中学に入ってから、もう3か月。
プールが始まった7月ごろのお話です。
放課後、教室で明日の用意を確認する元気。
元気には、萌という、好きな女の子がいる。
いつも萌のことで頭がいっぱいだ。
だが元気には、萌が好きという感情と同時に萌のエロさを想像してしまう。
萌の胸は発達途中で、制服の上から見てもふくらみかけている程度だが、
それがまたエロい。
そんな萌を想像しながら、元気は毎晩、下半身に手を伸ばす。
そんな元気にとってのチャンスが訪れる。
それは、萌の水着を触れるということだ。
萌えの水着を触れるチャンスが発生する確率は極めて低い。
なぜなら、
・教室には誰もいないこと。
・その日にプールがないこと。
・その日に萌が水着を持ってくること。
この3つの条件がそろわないとチャンスが訪れないからだ。
教室に誰もいないのはもちろん、その日にプールがあると、萌が水着を持って帰ってしまうし、萌が水着を持ってきていなければ、話にならない。
「今日しかない…」
元気は、まわりに誰もいないのにも関わらず、辺りを見渡しながら、
おそるおそる萌の机に近づき、プールバッグを手に取る。
そして、中身を取り出す。
すでに、元気の下半身は反応を始めている。
それは、仕方がない。
大好きな萌が着た直後ではないといえ、着用履歴がある水着を手に持っているのだから。
そして、水着を着てみようかな~と魔が差したとき、
「何やってるの?」
自分の耳元で聞こえる小声。
思わず、勢いよく後ろ振り返ると鈴がいた。
鈴も萌よりも胸が大きいが、まだ発達途中。
「なーに、やってんの?」
少し声を大きくして言ってくる。
鈴は、萌と仲がいいので、元気は何も言えない。
「あれ、萌の水着じゃん!」
「いや、これは、その・・・」
「もしかして、萌の水着を盗もうとしてたの!?」
「い、いやー・・・」
「まあ、別にいいけど(笑)」
「え…?」
「元気もやっぱりそういうところあるんだね(笑)」
「・・・」
「いや、軽蔑してるわけじゃないからね。」
「このことは別に萌に言ったりしないから。」
「そのかわり・・・」
「うん・・・」
「わたしに従ってね!」
「え?」
「じゃ、また明日~!」
元気の頭の中は、真っ白だ。
自分が萌の水着をもっているのを鈴に見られたのもそうだが、
それを萌に言わない代わりに、鈴に従うという約束をしてしまったからだ。
これから鈴に命令されたら断れない。
そんなことを考えつつ、家に着いた。
夜、いつものように下半身に手を伸ばす。
萌の水着の感触を思い出しながら、右手を動かす。
鈴の言葉を思い出す。
「このことは別に萌に言ったりしないから。」
「そのかわり・・・」
「わたしに従ってね!」
そしてまた、萌の水着を思い出す。
これを繰り返すうちに、いつもとは違う性的快感を得ながら、
右手のペースを速める。
「あっ、あっ、あっ、あっ!!」
ついに限界がきた。
元気は、いつもより少し多めの精液を見て再び、鈴との約束を思い出した。
次の日、学校に行くと、鈴がいた。
「昨日の約束、覚えてるよね?」
小声で話しかけてくる。
「う、うん。」
すると鈴は元気の手を引っ張って、人のいない学習準備室へいく。
「今日はプールだよね?」
「うん・・・」
鈴はさらに顔を近づけてくる。
「昨日元気が持ってた水着を萌が着るんだよね?」
「な、なにが言いたいんだよ。」
「じゃ、早速、元気に命令!」
「今日のプールの準備運動のとき、萌とペア組んで!」
朝、鈴が元気に話しかけてきた時点で、
命令がくるのは薄々気づいていたが、内容が刺激的すぎる。
だって、準備運動の最後に馬飛びがあるから。
馬飛びは、ペアの背中を使って飛ぶので、みんな異性とは組まない。
「え・・・無理だよ・・・」
「別に無理ならいいよ?萌に言うけどね(笑)」
「やります・・・」
「素直でよろしい。」
鈴はそういうと、頭を撫でてきた。
女の子に頭を撫でられたのは、初めてなので、少し緊張してしまった。
「あれ?何顔赤くなってんの(笑)」
「いや・・・」
「ま、とりあえず、プールが楽しみだね~(笑)」
そういいながら、鈴は教室に戻り、萌と話しはじめた。
そして刻々と迫ってくるプールの時間。
徐々にみんな更衣室に移動し始める。
その中には鈴と萌もいる。
気付けば、着替えていないのは僕と数人しかいないので、慌てて着替えた。
「みんなー、集まれー!」
先生の声が聞こえ、廊下を走る。
プールに着くと鈴が寄ってきた。
「さあ、こっちこっち!」
鈴に腕を掴まれて萌のほうへ向かう。
「連れてきたよ~!」
「あ、鈴~!」
「ごめん、萌、今日はこの元気と組んで!」
「え、なんで?」
「ちょっと私忘れ物しちゃってさ。」
「取って帰ってくるころには、もう準備運動終わってるから。」
「分かった!じゃあ、元気くん、よろしくね~!」
「う、うん」
アキレス腱のばし、伸脚と、準備運動が進んでいく。
「じゃあ、最後に馬飛びを、各自で10回ずつやるように。」
先生が言うと一斉にみんなが馬飛びを始める。
「元気くん、私さきに飛んでいい?」
「い、いいよ。」
女の子のやわらかい手が自分の背中を触っている。
しかもそれは、萌の手。
「跳び終わったよ~。じゃ、次は元気くん。」
女子の背中を台にして一回目を跳んだ。
そこで初めて女子の背中を触った。
いくら、みんながいるプールでも、徐々に下半身が反応し始めている。
「う、おなかが痛い!」
「大丈夫?」
「ちょっとトイレ行ってくる。」
仮病を使って、ぎりぎり勃起がバレずにすんだ。
そして、萌の背中を触ったこと、触られたことを思い出しながら、
トイレで思い切り射精した。
精液の量は、昨日の夜より、かすかに増えたように感じた。