その晩からぼくは寝ても覚めてもせっちゃんのことしか考えられなくなった。目に浮かぶのはせっちゃんの
健康的な白い歯、
こぼれるかわいい笑顔、
見つめるキラキラした瞳、
お日様の香りがするさらさらした黒い髪、
プルンとしたくちびる、
ぷにぷにして柔らかな二の腕、
敏感な耳やうなじ、
毎晩ふとんでせっちゃんを想像してひとりゴロゴロと悶えまくった。
可愛い声、
わりと特徴をつかんでる学校の先生の口真似、
ときどきちょっとずれた天然発言、
強圧的でも全然こわくないエッチな命令、
せっちゃんの声が聞きたかった
恥じらって照れ隠すバレバレな態度、
不安なあまりこぼした涙、
つないだ熱い手、
日々の別れが泣きたいほどつらく、次の出会いが踊るほどうれしかった
ひらひらする赤いスカート、
細いけどやわらかい太もも、
せっちゃんが男子と話していると嫉妬に狂った
おちんちんに触れるしなやかな指、
スカートを持ち上げて見せた白い木綿のパンツ、
パンツから透けるぷっくりしたふくらみと縦すじ、
せっちゃんに触れたくてたまらなかった。パンツが見たくてたまらなかった。すべてが見たかった。
ぼくは完全にお猿と化した。せっちゃんはぼくのもの、絶対誰にも渡さない
・・・
せっちゃんは簡単にパンツを見せてくれたことはない。あの場所以外では見せてもらったことがない。せっちゃんにとって大切な最後の一線と言っていた。
我慢して我慢して、もうどうしようもなく我慢できないとき、ぼくは頼みまくってせっちゃんにパンツを見せてもらった、あの倉庫の2階で。
ぼくのために見せてくれるのは価値が全然違う。せっちゃんはぼくだけのために存在する。ぼくはせっちゃんのすべてを独占したい。
ぼくは倉庫でせっちゃんを
抱きしめてキスした。折れるほど抱きしめた。
髪をなでた。耳元でささやいた。
(なんかの歌詞そのままだ)
わきの下をこちょこちょした。ひざまくらしてもらった。
スカートをめくった。おへそを見た。
おっぱいも見た(でも、あれをおっぱいと呼べるのかどうか・・・)
靴を脱がせて足の裏をくすぐった。
股間に顔をうずめて深呼吸した。
スカートに頭から潜った。
パンツにほおずりしてくんくん臭いをかいだ(「やめろー」とひっぱたかれた)。
仲良くなったケンジのアイデアも試しまくった。
それでもまだまだ足りなかった。欲望は尽きることがなかった。
そんな強烈な欲望をむき出すことが許された(?)せっちゃんとぼくの思いの詰まった場所があの倉庫だったのだが、・・・
・・・
ある日、突然施錠されてしまった。消防署から指導を受けたとかで、扉には頑丈な南京錠がつけられた。
もう2度とあの場所には戻れなかった。