激裏GATE-エロティカでの女装は需要が少ない?ので、どうかと思いましたが、一応最低限に設定した15pt以上を達成したので続きを書きたいと思います。ありがとうございました。
(続)
前回の話でC君に告られたわけですがその後のことを回想します。以後、C君のことを直也(ナオヤ)とします。
直也から女子制服姿の私が忘れられなくて、好きになってしまったなんて言われたわけですが、実際、どこまで真剣なのか?分からないわけですよ。
あまりマジになられても鬱陶しいし、純粋な恋愛感情みたいなものなのか、それともエッチ目的なのか?
直也との出会いは高一で同じクラスになり、共にテニス部であったことから仲が良くなっていったんですね。
勿論、普通のどこにでもある男友達だったし、高校生男子ですからね、性欲の塊ですよ。いつもムラムラしてましたから、女の話をしては「やりてェ~!」なんてふざけあった仲でした。
そんな直也から、俺の彼女になってくれなんて言われたんですよ。想像してみて下さい。たった一度、女子の制服をふざけて着ただけなのに。
私も直也も所謂ゲイではありません。女が大好きな普通の性欲がある若い男同士なのに、そのふたりが男と女の仲になるなんて普通じゃありません。
私は秘密厳守を条件に交際することをOKしたのですが、しばらくは忙しいと口実をつけて会うことを避けていました。それは、会うのが怖かったからです。それにどんな顔して会えばいいのだろうか?照れくさいですからね。
以前のような男友達の関係には戻れないなと思いました。
そうやって何度か理由をつけて会うことを避けていると、直也からこんなメールが着信されました。
“やっぱり、あんなこと言って迷惑だったかな?俺、自己嫌悪に陥ってる。断りにくかっただろうけど、嫌だったらはっきり言ってほしかった。やっぱり変態だよな?軽蔑するよな…。あれはなかったことにします。ゴメン!”
こんなような内容でした。
このメールを読んだ時の何とも言えない気持ち、感情は今でもまざまざと思い出すことが出来ます。
この時に私の内なる女(アニマ)が目覚めたのかもしれません。
私はBL(ボーイズラブ)的なものは気持ち悪いとずっと思っていたのですが、直也に初めて告られた時はなぜか悪い気はしなかった。それより、嬉しいような気持ちになったのを覚えているのです。別に直也のことは友達以上の感情はないですよ。それなのに…。
色々考えると、しばらくメールを返信することが出来ませんでした。
直也に告られて悪い気はしなかった。でも、自分は直也の前で女として振る舞うことが出来るか?それに恥ずかしいんだ。会うとどんなことが起こるか不安だし、まだ心が決まらない。秘密厳守を絶対条件に会いたい。
そんな自分の複雑な気持ちを伝えたいけど、それを伝えられたのは告られてから半年後。秋になっていました。
メールで正直に伝えたところ、直也は大変喜んでくれました。
取り敢えず一度だけ(男と女として)会ってみて、嫌だと思ったら止めよう。
その時は話すだけで変なことは絶対にしないから。
直也はそうメールを返してきました。
それから色々電話やメールでのやり取りがあり、会ったのは12月になってから。告られてから7ヶ月後でした。
ネット通販でお互いにお金を出し合い色々買ったなぁ。
あまりレディース用の服は知識がないので、膝丈の黒いスカートに白のブラウス。それに下着セット、ロングのカツラにメーク道具。
当時、私は千葉の松戸市、直也は柏市に両親と住んでいたのですが、直也を私の自宅に招きました。当時はラブホテルなんて発想はなく、それに何もしないという約束でしたからね。
家族と同居ですから、まずは母に直也を紹介すると「狭いアンタの部屋なんかじゃなく居間でゆっくりすれば?」なんて言うのです。
「部屋で色々見せたいものがあるから、それに茶菓子とか持っていくから何も気にしなくていいから」と言って直也を連れて部屋に向かいました。
女装した姿を母に見せるわけにはいきません。母もまさか息子が女になって男と部屋でふたりっきりになるなんて思ってもいないでしょう。
鍵はきっちり掛けました。
「下着を着替えるからこっちを見ないでほしいんだけど…」
女物のパンツにブラ、キャミソールに着替え、黒いスカート(タイト)に白ブラウス。
「着たからこっち向いていいよ」
直也は顔を輝かせていました。
それから簡単なメークにカツラを被りました。私はロン毛でしたがやっぱり自毛だと不自然でしたからね。
黒スカートに白ブラウス、初心者の女装ってこんなもので、本当にセクシーさの欠片もなく、メークも拙いものでしたね。それに女の声色、言葉遣いは恥ずかしく、母に聞かれたらまずいですから男のままでした。
ただ、男が女の格好をしているだけなのに、直也はやたら褒めてくれる。
「ヒロシはやっぱり似合うよ。かわいいよ、ほんとに好きになりそう」
「ヒロシを見ていると変な気になりそうだ。でも、今日はしない」
「ほんと、、エロいな」
直也の褒め言葉は刺激的で私の心は女そのもの。あれは言葉責めですね。
でも、約束通り直也は私に指一本触れずお茶を飲みながら会話するだけ。
私は興奮して勃起してましたよ。それは直也も同じだと思いますが、身体を触れ合う勇気はなかったですね。
出来ることなら、キスをしてみたかったと思ってました。女装経験のある人なら分かると思いますが、女装するとなぜかキスをしたくなるのです。
その日は、階下の母が気になり2時間程で直也は帰りました。
さっと男姿に戻ると、ティッシュでメークをゴシゴシ落とすと、駅まで直也を見送りました。
それが、女としてふたりっきりで直也と会った最初でした。
何も身体を触れ合ってないのに凄く刺激的な日でしたね。
その後も直也との関係は続く。
前回に続いて心理描写ばかりで直接的エッチシーンがありませんでした。
もし、ある程度の反応があって、この続きを書くことがあれば、エッチシーンは避けられません(笑)。