の話だろw」

「フフッ♪面白いですねぇw」

とりあえず母ちゃんと姉ちゃんが、優依ちゃんの味方になって良かった。

まぁ、性格上分かりきってはいたけども。

「そうだ、翼。お父さんに挨拶してきなさい。優依ちゃんの事も紹介してあげるのよ」

「あぁ、分かってる」

俺は荷物の中から、普段吸わない銘柄のタバコを取り出した。

来る時にコンビニで買ってきた物だ。

「優依ちゃん、一緒に来て」

「う、うん………」

詳しく話してなかったから、戸惑っている様子の優依ちゃん。

何で詳しく話してないかというと、優依ちゃんは実家とは絶縁しているから……そんな彼女に、”ウチの家族はさぁ〜”なんて話をするのは良くないなと思ったから。

「挨拶したいから連れてって」と言われた時に「実家行ったら話せばいいか」と考えた。

俺達は1階奥の和室の襖を開けた。

「あっ…………」

置かれていた仏壇を見て、優依ちゃんは悟ったようだ。

(シュボッ)

買ってきたタバコに火を点け、灰皿に置いてから俺も自分のタバコを吸う。

「親父、久しぶりだな。彼女の優依ちゃんだ」

仏壇に声をかける俺を、優依ちゃんは一歩下がって右斜め後ろから見ている。

「すんげぇ美人だろ?俺には勿体ねぇよなwかわいくて優しくて……あったかい人なんだ。まぁ、上から見てるから知ってるよな」

実家に帰ったら、こうしてしばらく話す習慣が出来た。

「翼君………私も、ご挨拶させてもらっていいかな」

優依ちゃんは俺の右側に来てくれて、手を合わせる。

「はじめまして、お父様。翼君とお付き合いさせていただいてる○○優依です。息子さんには、本当に感謝しております」

優依ちゃんは優しいから、”仏壇に話しかける痛い行為”を笑わないでやってくれた。

「これからも、見守っていて下さい……」

一礼したら、ジッと写真を見つめている。

「お父様……本当に翼君に似てるね」

「数年前に、仕事の事故でね……大工だったから、豪快な親父だった。色々あって地元から出るのを……親父だけが賛成してくれたんだ」

「そうなんだ……」

「逃げ出すのが目的だった俺に、”男なら広い世界を見てこい。そうすりゃあ、色々変われるだろうよ”ってね。俺の気持ちを分かってくれてたのか……背中押してくれたんだ」

「早くに亡くなったから、一緒に酒呑む回数も少なくてさ……だからこうして帰って来た時は、話しかけたり酒呑んだりしてるんだ。いったいよねぇw」

「ううん……凄くステキだと思う。何だかんだ言いながらも、こうして帰って来てちゃんとお話してるんなら……お父様も嬉しいんじゃないかな」

「そうかなぁ?」

「そうだよ。”お母様がうるさいから”なんて言ってたのに、ちゃんとこうして親孝行してるんだもんwやっぱり心がキレイなんだよ」

「ありがとね……」

「お父様は……上から見てくれてるから、あたしみたいな女と一緒になった事、反対してるかもしれないけど………」

申し訳なさそうに語る優依ちゃん。

「それは無いな。あの時……優依ちゃんを見捨てるようなマネしてたら……枕元に立ってドヤされてるよw”テメェが惚れた女を見捨てるヤツぁ男じゃねぇ!!”ってさ」

「フフッ、それなら良かった」

タバコが根本まで行ったから、火を消して片付ける。

「親父、今夜呑もうな。キンキンに冷えたビールで」

酒を1本仏壇に置き、俺も乾杯するのが夜の日課。

「翼君、その時はあたしも一緒に呑ませてもらっていい?」

「ありがとう。親父も喜ぶよ」

側から見たら、コントにしか見えないルーティーンを終えて、茶の間に戻った。

「翼、あんたは洗い物手伝いなさい」

台所ではケン君が洗い物をしていた。

母ちゃんの姿が見えなかったが、多分家庭菜園で畑をいじりに行ってるのだろう。

「あっ、それなら私が」

「いいのいいの。優依ちゃんはお客さんなんだから、のんびり座ってなさいw色々話聞かせてよ。ガールズトークしちゃおう!w」

「休ませてやれよなw姉ちゃんのマシンガントークで疲れさすなよ」

「やかましいw」

色々余計な事を聞かないか心配だが、仕方なく台所に行った。

茶の間とダイニングは仕切りがあるが、仕切りの襖は開けっ放しだから声は聞こえる。

何を話してるかは聞き取れないが、とりあえず盛り上がる事を祈るしかない。

「ケン君、洗うのは俺が代わるから。拭いて片付けるの頼める?場所分かんないし」

「ありがとう。じゃあ、お願いしようかな」

大の男2人が洗い物をする光景は中々シュールだが、まぁルールみたいなもんだから仕方ない。

時代の流れには沿ってるだろう。

「ケン君、毎回ごめんな。姉ちゃんがあんなんでさ」

「いや、いいんだよ。慣れてるからw」

「俺には分からないんだ。結婚してるって事は……姉ちゃんも気持ちがあるって事だろうに……何であんなに突っかかるんだか」

「彼女が出来たばかりの翼君に言うのは気が引けるけどね……男女って、愛や恋で解決出来ない事もあるのさ。俺としては……思う所があるなら言ってほしいし、それで解決出来るならしたいんだけどね……」

「あんだけベラベラと喋るくせに、肝心な事は言わないって事?」

「そうだねぇ。離婚とかの話はされた事が無いから……俺が気付けば良いだけなんだろうけど……難しいんだ」

“愛や恋じゃ解決出来ない事もある”という言葉が、俺の心には深く刺さった。

元カノの事は特にそうだった。

俺は、彼女との時間を大切にしたかったのに……彼女の気持ちは”身体が満足出来ない”というのが引っかかっていたんだ。

“愛や恋の気持ちがあれば、例え出来なかったとしても……”と考えていたから、それはただの甘い思い込みだったんだと思い知った。

「そっか………何か分かった気がするよ」

「難しいよねぇ……気持ちを伝えるとか伝えないとか、読み取れるとか読み取れないとかで、色々変わってくるんだからさ」

「俺は、姉ちゃんはナースだって事にプライドがあって……だからあんな感じだと思ってたんだ。でも、ケン君だって公務員っていう立派な立場だろう?なのに何でかなってさ」

「俺は立派なんかじゃないさ。翔子ちゃんはバリバリ仕事をこなして、トップに立てる器の持ち主で……俺はうだつが上がらないからさw」

まだ30なのにうだつも何も無いのでは?とは思った。

「”あたしはナースだから!”とかいう話はされた事がないんだ。だから……人間としての何かだとは思うんだけどね」

「1発で正解出さないと難しそうだなぁ、姉ちゃんの場合は。”考えて行動した”っていう過程を見てはくれなそうだ」

「俺もそう考えちゃってるからwいつまでも時間がかかってるんだよね」

茶の間の方を見ると、優依ちゃんと姉ちゃんがキャッキャウフフと笑っている。

「ケン君、姉ちゃんってさ……俺が知ってる限りは、親父に似た”豪快で単純明快”なんだよ。なのに……”男女”ってなると違うのかねぇ」

「そうだねぇwあんなに楽しそうにしてるのは久しぶりに見たよ。やっぱり嬉しいんだろうね、翼君達が来た事が」

「そうなの?」

「だからさ、翼君。今日は翔子ちゃんの話を聞いてやってくれないかい?情けない話だけど……俺じゃ彼女を楽しませてあげれないんだ」

「うん……それはいいんだけどさ……ケン君は優しすぎると思うんだよ。もっとグイグイ行ってもいいんじゃん?夫婦なんだから」

「たまにチャレンジするけど、圧倒されちゃうんだw」

「アメフトとは違うもんなのかな?」

「違うねぇw屈強な男達の方が、まだマシな気がするよ」

スポーツの世界はよく分からないから、それ以上は突っ込まなかった。

さっきのケン君じゃないけれど、土足で踏み込むようなマネは出来なかったから。

タイミングよく俺の担当が終わったら、ケン君に茶の間へ行くように促された。

「終わったぞ、洗い物」

「翼君、お疲れさま。翼君の子供時代の話、色々聞かせてもらっちゃったぁw」

「余計な事言ってねぇだろうな?姉ちゃん」

「あたしは真実しか喋ってないも〜んだw」

ニヤニヤしてるという事は、多分黒歴史を暴露したのだろう。

俺には誇らしい歴史なんて無いから、仕方ないけど。

「そっちはそっちで、どうせあたしの悪口で盛り上がってたくせにさぁw」

「それはないな。俺は色々言ったけどケン君は何も言ってねぇから、悪口で盛り上がってたわけじゃねぇわ」

姉ちゃんは一瞬だけだが、嬉しそうな表情を見せた。

「フンッ、そんなの当たり前よw」

強がりっぽく振る舞う姉ちゃんに、何となくだけど……ケン君に対する想いを垣間見た気がする。

「ところでさ、優依ちゃんがこの辺見たいらしいのよ。翼、一緒に散歩でもしてきたら?」

「何もねぇだろ」

「”翼君が生まれ育った景色を見たい”んだってさ。ラブラブで羨ましいですなぁ〜w」

「恥ずかしいから言わないでよ〜wあたしから言うのはいいけど〜」

今の間に打ち解けたのか?いつも通りの優依ちゃんになっていた。

俺としては安心したけど。

「夕飯までまだまだ時間あるんだし、彼女のリクエストなんだよ?ちゃんと答えてやりなさい」

「分かったよ。優依ちゃん、行こうか」

「うん。ありがとう」

結局俺達は、何もない田舎道を……というか捨てて来た地元を歩く事になった。

いつもならこんな事はしないから、妙な緊張感があって仕方ないが……優依ちゃんのリクエストならやるしかない。

ふわりと優しい風が吹く中を、俺は優依ちゃんの手を握って歩き出した。

「翼君、思い出話聞かせてよ。この土地で……どんな子供時代を過ごしたのか」

のどかな田舎道を歩いて行き、とある一軒の家の前を通りかかる。

「ここは昔、駄菓子屋だったんだ。母ちゃんから100円貰って……学校から帰ったら買いに来てた。ばあちゃんが亡くなったら店閉めたみたいだけど」

「あたしは駄菓子屋行った事ないなぁ。無かったからね」

「爪楊枝に刺さったきなこ餅が好きでさ、先っぽが赤くなってたら当たりで、またもらえたんだよ。後は10円ガムとか、木ベラで食うヨーグルトとかかな」

「あ〜、テレビで見た事あるかも」

「後は外にガチャガチャあってさ、何故かドラクエの絵が書いたジッポみたいな、オイルライターが当たった事あってさぁ。それ持って帰ったら親父に取られたよw”ライターはガキが持つもんじゃねぇ”ってね」

「それはそうだよねぇw危ないもん」

そこからしばらく行った場所に、またもう1軒の家がある。

「ここも何か小さな商店だった所で、色んな物売ってたんだよ。ミニ四駆買ったりしてたし、ジャンプが金曜日に発売してたりね。後は言いづらいけど……エロ本置いてたりしてたんだよ」

「そうなの〜?お世話になってたとか?w」

「ガキだったから買えなかったし、買わなかったよw」

「立ち読みとかは?」

「俺はしなかったけどw学校じゃ話題になってたね。”あのジジイがうるさくて、中々読めねぇ”ってさw」

店員はお爺ちゃんだったが、そういう時の監視が厳しかったそうだ。

「あたしは捨てられてたの見てたからw誰にも言われなかったなぁ」

思い出話をしながら歩き、そこからほど近い場所に公園がある。

まだ遊具が置いてあって、ちらほら子供の姿が見えた。

「ここもよく遊んだよ。駄菓子屋行った後には集合して、サッカーしたりジャングルジム登ったりね」

「フフフッ♪想像したらかわいいなぁ」

「後ね、あそこに何か小さな建物あるじゃん?」

指差した先には、何の目的なんだか分からないが……多分4.5畳程度の広さの建物がある。

公園の敷地内で、窓が付いてはいたが……中は知らない。

「うん、あれがどうしたの?忍び込んだとか?w」

「違うよwあの建物の小さな窓にね、蜂の巣があった事あってさ。小1ん時だったかなぁ……”蜂の巣怖ぇ〜”とか言ってたんだけど、”石投げてみようぜ!”ってなっちゃってさ」

「まさか……投げた?」

「そのまさかよw”俺が投げてやらぁ!”って言ってヒョイって投げたんだ。そしたら当たり前だけど5・6匹に追っかけられてw腕刺されて痛いわ、母ちゃんには怒られるわで大変だったよ」

「アッハハハハハッ!それは当たり前だよ〜w」

お腹抱えて笑うから子供たちがこちらを見たが、すぐに目を逸らされた。

「何でだろうねぇ、普通に考えたら危険なのにさw根性あるアピールしたかったのかなぁ。バカなガキだったなw」

「無邪気だもんね〜、小学生ってw」

優依ちゃんの思い出話でも、”無邪気”というワードが出て来たから、自分の事も言ってたりするのかと思った。

「普段はこんな風に歩いたりしないし、思い出に浸る事もないんだけど……優依ちゃんと一緒だと……楽しく感じられるなぁ」

「良かった♪あたしは運命の人が、どんな生き方してきたのか知りたいしね。あたしの子供時代とは違って、結構平和に遊んでたんだねぇ。蜂の巣以外はw」

前回の話を見れば分かるが、優依ちゃんの子供時代はかなり特殊だった。

「ねぇ、翼君………あそこは近いの?」

「どこ?」

「翼君が……イヤな思いをしてしまった公園」

元カノと友達の浮気を知り、殴られてフラれた公園の事だろう。

「ここからまた歩くけど……どうして?」

「あたしが一緒に行って……イヤな思い出を消してあげたいんだ。この先も……翼君と一緒に、この町に来たいもん。だから……連れてって?」

切なそうな目をしている優依ちゃん。

他人に抱かれて帰って来る彼女を、嫉妬に狂って「俺が抱いて上書きしてやるんだ!」と息巻いているのと同じかと考えた。

「うん……行こうか………」

俺はギュッと手を握って、その公園に向かって歩いて行った。

小学生時代はチャリで行ったりしたが、中学以降は公園自体行かなくなった。

あの日は確か……本当にたまたまチャリで通りかかったんだ。

あれは今思えば……辛かったけど、通りかかって良かったのかもしれない。

でなければ……何も知らないまま、彼女を処女だと信じたまま愛していた……ただのピエロだったろうから。

その場所に着きはしたが、遊具は撤去されてるし人は居ないし……何だか手入れされてる様子もない。

「こんなんだったかなぁ?ただの荒れ地みてぇになってるな……」

「昔はどうだったの?」

「さっきの公園より広いじゃん?それに遊具も充実してたから結構楽しめたけど……あん時もそうだったような」

「ん?………フフッ♪あれがあればOKだもん」

優依ちゃんが指差したのは、ボロボロの建物……つまりトイレだ。

「翼君、あのトイレ行こう?」

「もしかして………」

「そうだよ。エッチしよ?翼君のイヤな思い出を……あたしとエッチして書き換えちゃお♡」

「何か臭そうだし……大丈夫かなぁ……」

「こういうチャンスは逃しちゃダメ!だって翼君の実家だとご迷惑になるから、エッチ我慢しようとしてたけど……ウズウズしちゃったんだもん♡」

蕩けるような目で懇願されると、NOとは言えない。

「ウズウズするような要素あった?w」

「翼君のかわいい子供時代を想像したらねw後は翔子ちゃんから話聞いてた時もさぁ、”翼君、小さい頃そんな感じだったんだぁ”って考えたら……何でか知らないけどチン○の事考えちゃったりw」

「あたしの子供時代が、チン○まみれの日々だったからかな?w”タイムマシーンがあったら……小さい頃の翼君に声かけて、エッチしちゃいたい!!”とかって妄想したらね……ちょっと濡れちゃったw」

優依ちゃんの突飛な発想に驚かされる。

「凄いなぁw」

「だから………しよ?」

寂れた公園……もはや跡地?と化した場所で、胸をギューッと押し付けるように抱きしめてくれる。

そうなると、俺もムラムラしてきてしまう……。

「優依ちゃん……行こっか」

「うん♡」

今日イチの笑顔を見せてくれた優依ちゃん。

トイレに入ると結構臭くて、鼻が曲がりそうだった。

「オェェッ………きっつ………」

俺はトイレ独特の匂いに弱く、公衆トイレは基本苦手だ。

「ウゥッ………これはちょっと………」

優依ちゃんも、勇み足で入った事を後悔したようだ。

「オマ○コ疼いてたのに……」

「ごめん……俺、無理かも………」

「あたしも……」

急いで出たら、深呼吸で新鮮な空気を取り入れた。

「ハァ〜〜〜〜〜ッ……ヤバかったなぁ……」

「ごめんね、翼君……せっかく書き換えしたかったのに……」

「しょうがないよ。めっちゃ臭いもんwこんな荒れてるんじゃいずれは潰れて、思い出も消えるよ」

「でもね……あたしは諦めきれない……」

優依ちゃんは俺の手を引っ張り、トイレの建物の裏側に回った。

その裏は雑木林になっていて、公園の敷地との間にフェンスが張られている。

「ここなら誰にもバレないよね?ここでしよ?」

「いいの?こんな小汚い場所でさ……しかも昼間だし」

「エッチするなら場所は関係ないもんwオマ○コ疼いたまま帰れないよ………」

フェンスと建物の間という、狭い隙間で密着する。

「ねぇ、こうやって……静かにエッチしよ?」

耳元で囁かれて……ゾクゾクッとした快感を味わう。

「いつも大声出しちゃうじゃん?wたまにはこうして……お互いの吐息感じちゃお?」

囁きというだけで、色気が増す優依ちゃん。

世の中にASMRという言葉が広まる前から、囁き声が大好きで……ビデオなんかをずっと巻き戻して繰り返して、聞いてる内に脳を溶かしていた俺。

「はぁぁぁ………」

「フフフッ♪お姉さんの囁きで感じちゃった?w」

「興奮しちゃった……脳が溶けそう……」

「じゃあ……いっぱい溶かしてあげちゃうね♡」

ただの囁きだが、身体の震えが尋常じゃない。

(チュッ………チュッ……チュッ……チュッ……)

優しいキスも、色気溢れている気がした。

「翼君、あたし今日ワンピースだから……おっぱい見せたくても見せれないんだ……今更後悔してるよw」

実家に挨拶という事で、ふんわりした服装を選んだらしいが……それが仇になったらしい。

「構わないよ。優依ちゃんと一緒に居て、こうしていられるのが幸せなんだから」

「ありがと♪おっぱい味わえない分、お姉さんのムチムチぷりぷりな桃尻を、た〜っぷり味わっちゃって♡」

耳元にくらう”ムチムチぷりぷりな桃尻”というワードに、ライフが0になりかけた。

「あぁぁ………エッチすぎる……」

壁に背中を付けている俺は、ワンピースの中に手を忍ばせて……優依ちゃんの桃尻を触った。

「一応中も清楚気取りでねwおもしろみのない白いパンツなんだw」

「関係ないよ……優依ちゃんだもの……それよりさ、もっと囁いてよ……」

マイナスな言葉はいらない。

ただ、優依ちゃんにエッチで居てほしかったから。

「んっ………んっ……翼君の手つきエッチ♡桃尻がムニュムニュ、ムギュムギュされて気持ちいいよ♪」

「あぁぁぁ………もう……たまんないよ……」

下手したら見つかる状況で、清楚な服装に身を包んだ優依ちゃんの、男を惑わせる桃尻を触っている。

掌に伝わるのはもちもち肌の、肉厚な尻たぶが形を変えていく感触。

「アァンッ………感じちゃう………」

「気持ちいい……たまんないよ………もう……」

「横から手入れて?お姉さんの桃尻を生で触ってほしいの……」

布面積は普通サイズのフルバック。

そこから手を忍ばせて、ゴムの締め付けに挟まれながら桃尻を味わう。

(ムニュッ、ムニュッ、ムニュッ、ムニュッ)

「アァン………はぁん……感じちゃう……お尻で濡れちゃいそう………」

「優依ちゃん……本当エッチ……」

「んっ……んっ……気持ちいい………」

桃尻の割れ目に指を突っ込むと、「ひゃんっ」と声を上げる。

「もう〜♪」

「嫌がってないじゃんw」

中は蒸れていてあたたかく、アナルのヒクつきが直に伝わる。

「すっごいヒクヒクしてる」

「そこはダメ。今はお姉さんが主導権握っちゃうんだからね♡」

こうして宣言される時は、素直に従うのが暗黙のルール。

優依ちゃんは「気分や流れでSにもMにもなれる」と言っていたから。

俺が手を離すと「偉いね♪」と言って、ベルトを外して脱がしにかかる。

囁きと桃尻でいきり立つ肉棒を、真横に立つ優依ちゃんは嬉しそうに眺めている。

「翼君、一旦出しちゃう?ふ〜っ」

囁きと吐息でビクビクしだす俺。

「翼君がイヤな思い出のある場所にさ、大好きなお姉さんに囁かれて勃起したチン○から……たっぷり精子出してぶちまけさせてあげる」

(シコシコシコシコシコ)

「はぁぁぁぁ………」

「気持ちいい?お姉さんの手コキ」

「気持ちいい………たまんな……あぁぁっ」

「かわいいなぁ♡チン○赤黒くなってるぅ。フフフッ♪たっくさんピュッピュッて出ちゃいそうだねぇ〜♡」

(シュッシュッシュッシュッシュッ)

手のスピードが速くなり、早くも限界に達した。

「優依ちゃん……出ちゃうっ!!」

(ドビュウゥゥゥゥッッッッ!!)

「あらあらw真っ白い精子が沢山出ましたねぇ〜♡」

AV女優みたいな雰囲気に「客とかに、誰かM男が居るんだろうな」と読み取れてしまった。

「アァァァ……気持ちよすぎた………」

「今朝早かったから、昨日はしなかったもんね。だからこんなに溜まってたのかな?w」

「優依ちゃん………」

「自分だけ気持ちよくなって終わりじゃないよね?w翼君はそんな子じゃないもんね」

優依ちゃんはパンツを脱いで、肩から下げていた小さなバッグに避難させた。

「履いたままだとダメだからねwお姉さんのオマ○コは、すぐにグッチュグチュになっちゃうもん」

ワンピースをたくし上げて、俺に触るように促した。

今度は優依ちゃんを壁際に追い詰めて、桃尻を揉みながら蜜壺に手を添える。

「アンッ………逆になっちゃったw」

こうなってくると、まるで犯してるみたいな気分になって……俺も盛り上がる。

野外だから余計かもしれない。

「すごい濡れてるよ?」

(ぢゅぷっ……)

中指はすぐに飲み込まれて、中でねっとりと肉と蜜が絡んでくる。

「はぁんっ………んっ……あうっ……んっ……んっ…」

(ぢゅくっ……ぢゅくっ……ぢゅくっ……ぢゅくっ)

「いやらしい音させて、エッチだね」

耳元で囁いたら、小顔なのにプニプニ柔らかい頬にチュッチュッとキス。

「アァァン………気持ちいい………オマ○コが疼いちゃうぅぅぅぅ」

(ぢゅぴゅっ、ぢゅぴゅっ、ぢゅぴゅっ、ぢゅぴゅっ)

「そうだねwこんな音させてるしね」

「はぁんっ……イッちゃいそう……イッちゃう、イッちゃうっ……アッ」

俺に身体を預けて、座り込むのを阻止した優依ちゃん。

「翼君……チン○欲しいぃぃ……もう我慢できない……」

優依ちゃんは背中を向けて、軽く桃尻を突き出した。

「じゃあ、挿れるからね」

ムードも何もないが、短期決戦のパターンは大体こんな感じ。

あるあるかもしれないけど。

蜜壺にニュルリと肉棒が飲まれて、俺は密着しながら小刻みに腰を振った。

「んっ、んっ、んっ……はぁんっ……」

優依ちゃんの香りが鼻腔をくすぐり、興奮度は更に増す。

「優依ちゃん……好き、好き、大好きっ」

壁に押し付けてるから、お互いの吐息が熱く感じられる程に顔も近い。

「アンッ、アンッ、アンッ……好き、好き好き好きっ……気持ちいいっ……んっ、んっ、んっ、んっ」

(チュッ……チュッ……チュッ……チュプッ)

軽いキスから舌を絡ませ、唾液が糸を引く。

「あぁぁ……気持ちいい………優依ちゃんのオマ○コ気持ちよすぎ………イッちゃいそうだよ……」

「いいよっ……中に出して……あたしもイッちゃう……大好きなチン○でイッちゃうっ」

“大好き”の意味は……あえて聞かなかった。

聞いたらきっと……気を遣わせてしまうか、傷つけてしまいそうだったから。

「あぁぁ……イクッ」

(ドビュウゥゥゥゥゥッ………びゅるっ…びゅるっ)

優依ちゃんの名器とシチュエーションで、2回目の早い射精を迎えた。

「いっぱい出たね」

「ありがとう………」

肉棒を抜いて少ししたら、ドロッと白濁液が垂れてきていた。

「ティッシュあるんだけど、今日はあえて拭かないの」

ムチムチぷりぷりな桃尻を露わにしたまま、振り返って微笑む優依ちゃん。

まるでエロ本の1ページだ。

「どうして?」

「翼君の思い出をね、とってもいやらしい姿のあたしで染めちゃうの。”あの公園?あぁ、優依ちゃんが桃尻から練乳垂らした場所ね”って言えるようにw」

「ありがとう………ありがとう………」

今すぐ襲い掛かりたい姿だけど、その言葉の温かさにそんな気持ちは失せていた。

少し経ったらお互いズボンやパンツを履き、コソコソと脱出した。

「フフッ♪まだ誰も居なくて良かったねw」

「そうだね。荒れ地だから助かったかも」

「帰ろ?もう、いい気分で居られるでしょ?」

そっと差し出してくれた手を握り、俺達は実家へ戻って行った。

「あんなに静かにエッチしたの、初めてかもw」

「囁き、マジでエッチだったね。たまんなかったよ」

「ウフフ♪これからもいっぱいしてあげる♡翼君が喜んでくれるなら……何でもしてあげたいもん」

「ありがとう。優依ちゃんと一緒なら俺は……何だって幸せに変えられる自信あるよ」

「あたし達、運命で結ばれてるからね♡」

優依ちゃんが俺が居ない所で何をしていても、必ず俺の元へ来てくれる。

それを信じているから……俺は幸せになれるし、彼女を幸せにしてあげられるように頑張りたい。

改めて……それを誓ったんだ。

帰ったら丁度母ちゃんが畑仕事を終えたようで、採れた野菜を持って庭に居た。

「あら、お帰りなさい。散歩でもしてきたの?」

「あぁ、優依ちゃんがこの辺見たいっていうからさ」

「色々見させていただきました。翼君が蜂の巣にいたずらした公園とかw」

「あぁ〜、あったねぇそんな事w”蜂に刺された〜”って言うから訳を聞いたら、”そんなの当たり前よ!!”って叱った事あったねぇw」

「やっぱ母ちゃんも覚えてたんかよw」

「印象的だったからねぇwあ、そうだ。これ採れた野菜ね。晩御飯に使おうと思うのよ」

種類は忘れたが、確か旬の春野菜だった気がする。

「すご〜い!新鮮ですねぇ!」

「家庭菜園だから形は悪いけどw無農薬だから味は保証するわよ」

「私にもお手伝いさせて下さい。一応料理は出来ますから」

「優依ちゃんの料理はめちゃくちゃ美味いぞ。初めて食べた時に、美味すぎて泣いたからな」

「ハードル上げないでよw」

「事実なんだからいいじゃんかw」

「あらまぁ、本当に完璧なお嬢さんねぇ。ますます翼には勿体ないわぁwじゃあ申し訳ないけど、一緒に支度お願いしてもいい?」

「はい!頑張ります!」

さっきまでエッチなお姉さんだったのに、今は優しいほんわかしたオーラ満載の優依ちゃん。

『来てよかったな………ありがとう………』

母ちゃんの手前、口には出せないけど……心から感謝した。

中に入ったら母ちゃんと優依ちゃんは台所へ、ケン君は足りない食材の買い物に出ていて、姉ちゃんは………1人休んでいた。

「おかえり〜。あんたが買ってきたビールいただいてま〜すw」

「俺じゃなくて優依ちゃんな。優依ちゃんが”挨拶するのに手ぶらはよくない”って言ったからよ」

「そうなん?じゃあ優依ちゃん、ビールいただいてま〜す!」

「は〜い。遠慮なく呑んでね〜w」

台所から返事をする優依ちゃん。

「姉ちゃん、1人だけラクしすぎじゃねぇ?」

「うっさいなぁ。昨日までめちゃくちゃ忙しかったんだから、少し位いいじゃない」

「そうだなぁ。俺が出てってからナースになったから、働いてる所とか見てねぇからな」

「おっ?ちょっとは成長したじゃんwお姉ちゃんは嬉しいぞ〜♪」

コイツ、酔ってんなと思った。

その証拠に?テーブルには3つ程空き缶があった。

「夕飯前に飲み過ぎて大丈夫かよ」

「あたし、酒は強いんだよ〜。あんたはあたしと呑んだ事無いから分かんないだけw」

「そういやそうだな」

実家に帰れば大体はケン君と呑むから、姉ちゃんの酒の強さは知らなかった。

姉ちゃんだけど……知らない事が意外とあるもんだと思った。

離れて暮らして長いし、帰って来てもボーッとしてるだけだったから。

「翼、酒付き合え!w縁側行くぞ〜!」

「はいはい、分かったよ」

素直に従わなきゃ面倒だと悟り、すぐにOKした。

「優依ちゃん、翼借りるね〜w」

「優依ちゃん、ごめん。ちょっと行ってくる」

「積もる話もあるだろうからねぇ。ただ、2人共飲み過ぎないでよ?w」

「りょ〜か〜いw」

姉ちゃんと冷蔵庫からビールを取り、縁側に向かった。

2人で並んで座って乾杯して、俺はタバコに火を点ける。

今更だが姉ちゃんは部屋着として、ダボッとした半袖Tシャツにレギンスを履いていた。

ぶっとい二の腕を露わにして、レギンスはパツパツに張っている。

割れ目は目立ってないが、豊満すぎる巨尻は丸分かりだ。

「ふぅ〜、あんたとゆっくり話すのも久々だよねぇ」

「そうだなぁ。優依ちゃんが手伝ってくれてるからだな」

普段は姉ちゃんも家事を手伝っているが、今回はかなり自由にしていた。

「優依ちゃんってさぁ……辛い事あったはずなのに……あんなに明るく、丁寧に出来てんのって凄いわ」

「そうだなぁ……俺も尊敬してる」

「あんた達見てるとさ……羨ましいんだよねぇ」

多分初めて見る姉ちゃんのしんみりした顔に、何だか戸惑ってしまった。

「姉ちゃん結婚してんじゃんよ。ナースとしてバリバリ働いて、公務員の旦那が居て……羨ましいの度合いで言えば勝ってるだろ」

「そういう表面的なのじゃなくてさw何ていうか……初々しい感じ?お互い想い合ってんのが溢れてる感じ。あたしらには無いからなぁってさ………」

西日に照らされてるから余計に、姉ちゃんから切ないオーラが溢れてる。

「ケン君は姉ちゃんを想ってるだろ。今日ちょっと話したけど……ケン君も悩んでたぞ」

「あいつさぁ……昔はもっと熱かったんだよねぇ。ケガして入院した時はヤケ起こしてたけど……あたしにアプローチしてくる時は、試合ばりにガンガン来てたのに」

「そうなのか……今はどうしたら良いか悩んでたみたいだけどな。姉ちゃんが強すぎるからかもな」

「お父さん似だしねぇあたしはwそれに田舎の入院患者はオヤジが多いから、どうしても勝ち気になっちゃうし。優依ちゃんみたいな……ほんわかした癒し系になれればいいのかなぁ……」

首と背中を後ろに下げるから、豊乳が上向きにアピールされて目立つ。

何だか目を奪われそうになるが……そこは自制した。

「ケン君はそれは望んでねぇんじゃねぇかな。”姉ちゃんが変われば”なんて言っちゃいねぇよ」

「そう?」

「あぁ、”どうしたら正解を出せるのか、いつまでも分からないから時間がかかってしまってる”って言ってた」

「ふ〜ん」

ちょっと口角を上げたら、グイッとビールを飲み干した。

「今日は付き合ってやるよ。だから……俺らが帰ったら、ケン君と話した方がいいぞ?お互い言いたい事、考えてる事は伝えなきゃ……分からねぇもんな」

姉ちゃんはすかさず新しい缶を開ける。

「大人になったじゃんw」

「優依ちゃんのおかげだな。優依ちゃんと出会わなかったら……分からねぇ事が沢山あったから」

「ねぇねぇ、今日散歩行ったじゃん?あんたらさぁ……エッチしてきたでしょw」

「ブッ……ゲホッ、ゲホッ!」

タバコを吸っている最中だから、思いっきりむせた。

「図星かぁ〜wカマかけただけなのにw」

「クッソ!やられた!」

「まぁ、いいじゃん。付き合ってんだから普通でしょ」

「姉ちゃんはどうなんだよ?まぁ、聞くまでもねぇけどなw」

「どういう意味よw」

「ケン君見てりゃ分かるわ。ご無沙汰くせぇしなw」

「うっさい、バーカw久しぶりに彼女出来てエッチしてるからって、調子乗んなw」

それは図星だから、何も言えない。

「自称”魅惑の美人看護師”なんだろ?他からの誘いとかあんじゃねぇの?」

「あ〜、あるような……ないようなw」

「何だそりゃ」

「”付き合いたい”っていう誘いはないのよ。人妻なのは知れ渡ってるし。ただねぇ……入院患者のオヤジ達からのセクハラは日常茶飯事かなぁ。それは誘いに含まれるか……は、微妙だねぇ」

姉ちゃんのセクハラ話なんて普通は興味無いだろうが、何となく聞いてみたいと思ってしまった。

「ご覧の通りのエロボディーよwだから毎回毎回おっぱい触られたり、お尻撫でられたりw怒るとヘラヘラ笑ってんのよ。”減るもんじゃあるめぇw”とか、”お迎え近いから”とかね」

「AVの見過ぎなのよwそんなんでムラムラして、夜中に忍び込んで……なんてパターンあるわけないってのw」

“優依ちゃんがこの町でナースやってたら……多分クビだな”と思った。

「ハハッ、大変だなぁ」

「若い子なんかさぁ、それくらって泣いちゃった子も居るのよ。”看護師って、こんな事されても笑わなきゃいけないんですか”って。だから”触るんなら、あたしにしときなさい!”って言ってやったわw」

「一手に引き受けたんかよw」

「だってさぁ、看護師になるのって大変なんだよ?それを乗り越えてきた子がさぁ、そんな目に遭って夢や希望を潰されたらイヤじゃん。だからあたしが引き受けたのよ」

「効果はあったんか?」

「そうだねぇ。若手からは感謝されてるw”私達のせいで、ごめんなさい”って。あたしは、”いいから、いいから。仕事に誇りを持ちなさい”って言ってあげてるの」

「さすがはトップに立つ器だな」

「ケンもあれ位してくればいいのにねぇ。おかげさまでこの身体は、宝の持ち腐れよw」

自分で豊乳を掴み、上下に揺らす。

「あん?触られたりしてないのか?」

姉ちゃん達の性事情に、何だか興味津々な雰囲気を出してしまう。

「ないねぇw怒られると思ってんじゃん?w」

「日頃の行いだなw」

「そうかもねぇ……ケンもさぁ、お父さんみたいな熱い面あるの知ってるから結婚したようなもんだけど……理想を求めすぎてんのかな」

姉ちゃんは、ケン君にぶつかられたいらしい。

本音と本音をぶつけ合う事の大切さなら、今だったら理解出来る。

過去の俺はそれが出来なかったから、浮気されてしまったようなものだ。

「ケン君が気付けばいいな。俺からは教えてやらねぇよ」

「何で?」

「俺が教えて、ケン君がそれを実践したら……姉ちゃんは喜ぶか?」

「無理だねwカンニングみたいなもんじゃん。確かに、翼だけが分かってればいっか」

姉ちゃんは立ち上がり、縁側に置いてあるサンダルを履いた。

「床に座りっぱなしで痛いわw」

レギンスに包まれた巨尻を、マッサージするかのように揉みだした。

意外にも女性らしい細めの指を、ムニュッムギュッと鷲掴みするようにしていて……当たり前だが収まりきれない巨尻が縦横無尽に暴れている。

思わず「ゴクッ」と生唾を飲んでしまった。

「俺の前で何してんだよw」

「あんたの前だから別にいいじゃん。まさか、ムラムラしたとか?w」

クイッと突き出して見せつけてくる。

今までは何とも思わなかったし、この先も思うわけないと思ったけど……妙にエロく見えてしまった。

優依ちゃんと違ってプリッとしてないし、だらしなく垂れてるっぽいのに……リアルな人妻のエロスを垣間見た。

優依ちゃんが完璧すぎるからこそ、そう見えてしまったのかもしれない。

そして、優依ちゃんを見てきたからか……どことなく歪み始めたのかも。

「んなわけねぇだろw」

言えるわけない。

彼女を連れて来た弟が、”姉ちゃんのでか尻エロッ!”なんて言ったら……結果は見えている。

「じゃあ別にいいじゃんwあたしのでっかいお尻見とけば、優依ちゃんの良さが更に際立つだろうしねぇw」

「バーカw」

姉ちゃんのおかしな献身具合に、ただそう言うしかなかった。

姉ちゃんが軽くストレッチしだしたら、奥からパタパタとスリッパの音がしてきた。

優依ちゃんがお盆を持って小走りしてきた。

「翼君、翔子ちゃん。さっき健太郎さんから電話あってね、何だか大きな道で事故あったらしくて道が塞がってるから、迂回してくるからまだかかるらしいよ」

「あ〜、そうなの?運が悪いなぁアイツはw」

「2人共空きっ腹に呑んでるでしょ?だからお母様と一緒につまみ作ったから、とりあえずこれでも」

お盆には、さっき採った野菜と細切れの肉を混ぜた炒め物があった。

「美味しそうじゃん♪でも、あたしちょっと呑みすぎたからビールは後にしとく。これはいただくけどね〜w」

姉ちゃんは縁側に戻り、小皿と箸を持って茶の間へ向かう。

「翼は優依ちゃんと一緒にお父さんとこ行きな。あっ、そうそう優依ちゃんさぁ……”お母様”なんてやめときなよwそんな立派な家庭じゃないし。普通に”お母さん”でいいんじゃん?」

「さっきご本人にも言われちゃったw」

「優依ちゃんの人柄が表れてるからいいけどねwでも、お母さんもかしこまっちゃうから。普通にしときなよ、普通で。じゃあ、後でね〜♪」

姉ちゃんは茶の間へ消えた。

ただ、ブルンブルン揺れる巨尻に……目を奪われ気味だった。

「翼君、じゃあお父様……ううん、お父さんの所行こ?さっき言われたの。”普通の田舎者なんだから、”様”なんて大それたのはいらないわよw”ってね」

「そうだねw」

笑ってごまかしたけど、罪悪感が拭いきれない。

今だけかと思ったが……その先もあるとは、想像もしていなかった。

優依ちゃんと共に和室へ行き、作ってくれたつまみとビールをお供えする。

「親父、乾杯」

俺と優依ちゃんはそれぞれ親父のビールと乾杯して、俺達も乾杯した。

「親父、美味いだろ?優依ちゃんの料理は最高だからな。感謝していただけよw」

「素材が良いからだよw畑の野菜美味しいし、お肉も良いのだったしねぇ」

「田舎だから酪農家というか、そういう業者が多いみたいだからね」

「お口に合うといいなぁ」

「合うに決まってるよ。”美人が作る飯はうめぇな!”ってがっつくよw」

「そうかなぁwだといいけどねぇ」

しばらくの間、優依ちゃんと親父の思い出話に花を咲かせた。

“仏壇に話しかけてる”という行為にも、優依ちゃんは乗っかってくれて「お父さん、聞いてくださいよ〜」なんて言いながら話を振ったりしてくれてた。

「優依ちゃん、ありがとうね。親父も喜んでるよ」

「色々聞かせてもらったから、ますます翼君の事知れて嬉しいもん」

「自分がさぁ、こんな漫画みたいな事やるとは思わなかったしw優依ちゃんも乗っかってくれるとは思わなかった」

「あたしと翼君は、運命で結ばれてるんだもん。だからお父さんとお母さんに感謝してるから。2人が出会わなかったら、あたし達も出会わなかっただろうから……だからご両親には感謝しかないもん」

「ありがとう………」

優依ちゃんの優しさに改めて感動する。

性に奔放だけど……こうやって優しくてあったかい人だから、俺はどんどん惹かれていくんだ。

そうこうしてる内にケン君が買い出しから戻り、優依ちゃんは再び台所に立った。

「え〜っと………そうだ、お母さん。このお野菜でペペロンチーノ作らせてもらえませんか?」

「ペペロンチーノ?どんな料理?」

母ちゃんはペペロンチーノを知らないらしい。

「ちょっとピリッとするパスタです」

「あらまぁ、翔子がますます呑みそうねぇw」

「いいじゃんいいじゃん!ペペロンチーノ!あっ、こういう時は……」

手に鈴?を持つようなジェスチャー。

「チリンチリ〜ン♪オーダー!野菜たっぷりのペペロンチーノ!」

今は無い番組の一幕をマネしている。

「ウィー、ムッシュ!wあっ、ムッシュは男性って意味だったw」

オーダーといえば、ウィー、ムッシュ。

今の若い世代は分からないだろうな。

「いいんじゃん?ムッシュでもw」

「やかましいわ!!wこれでもくらえ!!」

姉ちゃんが巨体とは思えないスピードで、座ってる俺の背後に回った。

そのままヘッドロックをかけてくる。

「誰が男だ!この美人看護師つかまえといて!!w」

ぶっとい二の腕は意外と柔らかく、なおかつ豊乳が後頭部に当たる当たる。

「いってぇって!タップだタップ!」

床をバンバン叩く俺だが、姉ちゃんは手を緩めない。

「男がタップすんな!w彼女の前で降参すんなし!w」

ムニュッムギュッと押し付けられる豊乳に、ちょっと下半身がヤバかった。

「こら!あんた達、いい大人が何してんの!小学生みたいなマネはやめなさい!」

母ちゃんというレフェリーが止めに入った。

「あ〜、いってぇ……母ちゃん、俺は被害者だぞ」

「相変わらずだなぁ〜。でもまぁ、泣かなくなっただけ成長はしたかぁw」

「フフフッ♪仲睦まじい姉弟でいいねw」

優依ちゃんは微笑ましくしてるし、ケン君はどうリアクションしていいか分からず戸惑ってる。

「ごめんねぇ、優依ちゃん。お見苦しい所を」

「いえいえ、楽しませてもらいましたからw」

「優依ちゃんが来たから、何か明るくなったんだよねぇ。今まではこんな事無かったしw」

それは俺も思った。

出て行ってから帰って来ても、こんなバカなマネする事は無かったから。

多分姉ちゃんも嬉しいんだろうな。

プロレスは終わり、母ちゃんと優依ちゃんは料理を始めて……メインのペペロンチーノが出来たら夕飯タイム。

「美味っ!ペペロンチーノやば〜い!」

「ウチの野菜でこんなオシャレな料理がねぇ〜」

母ちゃんは和食が多いからか、パスタは珍しいそうだ。

「うんうん、他のも美味しいなぁ」

「だろ?優依ちゃんは料理上手だかんな!」

「あんたがドヤ顔してどうすんのよw」

「優依ちゃんはドヤ顔しねぇから、俺が偉大さを伝えてぇのよw」

「恥ずかしいからやめてw素材が良いからだし、お母さんの味付けも最高よ。色々勉強させてもらいました」

「土地によって違うみたいだからねぇ。私も優依ちゃんの味付け好きよ?こちらこそ勉強になりました」

母ちゃんも優依ちゃんの料理に満足してるようだ。

「ケン、そういや何か瓶ビール買ってきてなかった?」

「今、持ってくるよ」

ケン君は見た事ないラベルの瓶ビール2本と、グラスを4つ持ってきた。

母ちゃんは酒飲めないから、4人分になる。

「ん?そのビール何?」

「最近ここらで売り出されてる物だよ。ご当地のクラフトビールってやつさ」

オリオンビールとかみたいに、全国で見かけるご当地ビールしか知らなかった。

「へぇ〜、美味しそうですねぇ」

「気ぃ利いてるじゃんwこんなの買ってくるなんてさぁ」

「せっかくだから、楽しんでもらいたいし」

姉ちゃんのイヤミ?イジリ?みたいな物言いにも、ケン君は堂々としていた。

昼間は散々だったからか、何か思う所があったのかもしれない。

グラスが配られ、瓶を1本開けたら……優依ちゃんがひょいっと持った。

「翔子ちゃん、グラスちょうだい」

「え〜、いいの〜?美人にお酌してもらえてラッキー♪w」

ビールが注がれていくグラスの向こうで、ケン君がもう1本の瓶を開けようとしていた。

「健太郎さん、そっちはそのままで。注ぎますからグラス出して下さい」

「い…いえ………お客さんに注いでもらうなんて……」

「そうだよ〜。勝手に呑ませてりゃいいじゃんw」

「それはダメw手酌は出世しないから。だから健太郎さんのグラスをこっちに」

「す、すみません………」

ケン君は申し訳なさそうにグラスを差し出す。

「それは知らなかったわぁ〜wあたし、お酌とかした事ないからなぁ。忘年会だか何かで1回ケンカになった事あったねw”お酌しろよ”って偉そうにしてた先生にさ、”それ位自分でやって下さいよ”ってキレちゃってw」

「よくクビにならなかったなw」

「あたし優秀だしw」

ビジネスのジンクスを叩き伏せた例外が居たようだ。

優依ちゃんは俺にも注いでくれて、優依ちゃんのグラスには3人で少しずつ注ぎ返した。

このビールのスッキリさ加減が、ペペロンチーノの味を引き立てるというか、脂っこさをいい感じに消してくれていた。

料理とビールに舌鼓を打ちながら、明日の予定を話し合う。

「あたし、来る前に調べたんだけど……海が近いっちゃ近いよね。何かオシャレなお店もあるみたいだし、美味しい海鮮なんかもいいなぁって」

「そうだね〜。何か土地開発?的な感じに力入れてるみたいでさぁ、観光地化したいんじゃんw」

「景色もステキみたいだし、行ってみたいなって」

「いいじゃんいいじゃん♪あたしも海久しぶりだからなぁ〜」

「あたしはいいから4人で行きなさい。留守番してるから」

「もったいないなぁ〜、せっかく息子が彼女連れて来たのに、一緒に遊びに行かないなんてさぁ」

「歩き回ったら疲れる歳なのよwそんなばあさん居たら邪魔でしょ?それに、翔子も少しは夫婦の時間を大事にしなきゃダメよ」

母ちゃんなりの気遣いなんだろうか?

「はいはい、分かりましたよ〜」

あからさまな渋り顔の姉ちゃんに、ケン君の顔も少し曇る。

「じゃあ優依ちゃん、明日は楽しんできなさい。翼は帰って来ても観光しないせいで何も知らないから、頼りないとは思うけどw」

「分かりましたw今度はお母さんも一緒に行きましょうね」

「そうだねぇ、夏には行きたいねぇ」

優依ちゃんはきっと本気だ。

営業長いけど、これは社交辞令なんかじゃないと思う。

それが母ちゃんに伝わってればいいと願った。

とりあえず明日の予定が決まったら、もう1本の苦味が強いビールを開ける。

味の変化が更にいいスパイスになり、夕飯を美味しくいただいた。

夕飯後は、俺と姉ちゃんが洗い物担当。

姉ちゃんはめんどくさがったけど、母ちゃんがケン君を気遣ったからだ。

ぶつくさ文句言いながらも、食器をしまうのはちゃんとやっていた。

母ちゃんは風呂を沸かして、優依ちゃんとケン君が話をしていた。

まともに会話したのは、今が初めてだろう。

癒し系だから、少しでもストレスが減ればいいのだが……多分大丈夫だろうな。

風呂が沸けたら母ちゃんは1番風呂に入り、そのまま寝ると言っていた。

母ちゃんが風呂から上がったら、姉ちゃんが風呂の順序を仕切り出す。

「次は優依ちゃんが先に入りなよ」

「翔子ちゃんと健太郎さんが先に入ればいいんじゃ?」

「ケンの後じゃお湯が少ないわよwだから先にゆっくり入ればいいじゃん。長旅で疲れてるんだし、ケンはその後でいいわよ」

「運転して来たのは翼君だから、あたしはそこまでじゃないけどw」

「翼はラストでいいんじゃん?wちょっと今夜借りるから。あたしの酒に付き合ってもらう約束したし」

優依ちゃんにはあらかじめ話していた。

「久しぶりに姉弟で呑むのもいいんじゃない?あたしは気にしないで、先に休ませてもらうから」と言って、気を遣ってくれた。

本当は一緒に風呂入って、一緒に寝たかったけど……実家だからと一緒に風呂は諦めたのだ。

優依ちゃんは先に風呂に入りに行った。

ケン君が風呂の使い方を説明してくれるそうで、そこはお任せした。

春になる前に風呂が壊れたらしく、いい機会だからと風呂をリフォームしたらしく……俺は使い方を知らない。

そして姉ちゃんに捕まってしまったから、少し優依ちゃんと離れる時間が多くなってしまった。

姉ちゃんとあーだこーだ話をしながら呑んでいたら、優依ちゃんが風呂から上がってきた。

「お風呂先にいただきました〜。新しいお風呂って凄いねぇ」

まだ乾ききっていない髪がキラキラしてて、すっぴんの素肌も美しくて、ほんのり赤くなった頬も新しく買ったパジャマもかわいい。

水色のシンプルなパジャマに、襟や袖口にフリルがあしらわれたかわいらしいデザイン。

「優依ちゃん、マジですっぴん!?全然変わんないじゃ〜ん!しかもパジャマかわいいしw」

「ありがと♪普段はTシャツとショーパンなんだけどw今回の為によそゆきのパジャマ買っちゃったw」

「そんな事しなくて良かったのに〜wあたしなんかタオルとパンツでウロウロしてんだからw」

「優依ちゃんにそれやらせんなよw」

「健太郎さんがお風呂入りに行ったから、次はどっちかが入るんだよ」

「オッケ〜♪優依ちゃんも1杯やってく?」

「ごめんね〜、そうしたい所だけど……お風呂気持ちよくて、眠気がきちゃったからさ」

「そっかぁ。じゃあしょうがないねぇ」

「翼君、あたし先に休ませてもらうよ」

「あっ、じゃあ部屋案内するよ」

1階の廊下に荷物を置きっぱなしだったから、それを持って2階に上がる。

2階は姉ちゃん達の寝室、物置がわりになった俺の部屋、少し離れて客間の和室がある。

俺が実家に帰った時は、この客間に寝るのだ。

勝手に物置にされたのは最初はムカついたが、2回目以降は慣れたし、こうして優依ちゃんと来るとなれば……広い和室がありがたい。

シングルベッドに2人は狭いから。

「ここだよ」

「何か旅館みたいだね」

掛け軸とかがあるからか、優依ちゃんにはそう見えるらしい。

俺も風呂に入る為に、そのまま寝間着に着替えた。

「優依ちゃん、ごめんね……ちょっと離れちゃうけど……」

ギュッと抱きしめて謝る。

「いいよ。翔子ちゃんを楽しませてあげて?お母さんも、”翔子があんなに笑ってるの久しぶりだから”って言ってたし」

「そうなの?」

「色々大変なんじゃん?仕事がさ。あたし達は、帰ったらまたいっぱい居られるから。今は大丈夫だからね」

「うん……ありがとう………大好き」

「あたしも大好き♡おやすみなさい」

切ない気持ちになったまま茶の間へ行ったら……一瞬にして気分が壊されてしまった。

「おかえり〜、意外と早いじゃん?そのまま盛り上がってるかと思ったよ〜w」

姉ちゃんは服脱いでて、キャミソールとパンツだった。

ゆるいキャミソールは豊乳ではち切れそうで、裾が上がって腹は見えてる。

パンツは黒で……しかもTバックだった。

茶の間開けたら、丁度冷蔵庫からビール持ってきてる所だったから、全貌が拝めた。

「何してんだよ、何か着ろっての」

騒ぐと1階で寝てる母ちゃんが起きるかもだし、優依ちゃんにも聞こえるかもしれない。

だから静かめなトーンで言う。

「別にいいじゃんwリラックスモードだも〜んw」

テンションは高いが、声のボリュームは大分小さい。

俺に合わせてるんだと思う。

「あのなぁ……ガキん頃じゃねぇんだぞ。ケン君だって何て言うか」

「風呂上がったらそのまま寝るもん、あいつはwだから見られる心配はしなくていいぞ〜」

姉ちゃんのこんな格好を見るのは、多分小学生以来だ。

昼間の件もあり、ちょっと意識してしまってるから……今、こんな格好を見るのはまずい。

寝間着にしたからジャージだし、勃起したらテントが張ってごまかしが効かないから。

「もしかして勃っちゃうの心配か〜?w別にいいじゃん。こんなムッチムチエロボディー拝んだら勃っちゃうのはw」

「はぁ……しょうがねぇなぁ……」

呆れたフリしてごまかして、とりあえず何も言わないようにした。

姉ちゃんと改めて缶ビールで乾杯して、夕飯の残りをつまみに呑み始めた。

茶の間にはソファーは無いから、座布団に座るのだが……対面に座ればいいのに姉ちゃんが隣に来た。

ゆるいキャミソールから谷間が見えて、ある意味で目の毒だ。

「今日優依ちゃんと色々話してさぁ、やっぱり美人だけど努力してんだなぁ〜って分かったよ。女同士、肌とか身体とか色々悩みが同じだからねぇ」

「姉ちゃんはあれか?悩んではいるけど、努力する暇がねぇって話か」

“優依ちゃんと比べたら老けてるし、身体だらしねぇもんな”と言いたかったが、下手に否定して騒がれたりプロレス技かけられたら面倒だから、あえて否定はしない。

「そうかもねぇ〜。あたしって元が良いじゃん?wだから油断もしてたし、優依ちゃんみたいに老若男女会う仕事じゃないから、肌ケアとかサボってたw」

「ナースだって老若男女会うだろw」

「こんな田舎だよ?年寄りがメインかなぁ。だから”別にいっか”ってなってたら……歳の割に老けたよねぇw優依ちゃんに色々化粧品とか教わったよ」

「ならこんな時間に呑んでんじゃねぇよw」

「努力は後でやるw帰って来た時位、お姉ちゃんの相手しろよ〜」

豊乳を腕に押し付けながら、ぐわんぐわん揺らしてくる。

「あっぶねぇなwビールこぼれんだろ」

「何か楽しくなっちゃったからね〜♪」

優依ちゃんより大きい分、肉感がヤバかった。

「しょうがねぇなぁw」

「嬉しいだろ〜?大きなおっぱいでグリグリされてんだし〜w」

「そうだな。魅惑の美人看護師の巨乳当てられて、光栄に思うわ」

否定しないシステムを貫く為、こういう物言いをするしかない。

「優依ちゃんは確かEカップって言ってたかなぁ。数字は教えてくんなかったけどw翼も知らないらしいじゃん」

「そんな話してたのかよwそうだなぁ、数字は聞いた事ねぇし、聞き出す事もしてねぇしな」

「あたしは95センチのGカップ〜♪ヒップは97センチ〜♪」

聞いてないのに数字を宣言する姉ちゃん。

「すんげぇ数字だなw現実味ないわ」

「たださぁ、ウエストは70位だからw肩幅広いし、腕も脚も太いから……喜ばれる数字じゃあないよねぇw」

「身長も高いしな」

「175だもんw」

「喜ばれる数字じゃないって言ったけど、喜ばれてぇのか?」

「まぁね〜。そりゃあ女だし」

「そういう目線はいらねぇタイプだと思ってた」

「一応欲しいよw昔はモテてたから、正直ウザかったけどさぁ……段々とそういうの少なくなったら欲しがるよねぇw」

「そういや、姉ちゃん人気者だったもんな。俺も羨ましがられたわ」

「そうなん?」

「”あんな美人でスタイル良い姉ちゃんが毎日家に居んだろ?”って。”プロレス技かけてくるから”って言えば、”いいなぁ〜”って言われまくったw”会わせてくれ”なんて言われた時期には、姉ちゃん大学行ってたからここに居なかったもんよ」

「それはモテてるのかぁ?wどう考えてもヤリたいだけじゃんwまぁ、そんなもんかねぇ」

やれやれって感じで立ち上がり、新しいビールを取りに冷蔵庫に向かう。

Tバックが食い込みすぎてノーパン状態だし、軽くセルライトが浮かび気味な太腿と、肉が垂れてる巨尻が揺れる。

優依ちゃんの桃尻に比べるとあれだけど、何だか目が離せないでいた。

俺はそのまま姉ちゃんを追いかけていった。

冷蔵庫を漁る姉ちゃんは、横に立った俺に声をかける。

「な〜に?お姉ちゃんのお尻に釣られてきた?w」

「タバコ吸いに来たんだよw」

「もったいないなぁ〜w美人なお姉ちゃんがこんな無防備な格好してんだぞ〜?w」

「まぁ、タバコ吸いに来たのはマジだけどさ……」

この時は結構酔っていた。

意識はあるけど、酔っ払いには間違いない状態だ。

冷蔵庫からビールを取り出して、俺の左隣に姉ちゃんが来た時に……巨尻をサラッと撫でてみた。

「”このエロい尻に触りたくて……”って言ったらどうするよ?w」

「本当に触るとかw」

「姉ちゃんが男の前で、そんなでけぇ尻揺らしてんのが悪りぃんだよw」

オシャレの意味で露出度が高い女性に、「そんな格好してっから触られるんだ」と言って性犯罪に走るヤツみたいな台詞だけど、ヘラヘラしながら言ったからオブラートに包まれてると思う。

「で、あたしのでっかいお尻はどうでしたか?w」

エアーマイクでインタビューしてくる。

「肌に潤いが足りねぇなw後は……」

直後に軽く円を描くように撫で回す。

「何かボコボコしてんなw」

「触って確かめてから言うなw」

姉ちゃんも酔ってるからか、何だか嫌がってる感じがしない。

「Tバックだから下尻の垂れ具合が目立つなwフルバックで隠せば良かったのによ」

下尻をポンポンポンと弾ませる。

バカなフリして触ってるけど、実際かなりヤバい事してるスリルと……やっぱり女だから、触ってると興奮してしまう。

悟られないようにするのに必死だった。

「これから努力するし〜w夏には美肌の美尻になる予定だし〜w」

「本当かぁ〜?じゃあ夏にどうなってるか楽しみだなw」

おふざけしながらも触り続けて、リアルな人妻のエロスを味わう。

「てかさ〜、触りすぎじゃない?wカサカサ肌のボコボコ肌なんじゃなかったっけ?」

「摩擦でキレイにしてやろうと思ってなw」

実際手が離せなかった。

優依ちゃんとは比べるだけ申し訳ないのに……やっぱり欲が勝ってしまうんだろうか。

やたらエロくてしかたなく……もっとしたくなってしまう。

何となくだけど、優依ちゃんの病気が分かったような気がする。

「何だよ〜、そんなにお姉ちゃん好きか〜?w」

「姉ちゃんこそ、手ぇ払わねぇじゃんw」

片手どころか両手にも収まらない、97センチなんてサイズを聞いたら……触り続けていたくなる。

優依ちゃんという、完璧なお人形さんタイプの彼女が居ながら……俺は今、実の姉ちゃんのだらしない巨尻に触れていて……背徳感をもっと堪能したくなった。

タバコを消したら横に密着して、じっくりねっとりと撫で回し続ける。

「もう〜………ダメだってばぁ……」

でかい身体をクネらせて……でも手は払い除けなくて……姉ちゃんも喜んでる?と思ってしまう。

男のバカな勘違いかもしれないけど。

「何かさぁ………手ぇ離せねぇんだよ………姉ちゃんから」

「んっ………んっ…………」

「何だかんだ言ってもさ……女の尻だもんよ……興奮してきた……」

「もう……バッカじゃないの………んっ……んっ……はぁんっ……」

小さく喘ぐ姉ちゃんに、更に興奮してしまった。

「姉ちゃんさぁ、病院ではこんな風にならないんだろ?」

「ならないよぉ〜、こんな長く触られないし……しかも生だし……」

「じゃあ、かなり久しぶりか?」

「そうだよ……悪いのかよ〜……」

ケン君も触らないらしいから、かなりご無沙汰なんだとは知っていたけど。

「そろそろやめる?」

「翼はやめれんの?」

「やめれないかも………すっげぇ気持ちいいし」

人間の欲とは怖いものだ。

大切にしたい彼女が居るのに、姉ちゃんのだらしない巨尻を触るのをやめられないとは……。

俺も……奥底は歪んでいるのかもしれない。

「じゃあ……やめないでよ。そのまま………」

目つきがトロンとして、オンナの顔になる姉ちゃん。

豪快でも、勝ち気でも、強気でも、やっぱりオンナなんだと……実感した瞬間だった。

「姉ちゃん……顔エロいな」

「あんたが触るからでしょ……責任取れ」

俺はOKサインと受け取り……そのままキャミソール越しに豊乳に片手を伸ばした。

「アンッ………」

「でっけ………さすがGカップw」

「だろ〜?w爆乳だもんね♡」

(ムニュッ、ムニュッ、ムニュッ、ムニュッ)

「バカでけぇ乳しやがってwしかも重てぇしw」

「ずっしりしてるでしよ〜?持ち上げてみ?」

姉ちゃんの真後ろにピタッと張り付き、両手で豊乳を持ち上げてみた。

「重っ!キロ単位だろ」

「でも柔らかいっしょw」

「本当だな」

スイカみたいに重みがあるのに、キャミソール越しだけど柔らかさがリアルに伝わる。

(ムギュッ、ムギュッ、ムギュッ、ムギュッ)

「はぁんっ……んっ……アッ……アッ………」

「ハァ……ハァ……ハァ……姉ちゃんのおっぱい……ヤッベェな……気持ちいいな」

「息荒いwこのスケベがw」

「姉ちゃんもだろ?でっけぇ尻をグイグイ押し付けてきてるしw」

巨尻に肉棒が押し潰されて、ジャージの中で膨らみ続けている。

「アァン………感じちゃう………んっ……んっ……」

“胸がデカい女性は感度が悪い”というのは、結局個人差なんだと分かった。

「たまんね………このおっぱい……」

巨乳物のAVの如く、ぐわんぐわん揉みしだく。

垂れてるからか、方向も縦横無尽にいける。

「アァァンッ……声出ちゃう……声出ちゃう……」

自分で口を塞ぐ姉ちゃんを、後ろから犯してる背徳感に股間の勃起はかなりヤバい。

「姉ちゃん……チン○出していいか?もうヤベェよ……」

「しょうがないなぁw一旦お姉ちゃんのでっかいお尻にかけちゃいなさい」

振り返ってニヤッと笑うから、俺は言われるがままにジャージとパンツを脱いだ。

いきり立った肉棒に、姉ちゃんは目を輝かせている。

「アハハッ♪めっちゃ勃ってんじゃんwお姉ちゃんでそんなになるとか、マジ変態w」

「しょうがねぇだろ………姉ちゃんの身体がよ……だらしないくせにエロいんだから……」

「何だそりゃwまぁ、嬉しいから許してやろうw」

姉ちゃんが巨尻を突き出したから、割れ目に挟んで上下に擦り付けた。

「あぁぁ……気持ちいい……」

「はぁんっ……あっつい………チン○感じちゃう……アァンッ」

セルライトが浮かぶ尻肉で、両側からプレスして肉棒を挟むと……見た目はボコボコしてるのに肌質がたまらなかった。

「すっげ………柔らか……」

「潤い足りないんでしょ?wなのに気持ちいいの?」

「ごめんな……めっちゃ気持ちいい……肉がたまんねぇぇ」

「はぁぁん……チン○マジであっつい……こんなの久しぶりぃぃ……」

「あぁぁぁ……イキそっ……」

(ドビュルルルルルッ!!)

姉ちゃんの巨尻を、大量の白濁液で汚してしまった。

「あっつwめっちゃ出たじゃん」

「あぁぁぁ……気持ちかった……」

姉ちゃんは手で白濁液を掬い、そのまま口に運んだ。

(ジュルルルッ)

「姉ちゃん……」

「懐かしw精子ってこんな感じだっけ」

「飲んだ事あんのかよ」

「むか〜し付き合ってた男がね、大体口ん中に出すからw今はティッシュが近くに無いし、捨てたらバレバレだから飲んでやったwお姉ちゃんは優しいな〜♪」

弟の白濁液を飲む姉ちゃんの姿は、とんでもない淫乱女に見えた。

もちろん、いい意味で。

「優しいついでにさぁ、このガッチガチなチン○舐めさせろ♡」

姉ちゃんはしゃがんで、豊乳の谷間を見せつけてから肉棒を咥え込んだ。

「おぉぉっ……」

(ぢゅるっ……ぢゅるっ……ぢゅるっ……ぢゅるっ)

顔が前後に激しく動き、あったかい口の中で擦られている。

「じゅぼっ……じゅぼっ……じゅぼっ……どうだい?気持ちいいかい?w」

「あぁぁ……めっちゃ気持ちいい……たまんねぇ」

(ぢゅーーーっ………ちゅぽんっ!)

「よし、キレイになったw」

「ありがとな、姉ちゃん。洗ってねぇのに……」

「そういやそうだったねwあたしのお尻に擦り付けたから、そんなの気にしなかったわ」

姉ちゃんは立ち上がって、微笑んで俺を見る。

こうなってくると、姉ちゃんもとてもかわいく見えてくる。

他人から見ればかわいいんだろうが、俺から見たらただの姉ちゃんだから意識は無かった。

優依ちゃんが高級イタリアンやフレンチだとすれば、姉ちゃんはマック的なジャンクフードだ。

本当なら高級な飯や物ばかり味わいたいが、たまにはジャンクな物も食べたくなるような気持ち。

だらしない身体だけど……味わい尽くしたくて仕方ない。

「翼、一旦休憩しよ?」

「このタイミングで?」

「口の中べっとりするからwビールで洗い流す」

姉ちゃんはビールを取り出して、俺にも渡してきた。

こんな展開は望んじゃいない。

俺はこのまま姉ちゃんとエッチしたくて仕方ない。

そう思ったら、あの日……俺が童貞である事を隠していたから戸惑った時に、カラオケの電話が鳴って優依ちゃんがガッカリした瞬間の気持ちを理解した。

(プシュッ)

姉ちゃんはそのまま缶を開けて、ゴクゴクとビールを呑み出した。

俺も仕方なくビールを開けて、タバコに火を点けて休憩する。

姉ちゃんはTバックで巨尻を露わに、俺は下半身は何も身に付けていない。

「翼、大丈夫。あたしもこのまま終わるつもりないし」

「えっ?マジか?」

「当たり前じゃんwお姉ちゃんは欲求不満だよ?火点けたまんま終わるわけないしw」

「バレてたかw」

「バレバレだよwあんたの目が”お姉ちゃんとエッチした〜い!もっとムッチムチエロボディーを楽しみた〜い!”って言ってるもんw」

「なら良かったわ。バカでかいおっぱいも、垂れたでか尻も、この太腿もマ○コも全部味わいてぇ」

「褒めるんだか貶すんだか、どっちかにしろw」

横から巨尻のヒップアタックをくらい、一瞬グラつく。

「ハハハッ♪どうだい?お姉ちゃんのでっかいお尻をくらった気分はw」

「どうせなら顔にしてくれよw」

「しょうがないなぁ〜w昔はやらなかったエロいプロレス技くらいたいらしいね。この変態めw」

何だか妙に和んでしまったが、終わりじゃないなら気分は昂る。

タバコを吸ったら、ビール片手に巨尻をお触りする。

「翼、お尻好きなん?」

「そうだなぁ。大好きだな」

「優依ちゃんのも触りまくりか?w」

「当たり前だろ。挨拶代わりに身体触ってるわ」

「いいねぇ♪そういうのが秘訣らしいよ。あたしらには無いやつw」

「俺が居なくて残念だったなwもしこのまま居たら……俺がケン君の代わりに触りまくったのにw」

姉ちゃんのケン君への気持ちを確かめたかった。

「あんたに触られるのとは違うもんw翼に触られるのは……何か浮気?みたいな感じでいいんだけど、やっぱり本命がいいじゃん」

「何だ。やっぱりちゃんと愛あるんじゃねぇか」

「ガッカリした?」

「しねぇよ。むしろ良かったって思う」

「そう?」

「結婚したんなら仲良く居てほしいからな。ケン君がイヤな奴なら……そんな風に思わない。大事な兄貴だからこそ、姉ちゃんと幸せになってほしいわ」

「言うようになったなぁwエロガキのくせにw」

「今はさ、お互い火遊びっつーか……スパイス感覚でいいんじゃん?」

浮気や不倫をする奴は、きっとこういう台詞を吐いているのだろう。

優依ちゃんはどんな気持ちだろうか?と思ったが、そこは押し殺した。

身体が疼く病気だから……スパイスとか火遊びとか、そんなんじゃないだろうと願いも込めた。

話しながらビールは進み、お互い空き缶を置いた。

「さて、再開しましょうかwこの半勃ちチン○をどうしたい?w」

「姉ちゃんの太腿に挟ませてくれよ。で、このでっけぇ巨尻を揉みまくりたいw」

「アハハッ♪じゃあ、潰す位に挟んじゃうから覚悟しときなよ?w」

姉ちゃんが軽く脚を開き、俺は肉棒を挟んだ。

(ムギュウッ)

姉ちゃんは宣言通り、潰す勢いで挟み込んできた。

「ヘヘン♪どうだい?お姉ちゃんの太腿プレス。チン○が幸せだろ〜?w」

(ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ)

軽くクロスさせて前後に動くから、中でどんどんと激ってくる。

「気持ちいい、確かにチン○が幸せな悲鳴をあげてるわ」

姉ちゃんに負けじと俺も巨尻を鷲掴む。

(ムンギュウゥゥゥッ……ムギュッ、ムギュウゥッ)

「アァン♪激しいじゃん♡」

「姉ちゃんも気持ちいいんか?」

「気持ちいいよ♪もっと味わえ♡」

優依ちゃんのが小尻に感じられる程の、姉ちゃんの巨尻を縦横無尽に揉みしだく。

下尻を持ち上げてから、パッと離す遊び的な触り方もした。

「今、やべぇんじゃん?後ろにカメラあればなぁ〜w」

「優依ちゃんにバレたら終わりだよ?撮影はスマホで出来るけどやめときなw」

俺は優依ちゃんにちゃんと話すつもりだから、結局はバレるんだけど……それは俺らの秘密だから黙る。

「姉ちゃんのでか尻と太腿で勃起したわwちょっと動いていい?」

「マ○コに擦るって?w」

「試してみたい」

「やってみなよ。あたしも初めてだから、ドキドキする♪」

優依ちゃんとは立ち素股はやった事ないから、俺も初めてだ。

本当に擦れるのか、本当に気持ちいいのか……不安ではあるがやってみる。

(ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ)

「どう?」

「当たってはいるよ。もうちょいやってみ?」

巨尻を揉みしだきつつ、太腿に挿入してる気分。

(ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ)

「ンッ!………んっ……んっ………気持ちくなってきた」

姉ちゃんの腕が俺を締めつけ、少し爪も食い込んでるのが分かる。

「んっ、んっ、んっ、……はぁんっ……アンッ……アンッ……アァンッ………気持ちいい………」

太腿の中は熱くなって、湿ってるような気がするが……蒸れてるのか、濡れてるのかは定かじゃない。

「おぉぉ………あっつくて………」

「アンッ、アンッ、アンッ、アンッ………はぁんっ……んっ……んっ……んっ……」

俺が動いてたはずだが、姉ちゃんも動き出して……お互いの太腿がぶつかり合う。

「アンッ、アンッ、アンッ、アンッ、アンッ……んっ、んっ、んっ、んっ……気持ちいい……マ○コ擦れて……アァン、イッちゃう、イッちゃうぅっ」

(パンッパンッパンッパンッパンッ)

「アァッ…………イッちゃった…………すっごい久しぶり………」

「姉ちゃん……腕苦し………」

とんでもない力で抱かれるから、危うくオチそうになった。

「ごめん……でも………」

「まぁ、気持ちよくなってくれたならOKだけど」

「ヤバいねぇ………オナニーもしてないから……かなり久しぶりに雷落ちたw」

「そりゃあいい事だwじゃあさ、今度はおっぱい見せてくれよ。自分で捲ってさ」

姉ちゃんは言われるがままにキャミソールを捲り、豊乳を露わにした。

「いいねぇ♪そのままキャミ止めといてよ」

両手でキャミソールを持ったまま、鎖骨辺りで止める。

グラビアなんかで見るような、Tシャツの下は巨乳を包んだ水着!みたいなポーズ。

「でっけぇなぁ……垂れてるけどw」

重力に負けてダラ〜ンと垂れてるGカップ。

大きめな乳輪にぷっくり膨らむ、薄い茶色の小さい乳首。

母乳を出していたであろう優依ちゃんとは、また違ったエロスを感じる。

「夏にはツンと上向きになるし〜w」

「じゃあさ、このTバックに乗っかった肉もか?w」

ウエストゴムに乗った脇腹の肉。

ツンツンといじると、ビクッと震える。

「こら、そんな所に目ぇつけんなwこのでっかいおっぱいに集中しろw」

自分の両手で持ち上げて、ボヨンボヨンと揺らす。

「悪りぃ悪りぃ、でもリアルなオンナを知れた気分だ」

掲示板とかでは、”ちょっとどこか残念な感じの女の方が、セックスするのに丁度いい”なんて書かれていたりする。

姉ちゃんはそっち側になるのか?と思った。

俺はそのまま豊乳を揉み、またぐわんぐわんと回した。

「でっけぇし、重てぇし……でも柔らけぇ」

「んっ……んっ……んっ………はぁんっ……」

自分でキャミソールを捲ってるから、”自分から触らせてます”感がたまらないシチュエーション。

「あぁぁ……何だろこれ………すんげぇぎっしり詰まってる……」

優依ちゃんの”ふわふわマシュマロおっぱい”とはまた違う……肉感たっぷりの豊乳の触り心地。

「アァン………んっ……んっ………」

「おっぱいも感じるんだ」

「普段は感じないwシチュエーションが……」

「だろうな。まさかこんな展開になるとはな」

「そんなんいいよ……乳首もいじりなさいw」

空気が気まずくなりそうなのを、自分からおねだりして戻す姉ちゃん。

「そうだなw」

ピンッと立つ膨らみをちょっと触ると、ビクッと反応する。

指先でコリコリといじると、ビクビクと震える。

「アンッ……はぁんっ………はぁん……アンッ………」

「いい反応するじゃんw」

「乳首触られたのも久しぶりだしぃ……」

「だろうな。入院患者はナース服越しだもんな」

「まぁねぇ………アンッ……んっ、んっ、んっ、ふぅぅぅんっ……」

乳首がかなり弱いようで、俺はちょっと聞いてみた。

「姉ちゃん、乳首舐めてもいい?」

「ごめん、今はマジでダメ」

「何で?」

「舐められたいよ……でも……絶対声出ちゃう……塞ぎきれないかも………」

普通なら、「はぁ?関係ねぇよ」と舐めるだろうが……ここは実家だし、俺達は姉弟だ。

バレたら人生が終わるから、仕方なく諦めた。

「分かった。我慢する」

「あたしが乳首弱いの知ったから、一応確認したんでしょ?」

「まぁね。大体予想通りだったw」

「気ぃ利くじゃんw」

「じゃあさ……こっちはどうしたらいい?」

開き気味の太腿の間に指を突っ込み、布の上から恥部を少し触る。

「アンッ……う〜ん……またさっきのやつやろう?チン○でスリスリw」

「何で?指じゃなくていいのか?」

「声抑える為だから、指よりはいいwしかも気持ちいいし♡」

「じゃあ、それでいくか」

まさかまた立ち巣股をやるとは思わなかったが、気持ちよかったからヨシとしよう。

「今度は脱ぐね」

姉ちゃんがTバックを脱ぐと、毛量は意外と少なめな恥部を見せる。

「毛の処理は昨日たまたまやったw」

「タイミング良かったって?w」

「さぁねぇw」

はぐらかした姉ちゃんは再び俺を抱きしめて、太腿に肉棒を挟み込んだ。

「あたしが動くよ」

身長差はあまりないけど、ガタイのでかさ故に姉ちゃんが動くと……”大女に犯されてるヒョロガリ”な感じ。

豊乳を露わにしている分、生身の身体に包み込まれる感じが……何だかありがたかった。

ギュウッとキツく包まれて、腰をガンガンに振る姉ちゃん。

モリマンなのか?思った以上に擦られて……肉棒が濡れてくるのが分かる。

「んっ、んっ、んっ、……はぁんっ……アンッ、アンッ、アンッ、アンッ……気持ちいい………すっごい擦れるぅぅ……」

(ぢゅぴゅっ………ぢゅぴゅっ………ぢゅぴゅっ)

蜜壺からの液が溢れてるのか?いやらしいメロディーが古い台所に鳴り響く。

「ハァ……ハァ……ハァ……姉ちゃん………」

気持ちよくて興奮したから、俺も巨尻を鷲掴みしてアシストする。

「気持ちいい?お姉ちゃんのお尻と太腿……」

「たまんねぇよ……このでか尻がよ……」

「うぅんっ……気持ちいい………もっと揉んで……」

更に腰の動きが速くなり、姉ちゃんの荒い息が耳に響く。

「はぁぁんっ………アンッ……アンッ………気持ちいい……気持ちいい………あぁんイッちゃう……イッちゃう………アァァンッ」

ガクガク震えながら、太腿を開いたり閉じたりして肉棒を左右から打ちつける。

「はぁぁぁ………気持ちかったぁぁぁ……」

「めちゃくちゃ擦れたもんなぁ……俺のチン○にべっとりだ」

蜜でコーティングされた肉棒は、照明に照らされて艶がエロかった。

「翼……チン○欲しい………」

「俺も挿れてぇよ……でも、声はどうするよ」

「翼、あれやった事ある?立ちセックス」

「いやぁ、ないな」

そもそも初めて聞いた単語だから分からない。

姉ちゃんはシンクに腰を預けて、左足を上げて太腿を持った。

「こういうやつ。分かる?」

「あぁ、なるほどね」

確か動画で見た事あるやつで、まだ優依ちゃんとはした事なかった体位だ。

それと声がどう関係するかは、この時は分からなかった。

「翼……おいで?」

姉ちゃんが腰を前に出したから、俺は左足を持った。

ボリュームたっぷりな肉肉しい太腿の重さを感じつつ、いきり立つ肉棒を下から蜜壺へ侵入させていく。

(ぢゅぷっ)

とろとろに溢れる蜜が、肉棒をねっとりと包んで迎え入れてくれて……意外にも狭い入口を通過する。

「んっ…………」

「姉ちゃん……マ○コ狭いな……俺のでもそう感じるってのは……」

「まぁ、ご無沙汰だし。でも……あんたのは別に小ちゃくないと……思う………アンッ……」

ご無沙汰だと狭くなるのかは分からない。

現に優依ちゃんは経験豊富だけど、名器だから?締めつけ凄いし……と、人体の不思議に頭を張り巡らせたが……どうでもよくなった。

俺は初めての体勢に戸惑いながらも、姉ちゃんの巨体を支えながら頑張って挿入していく。

(ズブッ、ズブッ、ズブッ、ズブッ)

「あぁぁ……姉ちゃんのマ○コすげぇ……キュッキュッて締めつけが……」

「んっ………んっ………久しぶりぃぃ……アァン……」

頑張ってる?感じで声のボリュームを抑える。

「翼………チューしよ?チュー」

その一言に、”声を我慢する対策”だと確信した。

キスしながらだったら、茶の間で正常位とかでも良かったんだろうが……畳に寝転がるのは背中が痛くなるだろう。

立ちバックだと、キスしながらは首が痛むだろうから……これがベストなのかもしれない。

「あぁ……しよう」

チュッチュッと軽いのじゃなくて、声が出せない位にねっとりとした濃いキスがしたい。

俺が口を近付けると、姉ちゃんも狙いが分かったように半開きにしといる。

(チュッ、ぢゅぴゅうぅぅっ………ちゅぱっ……ちゅぽっ……チュウゥゥゥゥッ…)

「んっ………んっ………んっ………ふぅぅん……」

声が出せない代わりに、お互いの舌が絡み合う音が鳴る。

(ブヂュウゥゥゥ、ジュルルルル、ヂュルルルル)

「ハァ………ハァ………気持ちいい………すんげぇ……姉ちゃんの中………潰されそうだ………」

人を潰せる程に肉感的な身体してて、蜜壺の中も圧迫○させそうな程に狭い。

「姉ちゃんは全身が武器だもんな」

そうやってネタにしたが、どうやらネタじゃすまなくなってきた。

「んっ………んっ………翼………奥来てる………お姉ちゃんイッちゃうよ………」

「声出そうになったら………口塞ぎに来いよな……」

姉ちゃんの巨体が熱くなって、蜜壺の中も熱くなって……灼けてしまいそうな程に激っている。

「はぁんっ………イクッ………イクッ………ブヂュウゥゥゥゥッ」

唇で声をひそめて、震える姉ちゃんに俺が言う。

「姉ちゃん………イキそう………姉ちゃんのマ○コで………イキそっ……」

「いいよ………お姉ちゃんのマ○コに………いっぱい出しな……んっ……んっ………」

巨尻を支えるように掴み、後ろに仰け反らす勢いで密着した。

「ハァ……ハァ………イクッ」

(ドビュウゥゥゥゥゥッ……ビュルッ……ビュルッ)

蜜壺の奥の壁にたっぷり流し込むと、姉ちゃんはクスリと笑う。

「出すぎwあんたのタンクは無尽蔵かw」

いつもの姉ちゃんだけど、頬が赤くて息も荒くて……それは”オンナ”だった。

「ありがとな……姉ちゃん………」

「しばらく挿れたままにしなよ。乾く前に抜けば……多分垂れないw」

時間は測ってはいないが、姉ちゃんが足を下ろすように動かしたのを合図に抜いた。

念の為に急いでTバックを履き、俺もパンツを履いて垂れるのを阻止した。

「気持ちよかったぁぁ……まさかあんたとエッチしちゃうなんてねぇw」

「本当だなw」

姉ちゃんは風呂場に行き、少なくなった湯舟にお湯を足して追い焚きもした。

「翼、久しぶりに一緒に入る?」

「あぁ、そうすっか」

昔はよく一緒に入った。

姉ちゃんが中学に入ったのを機に、それはやめたから……10何年ぶりに入る事になる。

姉ちゃんはまた冷蔵庫を開ける。

「まだ呑む気かよw風呂沸けるだろ」

「これが最後wエッチしたらアルコール飛んだし」

よく分からない理屈を述べて、2本取り出して1本を俺に渡してきた。

「風呂上がりはさ、ビールじゃなくてお姉ちゃんのでっかいお尻を味わわせてあげよう」

巨尻を向けて、パチンッと叩いてアピールする。

「もう1回すんの?」

「残念ながら違うwお尻を顔にくらいたいんでしょ?乗っかってあげる♪」

「マジ?ラッキー♪」

「フフッ♪エロガキw」

さっき話してたのを思い出したら、気がはやってビールがグイグイ進む。

そしてタバコも更に美味く感じる。

「そんなに慌てたら悪酔いするぞ?w」

「いやぁ、身体が激ってきたわw」

特に触ったり触られたりしないまま、風呂が沸けたから入りに行く。

「翼、服洗濯すんの?」

「いや、このまま持ち帰る。優依ちゃんのもあるから」

持ってきたビニール袋にパンツを詰めて、匂い漏れ防止にキッチリ結ぶ。

「あぁ、そうだ。風呂ではあたしに触っちゃダメだよ?声出たらバレるしwお湯がバチャバチャしてもバレるし」

「はいよ」

とりあえず賢者タイムで落ち着いてるから、そこは素直に従う。

順番に洗ったら、お互い向かい合わせで入る。

1人が洗ってる間にゆっくり浸かったから、2人の時は狭いのを我慢する形になる。

「翼、今日はありがとうね。あんたと優依ちゃんのおかげで……何か色々考えたよ」

「そっか」

「あたしさぁ……ケンがぶつかって来るのを待ってたつもりで……けしかけてるつもりだった……でも、違ったみたい。あいつは優しすぎるから……あたしからもぶつかりに行かないといけないみたいね」

「お互いがぶつかるのが……1番早い解決策かもな……エスパーじゃねぇんだから……読み取れないなら言うしかないかも」

「そうだねぇ。待ってるだけだからイライラしてるんだろうね……あんた達みたいに……お互いを思いやれる関係になれればいいな」

「それは大丈夫だろ。2人共、お互い思いやってるんだから……意外とすぐに解決すっかもな」

「そうなったらさぁ、この数年がバカバカしくなるかもねw無駄な時間過ごしたって」

「そうやって笑い話になれればOKだろ」

「ありがと♪」

エッチした事は……正解に転びそうで良かった。

風呂から上がって、身体を拭いて髪を乾かしたら……茶の間へ移動した。

「翼、そこに寝る。優しいお姉ちゃんが、エロい弟のリクエストにお応えしようw」

言われた通りに畳に寝ると、ノーパンの姉ちゃんが俺を跨いだ。

「さてさて、カサカサ肌でボコボコしてるけどwもうこのお尻とはお別れだよ?別れの儀式で、その顔を埋めてあげよう♪」

姉ちゃんがゆっくりと腰を沈めてきて、巨尻が俺の視界を埋め尽くし……軽く開かれた割れ目が鼻を包んだ。

声は出さないように我慢する俺。

肉感的すぎる巨尻の圧力に潰されて……肉棒はまたまた勃起した。

「な〜に?お姉ちゃんのでっかいお尻で潰されて勃起?w変態だなぁ〜w」

姉ちゃんは俺に触れる事なく、ただただ圧迫してくるだけだった。

時間は短いが、呼吸が苦しくなった合図をしたら離れていった。

「夏にはあたしは生まれ変わってる予定だからw」

「そん時はまたしてくれるとか?」

「さてねぇw今はまだ何とも言えないなぁ」

期待を込めて、この日はそのまま終了した。

姉ちゃんは寝室に戻り……俺も客間の襖をゆっくり開けた。

時間は確か、日付が変わった頃だと思う。

優依ちゃんは寝ていたが、布団ははだけていてパジャマもボタンがいくつか外れていた。

「優依ちゃん、意外と寝相悪いなぁw環境が変わったから、暑くなったりしたのかな」

仰向けからゴロンと横になり、足を動かしたからパジャマがピチッと桃尻に張り付く。

「優依ちゃん……ごめんね……後でちゃんと、約束通り話すよ。ウソつかないって約束したもんね」

俺もそのまま布団に横になって、昼間の散歩以来の桃尻を触る。

「う………ん…………」

「優依ちゃん……触られたらしたくなるんだよね……夢の中には…‥.俺は居るかい?」

そのまま優しく撫でていると………俺が知らなかった空白の時間の出来事が分かってしまった。

「う……ん………けん…たろ…さん…………もう………おやすみ………」

「優依ちゃん…………」

俺は驚いたが、もちろん声は出せない。

『今のって………まさか………ケン君か………いや、優依ちゃんは……触られなきゃいけないはず……まさか……ケン君が……』

キャラ的にどうしても、人の……義理の弟の彼女に手を出す人には思えなかった。

だから今回の帰省も、何にも疑ったりしていなかった。

飛び起きた俺が辺りを見渡すと、バッグの側に何か落ちていた。

『これは………優依ちゃんが今日履いてた……何でここに……風呂で袋に入れたんじゃ……』

何か嫌な予感がして、じっくり見てみた。

まるで、”見てください”と言わんばかりにアピールするかのように置かれていたから。

白いパンツのクロッチに、何か大きなシミがあって……スッと嗅いでみた。

『ウゥッ………こりゃあ………精子………』

優依ちゃんとケン君も、エッチしたのだろうか……俺にアピールする為にここにパンツを置いたのか……姉ちゃんとエッチした快感も、大量に呑んだ酒も……何もかもが吹き飛んだ。

一応優依ちゃんの横に寝るが、あえて背を向けた。

他人とのセックス動画が来た時は、すぐに飛んでいって話を聞けたが……今は寝ているから出来ない。

自分の罪悪感も蘇り、謎に頭が混乱して……心地よい眠りにはつけなかった。

「優依ちゃん………早く………話を聞きたい……俺も話すから……優依ちゃんも話して………」

事件を起こした俺が、裏で起きていた事件に悩まされるという……”因果応報”で1日目は幕を閉じた。

次回、GW実家帰省:優依ちゃんの空白の時間の真相を投稿予定

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