「わたしの書くシナリオって、何か分かんないけど議事録になっちゃうんだよね。」
すべては娘の言ったこんな独り言で始まりました。
23歳になった娘の南風(みなみ)は、現在企業や公官庁のCMやドキュメンタリー番組の撮影を手がける映像制作会社に勤めています。
その会社でみなみは、ロケに出るとカメラ助手兼ADとなり、会社に戻ると画像補正や編集をやっていて、CM製作受注コンペ参加のためのコンテを創るのが主な仕事と聞いています。家には、撮影したタレントや芸能人のサイン色紙をよく持って帰ります。
また、目下の趣味はサボテンの栽培と野鳥の撮影です。あと特殊能力として、どんな犬でもすぐに手なづけてしまうというものもあります。
人が手出しできないような大型犬でもすぐにフレンドリーになってしまい、たとえその犬が間違って噛んでしまったとしても「痛くない・・・」と言っていたって冷静です。まるであのナウシカのがキツネリスを手なづけるかのようにです。
でも、そんな動物好きのみなみでも唯一猫類アレルギーを持っているので、猫だけがさわれないのがかわいそうなところです。
そんなみなみですが、高校時代は演劇一筋。大学は美大に進みデザインやコンピューターグラフィックを学んでいて、画像処理や加工もお手の物です。
またCMの役者をオーディションで選考する際に見本演技を演じたり、選ばれた役者に演技指導したりできるので会社からは重宝がられています。
私の単身赴任先のアパートを急に訪れていたそんなみなみが、夕食後の風呂上がり頭にタオルを巻いただけの素っ裸で牛乳を飲んでいました。その傍でタブレットを操作していた私の脇に来て、あぐらをかきながら言ったのが冒頭のひとりごとでした。
ちなみにそのみなみは、普段から私の前でも抵抗なくで裸になっていますし、今でも自宅に帰った時よく家族で一緒に風呂にも入ります。後で聞いたのですが、どうやら学生時代に裸体デッサンのモデルもやっていたようです。
カラダの特徴といえば母親譲りの無毛症というところです。私は見慣れていますが、デッサンをしていたひとたちの目にどんなふうに映ったのかは全く分かりません。
タブレットを消してテレビをつけると、そのハダカで牛乳を飲んでいる本人の手がけたお菓子のCMが放映されています。
「コレって、みなみがやったやつだよね?」
「うん。そう・・。この子役って医者の子供なんだよね。前のCMのときは付き添いがお父さんだけだったから言うこと聞かなかったけど、この時はお母さんが来てたからビシッと決まったんだよね。なんかすごい外車でスタジオに来てたよ。」
「でもこの時のコンテ、広告代理店の訳わかんない担当にいじられちゃって、本当に頭にきちゃったんだけど、最終的にはクライアントさんの意見で私の案に戻ったんだよね。訳わかんない人が担当になると本当に苦労する・・・・」
「まっ、でもこの時は子役がちゃんとした役者だったから良かったけど、コレが素人だとこれがまた大変。イヌネコだと「チュール」ひとつででなんとでもなるんだけど、素人の子役は動物より手間がかかって・・・」
「それになんか動物使う時って、時間押してくると決まって動物の動きとか目線とか私にやらせるんだよね。トレーナーもいるのにね。なんか不思議。」
と言いながら、濡れた髪をバスタオルで拭いています。
「そういえば、さっき議事録がどうのとか言ってたけど、ソレもそんな感じ?」
「うん。今度のはちょっと違うんだけど・・・。」
「この前までずっとやってたヤツは大学PRのPV。コレってわたしが初めてコンテから加わって製作中のヤツなんだけど、最後のロケがコロナの影響で出来なくって・・・。あとチョットなんだけどね。」
「でも、今回のはゼネコンのリクルート向けPVで、最終的にアニメと実写の2本立てになるみたいなんだ・・・。ウチの会社、本格的なアニメーションってやらなくって、コンテと実写の部分の仕事取りたいって・・。わたしのコンテをコンペにかけるみたいなんだよね・・。」
「最近だと、台本まで仕上がっての仕事ばかりだったんで、ゼロからのスタートは本当に久しぶり・・・」
「それで30秒の中に入れなきゃならない要素がいくつかあって、どうもイメージわかなくって。ネットとかで色々調べたんだけど、私が書くコンテ用のシナリオがまるで議事録なの。」
「もの知らないで書くってこんなにも大変だったんだね。」と言いながら、今度はパンツに足を通しています。
「アレ?、みなみ。おまえ、前にモノを知っててごまかすのはいいとしても、モノ知らないで知ってる風に書くのは罪だって言っていたよね。結局、イメージできないものは書けないってことじゃないか?」
とまで話したところで、そのゼネコンがどんなイメージのPVを作りたがっているか、広告代理店を通じてみなみが聞いた内容を聞いてみましたが、それはまず素人には理解できないものでした。要は、「ゼネコンのイメージをどうやって学生に伝えるコトが出来るか」と言うところがキモかと思われます。
そのイメージの最後には「地図に残る仕事」というどこかのCMでも聞いたようなフレーズで締めくくると言うのがありました。私が現在やっている仕事が30年先の道路網整備計画という全くその通りの仕事でしたが、広告代理店が示した仕事内容と地図に残る仕事というのが結びつきません。もしかすると広告代理店の担当自体がゼネコンの仕事内容を把握していない可能性もあります。
幸い私は一般的にゼネコンから「ヤクショ」と呼ばれるところに勤めており、いろんな現場を知っています。そのことから、みなみが聞いた話のイメージに近い現場の見当を付け、緊急連絡用に持ち歩いているスマホの現場一覧表を見て、時間も関係なしに早速現場担当者に連絡してみましました。
そして、あくまで「仕事抜きのお願い」として上で快く現場を見せてもらえることとなり、翌日早速現場を見に行くことにしました。
私はコロナ感染拡大防止のための出勤率を下げるためのテレワーク。娘のみなみは自宅待機。自宅で変則出勤の待機中でストレスの溜まった妻のマコトと喧嘩したらしく、そのみなみは私が趣味で仕上げたやたらと車高の低い軽自動車で2時間かけて私の単身赴任先まで来ていた次第です。
そして、最後にノーブラタンクトップにパンツという姿になったみなみに、今書いていると言うシナリオをタブレットで見せてもらいましたが、「やはりものを知らないってこういう事だよね。」という感じです。やはり、現場を見てイメージしてもらうのがいちばんと思いました。
私の住んでいる借り上げアパートの一室は六畳一間でしかも布団が一組しかありません。その後仕方ないので一緒の布団で寝ましたが、寝相の悪いみなみに一晩中抱きつけれてまるで抱き枕状態です。
妻のマコトと寝るときは決まってマコトが私の左腕にしがみつくようにして抱きつき、私の手のひらを股に挟んで寝るのがいつものパターンでしたが、今ここで寝ている娘のみなみは私のカラダ全体にしがみついています。
でもみなみの首元の体臭は母親のマコトの若い頃そっくりです。そんな体臭に、バスガイドだった頃の姿や結婚前に同棲を始めたばかりの頃、寄ると触るとヤってばかりいたそんな若かりし頃の事が切なく思い出されます。
そんな状態で肩と腕が痺れてしまい、そのせいかなかなか眠れずようやく眠った翌朝・・・・・
「マドカ。アンタ実の娘で興奮しちゃったの?どういうこと?この変態!」と言って、みなみが私のアレをパジャマの上から掴みながら私を起こしました。ちなみに、みなみは私のことを名前のマドカと呼んでいます。
「みなみ。コレは男の生理現象。朝、その日の体調がいいかどうか見るためのバロメーターみたいなものなんだ。今となっちゃ、勃つだけ立派なもんだ。」
「おまえ、朝勃ちって言葉聞いた事ないのか?」
「そんなの知ってるって!。でも、直に見たの初めて・・・・しかも掴んじゃったし・・・何でそんなに硬いの?」と最後はゴニョゴニョになっています。
以前、県から子宮頸がんの予防接種のハガキが届いた際、妻のマコトが「医者からみなみは予防接種の必要はないって言われたんだ。だって未だに処女なんだもん。」と言っていたのを思い出しました。
ソレ以降も浮いた話なんてこれっぽっちも聞いていません。朝勃ちにびっくりしているということは、やはり今でも処女は継続中のようです。でも、これはこれですごく心配です。
そして翌朝、職場に有給休暇取得の連絡を入れてから身支度を整え、ドライブスルーで朝マックを買い、引っ越しが便利だからという理由で乗っている私の軽の箱バンでその現場に向かいました。
この箱バンは普段から後部を車中泊仕様にしており、思い立ったかのように急に「あの温泉行きたい」なんて言い出す妻のマコトに対応できるようにしています。
車中泊用のベットは、ホームセンターで売っているイレクターパイプというものを駆使して組み立てており、目勘で作った割にはなかなかの完成度です。
そんなクルマは、急に行った温泉宿が空いていないことはザラですので結構重宝しています。
途中、そんなクルマの後部に小さいテーブルを出してハンバーガーを食べ、その後1時間ほどでその現場に到着しました。
私は私用にもかかわらず仕事中と同じ出で立ちで、みなみは業者に借りたヘルメットに黒いフード付きのジャンパーを着て、しかも首には「報道」なんていうどこかで配られた札をぶら下げています。
私は現場担当に、「検査じゃないんで気にしないで。ただその辺見せてもらうだけだから」と声を掛けていましたが、それを知らない作業員はイキナリ臨検に来たと思ったらしく雰囲気がピリピリしています。
みなみに「ゼネコンっていっても、現場で働いている作業員はみんな下請けだよ。下請けって言われるうちはいいけど、その下に孫やひ孫またその下にもいっぱいいるよ。ゼネコンってそんな感じ。」って言ったところ
「ふ〜ん。ゼネコンって自分でモノ造らないんだ。ただピンハネしてるだけ?」
「まっ、訂正するほど外れてはいないけど、ゼネコンっていうのは役所なんかから1式で仕事を請け負って、いろんなところに仕事出してその工事全体を取りまとめて行う会社なんだ。」
「この現場で大体300人くらい動いているけど、そのゼネコンの社員はたった数人ってところかな?」
「なんか訳わかんなくなりそう。」
「うん。ソレがゼネコン。」という会話をしながら、現場事務所から実際に作業している現場に到着しました。
そんな中、みなみは首にかけたニコンのD5700という重たいカメラに、何に使うのかわからないような大きなレンズを付け、あっちで「ピピ。カシャ。」こっちで「ピピ。カシャ。」という音を立てて撮影しています。
そして、ことあるたび「アレ何やってんの?」「コレどうなるの?」なんて聞いてきます。
私は色々説明する中で、現場全体としては大きなものを造っているけど、実は作業員の一つ一つの手作業でモノが造られていると説明しました。
すると、みなみは背負っていたリュックから別のカメラを取り出し、鉄筋の結束作業という果てしないその小さな手作業まで写真に収め始めています。
後でソレを見せてもらった際に、「プロが撮るとこんな動きのある写真になるんだ」とびっくりした次第です。まっ、プロと言ってもまだ駆け出し、しかも自分の娘なんですけど・・・。
その後昼まで現場取材をして、現場担当にお礼を言って現場を後にしました。
そして、私のクルマが管轄外のナンバーだったので、「県外ナンバーお断り」の張り紙が出ていた近くのラーメン店での食事は自粛してコンビニで弁当を買い、例の箱バンの後ろで朝と同じように小さいテーブルを出して弁当を食べました。
その時みなみが「やっぱりモノを見ないとイメージって湧かないんだね。2Dじゃダメ。ヤッパリリアルな3Dでないとダメ。写真と動画くらいの差がある。ヤッパリそうだよね。」
と私に話しかけているのか、独り言なのかわからないような物の言い方で喋っています。
すると突然リュックからスケッチブックを取り出して、カメラの液晶を時々見ながら物凄い勢いで何かを描き始めました。
私が「ソレって、タブレットで描かないんだ・・・」と話しかけたところ「気が散るから・・・・」と言いながら、何かデッサンでもするように変な削り方をした鉛筆をものすごい勢いて動かし続けています。
私が弁当を食べ終わる頃、「いや〜、びっくりした。いきなりひらめくんだもん。シナリオなしでコンテの原案できちゃった。」と言って描いたばかりのスケッチブックを私に見せますが、何かを表現したように見えるソレは私に取っては理解不能でした。
そんな私を差し置いて側で弁当を食べ始めたみなみは、「家に帰ったら仕上げよっと。」と言って上機嫌です。
そんなみなみを見ていた私は、朝方までみなみに抱きつかれてなかなか寝れなかった布団の中でずっと考えていた事を話しました。
「なあ、みなみ。なんかさ、昨日みなみの議事録見てたら・・・・」まで言ったところで
「議事録って言うな!」と怒られました。
「ゴメン。そのシナリオ見てたらさ、なんか自分でもなんか書きたくなっちゃって。幸い今はそんな時間あるし。今までもそんなこと考えてはいたんだけど仕事忙しいし、そもそも父さん理系だし。」と言ったところで
「やってみりゃいいじゃん。そんなの理系も文系も関係ないよ。」
「今、ネットにそんなサイトあるし。私、時々短編小説書いて投稿してるよ。」
「それってどれ?」と言ったところで、みなみがリュックからタブレットを取り出し
「私が投稿したやつは恥ずかしいから教えないけど・・・・」と言いながら見せてくれたのは小説家を目指す人たちがたくさん投稿しているサイトでした。
そのサイトから書籍化された小説もたくさんあり、またアニメ化されたものもたくさんあるとみなみは話します。
私は「コレちょっとハードル高いね。もうちょっとだけ気軽に書けるっていうか、初心者でも行けそうな・・・・」と言ったところで
「コレなんかもあるよ。コレってすごくエッチな投稿ばかりで、女の子から見ればコレまじかよって言うものもいっぱいあるけど・・・。」
「なんか前、ママにパパは昔はヤリちんでわたしの先輩にまで手を出してたのにね。最近ではサッパリ・・・なんて言われてたでしょ。そんな黄金時代の話なんか思い出せば何かしら面白いこと書けるんじゃない?」
と教えてくれたのがこのエッチな投稿サイトでした。
そして私は、みなみには話しを書き始めることは一切告げず、自分に書ける範囲で自分の体験話を書く事を決めました。
ソレは、誰かに聞いて欲しくても話せないようなことばかりです。墓場まで持っていくような話もあります。そんな話でも・・・と思いながら、試行錯誤を繰り返し思い出話として書き始めました。
どこまで事実として表現して、あとは読者の皆さんに興味を持っていただくようにどのように肉付けするか、本当に悩みました。
そして、ちょっとしたエロ体験を誇大表現してまとめようとしました。
でも、どうしてもほかの人気作家さんのようにツボを押さえた短期決戦型のストーリー展開ができません。
そしてようやく書き終えた話は私と従姉妹との話でした。記憶が薄れている中、断片的に思い出した場面をつなぎ合わせ、さらにソレを脚色したモノです。
最後の最後に、清水の舞台から飛び降りるような感じで記念すべき第一話の投稿ボタンを押しました。
そのサイトを見ると今さっき投稿した私の話が、他の作家さんと共に掲載されています。
しかしというか、ヤッパリというか、その後評価が全く伸びません。いくら待っても継続希望の票が全然です。
でも、何が原因で評価されないのか何となく分かっていました。
若い頃、よく仕事で「オマエの議事録ってなんか劇画タッチなんだよ。新聞記事みたく簡潔に書いてくれないかな。」なんて注意を受けていました。ようは回りくどいと言うことです。これって、みなみの議事録とは逆ですよね。
しかも、一話完結の話の中に必ず濡場を設けなければなりません。そうしないと継続希望数が足りず、次の話が書けないと思ったからです。
ただ、ずっと後になって分かったのですが、そろそろ話を終わらせようとして書いた一話の話が長くなってしまい、偶然機器トラブルにも見舞われて話を分割して掲載しなければならなくなったとき、そのうちの一話に濡場がない話ができてしまいました。
その時「コレで終わりだから、継続希望の票が伸びなくってもいいや・・・」と思ってそのまま投稿したその話の評価が意外にも伸び、「無理やりエッチな場面を設定しなくても、話の展開次第では評価される」と言うことが分かり驚きました。
読者の皆さまのほとんどはエッチな場面を期待して読んでいるとは思いますが、私の話しのような読むのに忍耐のいる作品で、しかもエッチの場面が登場しないにもかかわらず評価していただけることが意外で非常に驚きでした。
しかも、少ないながらもメッセージが寄せられるようにもなり、それが励みとなって書き続ける決心をしたと言う次第です。
でも、初めのうちはそんなのは全く分かりません。しかも連載を始めたばかりのその頃は連載希望の票が欲しいことしか考えられず冷静に考えることができませんでした。
でもその頃は連載にこだわり続け、どうしても思い出話として話を続けたいというのがどうしても頭から離れません。
すると、話の展開によってはなかなか濡場まで到達せず、その前段がダラダラと続くような話になってしまいます。
しかも、話を短くしてもそのタイトルを考えるのが苦手と来ています。
結局、その時別編で立ち上げた私の思い出話が少ないながらも評価されるようになり、その後なんとか続編が続けられるようになっていました。
でも、そんな駆け出しの自分でも分かっていました。
いくら簡潔にしても話がすごく回りくどくて、読者の皆さんの期待に添えていないということを。
でも、その回りくどいストーリー展開の中、高校生の時姉さんをレイプした犯人を殴り続けたと言う話の中で、勢い余って実際には「任意同行」だったところを「緊急逮捕」なんて表現してしまった時、
「その場合は通常逮捕となります。逮捕の条件が違うので、もっと調べたほうがいいです。調べた方がもっとリアリティが増します。」
というような前向きな意見が届きました。これは意外でした。
私はこのサイトを読む読者の皆さんが全てエッチな場面を期待しているものと勘違いしていたのかもしれません。そもそも私は、ファンタジー的なものは全くダメで、見たものや経験したものプラスアルファぐらいのものしか書けません。
それからです。
「何かを表現するときはトコトン現実に近くリアリティーに、また怪しい記憶はその裏付けをとってから」と心に決め、そしてどうせ回りくどい表現をするのなら、トコトン現実に近い表現をしてやろうと思い始めました。
それからは書いてて疑問なところが出てきた毎にソレを調べ、時には人に聞いたり、設定した場所に行ってみたり・・・・。それからの展開を考えつつ、元バスガイドのマコトにそれとなく思い出話聞いてみたり・・・」
いくら労力をかけても一銭にもなりませんし、文章化するに当たり悩みばっかり増えていきます。ましてや書籍化なんていう大それた事も考えていません。そんなことよりも、「自分の読みたいストーリーを創って、それを読者の皆さまにも読んでもらいたい」という意識が強くなってきたのかもしれません。
こんな想いもあり、たとえエロ自体はフィクションであっても周りの状況は忠実に表現して書くこととしました。
そこで困ったことが発生していました。
昔アレほど通っていたラブホの内部や表現すべき雰囲気がボンヤリとしか思い出せません。しかも、私の若い頃と多分中身も違っていると思います。
そして、コロナによるテレワークの反動で仕事が急に忙しくなってきたある週、仕事帰りが遅くなりストーリー展開が全くまとまらないある金曜日のことです。
私はどんなに忙しくても金曜日の夜には自宅に帰るようにしています。その日の夜遅く自宅に戻った時、その自宅の車庫で偶然一緒になったみなみにダメ元で相談してみました。
「ちょっとしたところにロケハン行きたいんだけど・・・・」
「わたし、今日被災地ロケやってきて今帰って来て疲れてんだけど・・・。で、何?小説書いてて設定に詰まったとか?」
私は内心ドキッとしながら「実は思い出話書いてたんだけど、どうも思い出せないところがあって、一緒に行って欲しいんだけど・・・」
「ひとりで行けないって・・・どうせどっかのラブホとかでしょ?」
「なんで知ってるんだ?」
「そんなのお見通し。だって小説投稿の話ししたときヤリちんの話ししたでしょ。書くのってどうせそっち方面かなって思ってたから。私も一度行ってみたいと思っていたし。」
「それに、この前ヨドバシに行った時タブレット用のキーボード買ってたでしょ。テレワーク用なんて言っていたけど、わたしはアレでピンと来たんだ・・・。」
「たしか、ママって明日仕事って言ってたよ。わたし明日は休みだし、チョット鳥の写真撮りたいし、帰りにまたヨドバシ寄ってもらえればOKだよ。」と、みなみが話に乗ってくれました。
マコトの職場は休みがシフト制になっていて、必ずしも土日が休みとは限りません。これってバスガイド時代からずっと変わっていません。
そして翌朝の早朝、私は自分のアレの先からの快感で目を覚ましました。目を覚ますとマコトが朝勃ちしている私のアレをしゃぶっています。
自宅脇の道路からは新聞配達のバイクの音が聞こえて来る。そんな時間です。
すると「あっ、おはよう。チョット触ったら元気になっちゃって。今、収めようとしてたとこ。ちょうど良かった。ねえ、このまましちゃおうよ・・・」とマコトが誘ってきました。
いつもこうです。週末単身赴任先から帰ってくるものの、1週間の疲れに加え2時間運転して来るため疲れて先に寝てしまう私を、朝勃ちする早朝叩き起こしてからが夫婦の時間となっていました。
そしてその時も私はマコトに応えるべく頑張り、騎乗位で1回マコトを逝かせたもののバックでフィニッシュという時中折れしてしまい、不完全燃焼で終わっていました。
長年セックスというものをやっていると、ものの見方というか感じ方が変わってきて、若い頃は「カラダ」がセックスをして感じているような感じでしたが、歳を重ねるにつれ「ココロ」がセックスをしているような感覚となってきました。
何か性的刺激や雰囲気で興奮してするセックスと、朝勃ちの延長でするセックス感じ方が全く違うことも分かってきました。決してマコトのアソコが緩くなってしまったわけではありませんが、結局のところ朝勃ちセックスはマコトを満足させるためだけの「作業」になってしまったような気がします。
「歳だから」という言い訳はしたくありませんが、最近こんな風に思うことが多くなってきたように感じています。まっ、中年のセックスってこんなもんでしょう。
でもマコトとは結婚してから今の一度だって避妊はしたことありませんし、今でも「デキたら産む」と言っているくらいです。学生時代にはたった1回で下宿の娘を妊娠させてしまったこともあるのに、結婚後はなかなか妊娠に至りませんでした。ちなみに結婚後は一度も浮気はしていませんし、風俗にも行っていません。
以前、結婚して2年後のマコトが22歳の時、不妊治療で通院していた婦人科の先生から「若くて毎日シタい気持ちは分かりますが、この丸をつけた日にだけシテください」とカレンダーを渡され、とても辛い思いをしたこともありました。結局は毎日何度もすると精子が薄くなってしまうので、濃くした上で排卵日に合わせてヤレということです。
結局そんな不妊治療は断念し、「やりたい時にやるのがいいよね」ということで子供は諦めていました。
それから2年後、そんなことを忘れた頃にひょんなことからマコトが急に体調不良を訴えて、初めて買った妊娠検査キットで妊娠が発覚してみなみが生まれたという次第です。
翌朝、二度寝から起きてきた赤い目のマコトに弁当を作ってソレを持たせ、仕事に出かけるマコトが白いフォレスターのRECARO製バケットシートに小さく収まり運転していくを姿を見送りました。
そのマコトのフォレスターには社外製の大口径マフラーが付いていて、後ろのバンパーの左右から覗く2本出しマフラーがマコトのお気に入りです。
そしてその直後、今度はみなみを助手席に乗せ、野鳥が沢山いる湖のほとりまで1時間ほど箱バンを走らせました。
そしてみなみは湖畔に止めた箱バンの後のベットに三脚を立て、ものすごい長いカメラのレンズだけを外に出して写真を撮っています。
やはり人がいると野鳥も警戒して寄って来ませんが、車という箱には警戒もしないのか写真が撮りやすいと言って喜んでいます。しかも、季節的に野鳥の営巣時期だったので数多くの珍しい野鳥を撮影できたそうです。
それから何箇所か移動して河岸なんかで思う存分写真を撮ると、更にクルマを走らせて私が目をつけておいたラブホに到着しました。
それは国道から一本裏の通りにひっそりとある昔ながらのラブホです。
このラブホは、その後私の書く物語に度々登場します。しかし、ラブホのロケハンがここだけでしたので、作中いつも同じラブホを使う羽目になっていました。
そのラブホは遠くから見るとお城風に見えますが実はハリボテという笑っちゃう作りをしています。しかし、その敷地に入ってみると昼前という時間にもかかわらず、コテージ型の戸建てになっている客室のほとんどの車庫に車が停まっています。
それは心なしか高級車ばかりで、敷地をウロウロする私の箱バンがものすごく恥ずかしく思えます。
そして、奥まった3号室と表示された建物の車庫に車を停めると小走りで部屋に入りました。その急いで入る感じも、学生の時以来でものすごく懐かしい感じです。
私の後について来たみなみが、「今、隣から出て来た人と目が合っちゃった。アレって不倫だよね。」と言っています。
私も、今はラブホの利用客の殆どが不倫関係者だと聞いたことがあったので、高級車ばかりということも加えて納得です。
客室に入るとみなみはあちこち見て歩いています。すると、
「すご〜い。お風呂がガラス張り。ウチのお風呂なんて目じゃないよ。」と言って喜んでいます。この部屋はベットルームと浴室が半透明なガラスで仕切られていて、中の人のシルエットが見えるような演出になっていました。
アレもコレも小説のネタにできると思い私が部屋中散策しているとみなみが急に服を脱ぎ出して、「せっかくだから一緒に入ろ」なんて言っています。
そして、浅くて大きなバスタブにお湯を入れながら、いつのまにか泡風呂にしています。
風呂の中とかはネタ用に記録しようとは思っていましたが、娘と一緒に入るのは想定外です。
すると「マドカ〜。これな〜に〜。?」というみなみの声がしました。
私もハダカになって浴室に入るとそのみなみが指を指す方向にあったのは、あの懐かしのすけべ椅子でした。
今でも普通にあるのか、ここだけにあったのかはわかりませんが、介護用のソレとはまた一味違うそのゴールド色したソレは物凄くいやらしいものに見えます。
そしてその傍にローションと書かれた容器が置いてありましたが、これは初めて目にするものです。
また、さらにその傍にプールで使うようなマット型の浮き輪みたいなものも置いてありますが、なんでそんなものがここにあるのか、どう使うのかも分かりません。多分「マットプレイ」というヤツに使うのかなとは思いましたが、話にしか聞いた事がなくどのように使うのかも分かりません。
私は「みなみ。とりあえずそこに座ってみて。」と言ってそのすけべ椅子に座らせました。
すると、「なんか、股の下がスースーするね。これの用途は?」と聞いて来たので、これはオトコがオンナのひとのアソコを触りやすくするために考え出された究極の椅子。ソープじゃ、コレにオトコを座らせてソープ嬢がサービスするみたいだぞ。」
「あと、チョットデザインは違うけど介護の世界では普通に使っているから結構メジャーな製品なんだ。でもこの工業デザインは素晴らしいと思わないか?」と答えると、
「美大卒のわたしが見てもホントに凄いデザインだね・・・。でも、コレって何が究極なの?どおやって使うの?」と聞いて来ます。
「実の娘触るわけにもいかないしな。」と答えると
「いいからやってみて。これは社会勉強だから。」と言って身構えます。
私は「社会勉強というよりは、保健体育に近いかな?」と言いながらちょっとだけ触る振りをしようと思いましたが、そんな時にさっきのローションの容器が目に止まりました。
そして、そのローションという透明な液体を左手に垂らすと物凄くヌルヌルしています。
それを手を揉むように右手にも付け、私はそのヌルヌルの左手でみなみの右肩を押さえると、みなみが「なにこのヌルヌル?」と聞いてますがあえて答えず「それじゃあ行くよ」と言って、みなみの尻からそのヌルヌルの右手の手の平でなぞるように優しく触りました。
みなみは緊張して身構えているのが分かります。そして下から上までなぞり終えると
「なんかわからない。何がスケベか分かんない。もう一回。」と言い出しました。
私は「じゃあもう一回。」と言って、今度はその手を2、3回往復させました。すると、
「なんか変な感じだね。なんかエッチな気分になるのが分かる気がする・・・」と言いながら、なぜか先ほど肩についたローションを自分の胸に塗り広げ、さらに乳房を下から揉みあげています。
すると「ヤッパリこのヌルヌルが変な気分の原因だ。」と言って急に立ち上がり、私の背中に自分の乳房を押し付けてヌルヌルさせています。
そこで緊急事態が発生しました。私のアレが首を持ち上げ硬くなってしまっています。
最近では朝勃ち以外で滅多に硬くなることのない私のアレが、あろうことにも自分の娘に反応しています。今日の朝だって朝勃ちの延長線でのことです。
しかも、こんなのをみなみが見たらこの前みたいに変態扱いされてしまいます。
私は丁度いいくらいにお湯の溜まった泡風呂に逃げ込み難を逃れました。
するとみなみが私を追うように湯船に入りました。するとなぜか私と向かいあわせに太ももの上をまたいで腰掛けると、さっきヌルヌルになった乳房を今度は前から擦り付けて来ます。
しかも、私のアレがみなみの股間で素股状態になっています。ローションにしても娘の素股にしてもその異常な行為に私は限界を迎えています。
そして、みなみが「あっこれ、また朝勃ち?」と言って、泡の中の私のソレを掴んだ瞬間、あろうことか不意にみなみの手の中に発射してしまいました。
すると、ソレを知らないみなみが、「マドカのココもヌルヌルだね」と言って、ソレの先端部を撫でるように触ります。
私はその強烈な刺激に腰を引きながらみなみの両肩を押すように私のカラダから引き剥がし、「カラダ洗ってやるから少し上がろう」と声を掛けたところ、みなみが急に私の目の前に仁王立ちして
「わたしってそんなに魅力ない?わたし、もうちょっとだけこうして居たかったのに。マドカがちょっとでもいいから私の魅力で変な気分になってもらいたかったのに。ここだったら変態扱いしないのに・・・。」
「こんなわたしでも高校2年の時、部活の先輩好きになっちゃって思い切って告白したんだよ。」
「その時その先輩が言ったの・・・。お前のことは妹としか思えないって。」
「それってオンナとしての魅力がないってことだよね。マドカもおんなじなんだ・・・。」
と言って泣き出してしまいました。
そうしている間にも泡さらけだったカラダから泡がダラダラ流れ落ちて来て、さっきまで泡だらけだったみなみのハダカを隠すものは今は何もありません。
決して細いとは言いませんが、みなみのカラダはDカップの乳房に小さめのピンクの乳輪に小さい乳首。相対的にキュッと引き締まったウエストに広めの骨盤。両足の間には無毛のワレメがしっかりと見えます。
身長と雰囲気こそ、マコトの姉のアキラさんに似て少し大きめで、目と歯と爪と癖っ毛なところは私譲りですがソレ以外すべて若い頃のマコトそっくりです。
コレが自分の娘でなかったらいますぐにでもここで始めてしまっていたでしょう。
でも、私の目の前にいるのは実の娘です。父と娘がこんなところでこんなことをしているのは十分異常なこととは分かっています。でも、ここは父親として冷静でなければなりません。
そこで私はごく自然に「それって、みなみっていう女の子をちゃんと見てないからじゃないか?ちゃんと見ればその魅力ってヤツに気づくバズなんだけど・・・」
「もしみなみが実の娘じゃなかったら、愛人にでもして囲っておきたいところだよ。」
「みなみの姿カタチ、いや声にしたってすごく可愛いんだけどな。」と言ったところで、
「それはマドカの趣味。ママが言ってたんだけど、マドカって昔ママのバスガイドやってた時のバス誘導の声に惚れたって聞いたよ。」とみなみは言ってます。
しかし、みなみは知りません。私とマコトがバスガイドになる前のセーラー服時代から付き合っていて、しかもそのセーラー服を精子で汚してしまったことなど。
「みなみ。ちゃんと見るって言葉には目で見ることだけじゃなくって、ママみたいな声とか、振る舞いとか・・・もしかすると匂いだって魅力的って思える人だっているかもしれないぞ。」と私がというと、みなみは「何よソレ。ほとんど変態の世界ね。」と言いながら、いつのまにか泣き止んでいたみなみが私の隣に腰掛けました。
続けて私は「ひとってみんなどこかしらおかしいところがあるって、昔看護婦やってた頃の芽衣子おばさんから聞いて、それからヤッパリそうだよなって思うことがいっぱいあったんだ。」
「それってよく言えばフェチ。見方を変えれば変態ってところかな。でも、この変態っていうのもクセモノで、それを抵抗なく受け入れられるヒト。絶対ダメなヒトそれぞれいて、特に男女の関係でソレを受け入れられるようになると離れなれない関係になることもあるんだ。」
と言ったところで、みなみがこれまで心に留めていた話をし始めました。
「わたしさ、知っての通り大学に入ってからデッサンとか美術一般の勉強したんだけど、そんなの初めてでしょ。周りはみんな美大に入りたくってその手の勉強して来た人ばっかりで。」
「私なんて、AO入試で、ポートフォリオ書いて挑んだ入試面接で急に手のデッサンさせられたんだよ。鉛筆の削り方すら分かんなくって、その時の准教授に削り方教えてもらって生まれて初めて描いて。そしたらどういうわけかそれで合格。」
「そして1年の時、教授に洋画の人たちとデッサンばっかりやらされていた時期があって、わたしコンピューターでデザインやるために大学来たのに、なんで別な科の人たちとデッサンなんてやらせるのって思っていた時、なんかデッサンモデルやる人がいなくって困っているていう話聞いて。」
「なんか、教授が一般向けに開いていたデッサン講習会っていうのがあって、急にモデルの娘が都合悪くなっちゃったって言うの。」
「誰もやりたがらないし、先生困ってたから、わたしやりますって名乗り出たら、周りのみんなが驚くのね。その時なんで驚くのか分かんなかったんだけど、それから言われた場所に行くと、係員の女の人にこれに着替えてくださいって言われて手渡されたのがバスローブ。」
「最初は状況が飲み込めなかったんだけど、それって結局、モデルはモデルでも裸体の方だったのね。周りのみんなは分かってたんだよね。」
「その時断ろうかとも思ったけど、受講生が待ってるし、やるって言っちゃったし。少し迷ったんだけど1回だけという条件でモデルやることにしたの。」
それを初めて聞かされた私は、「オイオイ。そんなの初めて聞かされたぞ。ママは知ってるのか?」
「うん。知ってるよ。でも、裸体ってのは知らない・・・。それで、会場入ったら結構な数の受講生がいて、それは学生から年寄りまで、男女問わずいろいろ。」
「ちょっと高くなったところに椅子が置いてあって、わたしそこまで行ったら係員がバスローブ脱いでくださいって言うの。そのとき、もう、どうにでもなれってバスローブ脱いだらなぜかどよめきが起きて、みんなの視線が凄いの。」
「そしてポーズ取らされて、休憩挟んで2時間頑張ったんだけど、そん時思ったんだ・・・・。」
「ひとが自分のことを見てくれているって、ヤッパリ気持ちいいって。演劇してた時も感じてはいたけど、この時は会場がものすごく静かで、受講生の息遣いまで分かって。生唾飲むのまで聞こえて・・・。」
「少しもいやらしいと言うような感じば微塵もしなくって。デッサンする受講生が物凄く真剣でわたしのほうが負けそうなくらいで。」
「じっとしてるのは大変だったけど。ほら、わたし演劇やってたでしょ。空想シーンなんかでストップモーションなんてもやってたからなんとかなったようなもんで・・・。アレ、慣れないと大変だよね・・・。」
「そしてね。それ終わった時にお疲れ様って渡された封筒の中見たらびっくりしちゃって。渡される時、お父さん公務員だったりすると大変だけど、コレは謝礼ということで税務申告しないヤツだから心配しないで。って言われたの。」
「だって、時給にすると1万円だよ。そしてこの後、指名入ったからお願いって頼まれて月に2、3回このバイト続けてたの。延長なんて入ると結構良い稼ぎになって・・・。」
「でも、モデルやってて思ったんだ。わたしは性の対象として見られてるんじゃなくって、女性っていう形の芸術品。例えるなら生きたブロンズ像みたいに見られてるって。」
「もう、それも慣れてくると見られるのになんの抵抗もなくなっちゃって。そして、そのままハタチ迎えた時わたしちょっと悩んだの。処女のまま何やってるんだろ。本当だったらこのカラダを見せるべきは受講者じゃなくって彼氏だろうって。」
「でも、美大ってオンナばかりでしょ?。まっ、オトコもいるけど変わり者っていうか、オタクっていうかそんなのばっかり。偏見かもしれないけど・・・・」
「それで出逢いもなければ、チャンスもないまま過ごしちゃって。」
「ソレでさ。今入った会社って、わたしのつくったものっていうか考えたものがテレビで放映されるでしょ。それってみんながわたしを見てくれてるってことでしょ。ヤッパリ見られるのっていいな。って思うのね。コレってデッサンのモデルしてた時に近い感覚。」
「それに撮影の時、本回しの前にわたしを撮影してテストするんだけど、レンズ向けられるとなんか感じちゃうって時あって。それは動画でも静止画でもおんなじ。」
「それで思い出したんだけど、チョットお願いがあって・・・・」
その後、風呂から上がった私は、なぜかベットの上でハダカになってポーズを取っているみなみの裸体の撮影をしています。ラブホに来るまでは、みなみにポーズとらせて雰囲気ぐらいは掴みたいとは考えていましたが、いきなりこうなるとは夢にも思いませんでした。
みなみが風呂から上がった時、素っ裸のみなみがいつも持ち歩いているリュックから鳥を撮っていたのと違う、いつか現場で使った小さめのカメラを取り出し何か設定をしてから私にそのカメラを手渡しました。
そして「わたしがポーズ取るから撮って」といいます。そして、デッサンモデルのポーズから始まりましたが、結構キワドイポーズも取っています。
すると「ヤッパリレンズ向けられるとなんか感じちゃうの。人の目よりも。わたしって変態?わたしって人よりカメラがいいの?」と言いながらいろんなポーズをしています。
やはりそのポーズを取る仕草がプロって感じです。
すると、その動きが止まり「ねえ、マドカ。ママには内緒でこのまましちゃおうよ。ダメ?。その瞬間だけ娘・・・・辞めるから。」
「なんかもう我慢できないって感じなの。その辺の知らないオッサンに抱かれるよりその方が安心でしょ。」
「ちょっと待て。そりゃそうだけど曲がりなりにも親子だぞ。父と娘だぞ。そんなことできるわけないだろ。」と南に伝えると。
「ママがね、冗談かどうかわかんないんだけど。いざとなったらパパにシテもらったら?って言うのね。どう思う?」
「でも、相手が変われば分かんないけど、多分あっちの方がダメだと思うけど。っても言ってた。」
そう言いながら「ほら、ここも撮って、わたしのココこんなになっちゃてるの・・・」
と言いながら足をM字開脚しながら両手でアソコを左右に開いています。
私がカメラのレンズを近づけると「あっ、なんかソレ感じちゃう。」と言って腰を持ち上げました。
しかし、私のもっているカメラの液晶にはフォーカスが合わずボケたアソコしか表示されていません。しかもピントが合わずシャッターも切れません。
そこで、右手の親指のあたりにあっモードスイッチを「接写」にすると、その表示される液晶のピントがみるみる鮮明になり、みなみのアソコから中から次々と分泌された透明な液体が流れているのが表示されています。しかも、なぜかその上にツンとそびえ立つクリトリスにピントが合っています。
そして、震えた手でシャッターを押した瞬間それが長押しになってしまい「カシャカシャカシャ・・・・・・・・」と連写となってしまいました。
するとみなみが、「あっ、ソレダメ。あ、あ、。」と言いながらカラダが震えます。
私はそんなみなみの姿を見て気が変になっていました。このままみなみの済むまでやらせてあげたいという気持ちと、この先どうなってしまうんだろうという不安な気持ちが入り混じっています。
そして、私がさらにカメラを接近させ「みなみ。どこが感じるんだ。自分で触ってみて。自分でするときのようにやってみて。」と問いかけると、
「そんなの恥ずかしくって・・・」と囁きます。
さらに「撮るのやめるぞ。」と返すと、
「やめないで。今ヤルから・・・」と蚊の鳴くような声で応答がありました。
すると、みなみの指がワレメの上にある見るからに硬くなっている新芽のような部分を指先でさすり始めました。
ソレは時に上をなぞるように、時には押すような感じで指が動きます。私は、シャッターを切りながら
「みなみ。そこが気持ち良いのか?」と尋ねると首が上下に動きます。
「その部分は何ていうんだ?」と続けてたずねると・・・・・
「クリトリス・・・・うっ、うっ。は〜」としゃくりあげるような感じで息が止まりました。どうやら逝ってしまったようです。
すると突然みなみが「わ〜〜〜」と泣き出しました。
私が添い寝をするような体勢で、自分の左腕にみなみの頭を乗せ、子供の頃のみなみにしたように右手で背中をトントンしながら
「ゴメン、みなみ。父さんチョットやりすぎた。父さんもみなみの逝っちゃう姿初めて見たけど可愛かった。本当は親が見ちゃいけないんだろうけど・・・」と言うと
「マドカ、それは違うの。わたし人に見られるってコトが気持ちいいとは思ってたんだけど、最近違うことに気がついたの。」
「この前、仕事中に倒れちゃったコトがあって。その時会社のみんなが心配してくれたんだけど、その時本番前のカメラチェックでわたしが撮られてて、実はその時・・・・」
「みなみ、その時どうしたんだ?」と体を起こして尋ねると、みなみはうつむきながら答えました。
「わたし、近づいてきたカメラで・・・その・・逝っちゃったの」
「人に見られるのって気持ちいいっては気づいていたんでけどソレは性的なな感じじゃなくってココロが感じてるって感じ。」
「でも、最近気づいたのがレンズ向けられると気持ちいいて感じ。ソレははっきりと分かるの。コレって性的興奮だよねって。カラダが感じてるって。」
「わたし、デッサンモデルやってるうちに人に裸見られてもなんともなくなっちゃってけど、レンズ向けられると感じちゃうようになっちゃった・・・・。わたしってレンズフェチ?」
「100歩譲って人に対してのフェチだったらいいけど、わたしって相手がレンズだよ。カメラだよ。もうこうなっちゃたら全部白状するけど、わたしのオナニーってカメラのレンズ向けながらやるんだよ。そして、最後にはシャッター切りながらじゃないと逝けないの。コレって異常だよー。絶対に変態。」
と言ってまた泣き出してしまいました。そして、先ほどと同じようにみなみを胸の中に抱きしめてみなみが落ち着くのを待ちました。私はなんと言っていいか分かりません。
すると、仕事続きで疲れていたせいか分かりませんが、小さい時みなみが泣きやまない時布団の中で今と同じようになだめていて、先に寝落ちすることが度々ありました。
この時もみなみを胸に抱きしめながら寝落ちしてしまったようです。
気がつくとそこにいたのはみなみではなくマコトでした。気がつくとマコトは朝と同じように私のアレを舐めています。左手で髪をかきあげ、右手で私のアレの根元を掴みまるで私のソレが愛おしいかのごとくチロチロ舐めていました。
しかし様子が変です。決して歯を立てることのなかったマコトの歯が時々ソレに当たり痛みが伝わってきます。しかし、その行為が突然終わると腰のあたりのマットレスが沈む込み、ソレに続いて私のソレが握られてその先端がヌメッとした感覚となりました。
次に「痛たっ」という悲鳴にも似た囁きとともに、マコトのアソコに入れられたのが分かりました。
入れた瞬間私のアレの先端も何かに引っかかった感じとなり、その後ヌメッという感じで奥に進みましたが、なんかその感覚がいつもと違います。この時、「マコトのアソコがちょっとだけ濡れていなかったのかな?」位に考えていました。
そしてソレが入りきった先の壁に当たりました。ソレはマコトとは少し違って物凄いフィット感です。マコトはアレの奥行きが浅くすぐに底つきしてしまいます。
長年夫婦をやってて馴染むまで相当な時間がかかりましたが、ここまでのフィット感はありませんでした。例えるなら、ピッタリとしたさやに収まった刀っていう感じです。
その物凄い収まりの良い感じがかえって違和感となり、そこで私はハッと目を覚ましました。
そこで私が目にしたのは、あろうことか苦痛で歪んで汗を流して苦悩の表情をしているみなみの顔でした。
そして視線を下げ自分のソレを見ましたが、明らかにみなみのアレと繋がっています。
私にはこんな経験が2度ありました。ソレは今となっては遠い昔の苦い思い出です。
一度目は中学2年生の時の同級生。二度目は大学4年生の時のマコトの先輩バスガイド。
一度目は彼女の「初めて」をキチンと受け取れず完全にこじらせてしまいました。二度目はこじらせそうになりながらも何とかリカバリーしようと頑張った挙句、逆に私の色に染めてしまったこと。
私はとっさに「みなみそのまま動くな」と言いながらカラダを抱き寄せギュッと強く抱きしめました。
その時の汗ばんだみなみの首元の匂いはこういうことをしている時のマコトのソレとそっくりです。私はこの匂いで何かのスイッチが入ってしまうような気がしていました。
その間にも私は考え続けます。このままみなみを突き飛ばして終わりにしてしまえば、それこそみなみの一度きりの処女喪失をこじらせてしまうことになります。
みなみはこの先どんなオトコと付き合うかわかりませんが、そのためにはここでキチンとみなみの初めてを受け取り、ひとりの」「オンナ」にしてあげる責任が私にあると思いました。これは親である以前にオトコとしてです。
そして、いつ現れるかも分からないみなみの彼氏に印籠を渡すべく、ごく普通の性行為としてコトを終わらせようと決めました。そして、かつて2回とも処女の血を見た瞬間萎えてしまっているので、今回はみなみのアソコを見ないで進めていきます。
そこで私の上にまたがっていたみなみを仰向けにして今度は私から行きました。未だ緊張しているみなみに「いくよ」と声をかけるとみなみの頭が上下に動きます。
次にみなみの足にカラダを割り込ませ、手も使わず位置決めをするとユックリ挿入しました。そして、全部入れ切ったときみなみの奥の壁に私の前端が微妙に触れます。
「みなみ。初めてがお父さんでいいのか?」
「わたし、今娘じゃないから。・・・・でも、レンズフェチを矯正できるのはマドカしかいないって思ったの。こんなの彼氏に頼めないでしょ。その前にこんなわたしじゃ彼氏できないし。」
「あともうひとつ言わなきゃならないことがあって・・・・その・・」
「わたし、前からマドカの事が好きだったみないなの。中学入る前だったと思うんだけど、お風呂でアソコを洗ってもらった時気持ちよくなっちゃって、まどかと入るお風呂が楽しみになってたの。高校に入った頃、流石にいい加減自分で洗えって言われた時は悲しかった。この時わたしってマドカのことが好きだったんだなって初めて思って・・・・。」
「そして、マドカのオケケに白髪が混じっているのを指摘したらしばらく一緒にお風呂入ってくれなくなっちゃったでしょ。
それ、悲しかったんだ・・・」
「その後、大学入って一人暮らししてるとなんか寂しくって一人で慰める事が多くなっちゃって、すごい罪悪感で・・・」
「そんな時マドカが様子見に来てくれて、あの狭いアパートのお風呂に一緒に入ってカラダ洗ってもらった時、涙出るくらい嬉しかった。胸なんて触られるだけで逝きそうだった・・・。」
正直言ってソレは私にとってすごく嬉しい言葉でした。いつも私の前でなんの抵抗もなくハダカになってウロウロしていましたので、「オトコとして見てないんだろう。所詮仏像くらいにしか見てないだろう。」って思っていましたので、オトコとして見てもらっていたというのは、なぜか認めてもらったような変な感覚となっています。しかも、今そのみなみとは繋がっていますし。
しかし、その行為も長々と行えば私の「色」がみなみを染めてしまいます。一度染めてしまった色は決して白く戻ることはありません。一度私が強烈に私の色で染めてしまったかつての下宿の娘や、マコトの先輩バスガイドがその後苦労したというのは聞いていましたので、そうなる前に終わらせる必要があります。
私は、みなみに「痛くない?」とだけ確認すると「最初に入れた時だけ」という答えでしたので、そのままユックリゆっくりと腰を動かし、時には股間をクリトリスに押し付けるような普通の行為を続けました。
その時私は、たとえみなみが逝かなくてもみなみのカラダで私が逝くことができれば、オンナとしての自分のカラダに満足するであろうと考え、自分が逝く事だけを考えて腰を動かしました。しかし、先ほど風呂の中で不意打ちをしています。そんな何発も連続で発射できるほど若くもありません。しかも、今朝のマコトとの1戦のように中折れしてしまう恐れもあります。
そんな自分にカンフル剤を打つべく、みなみの胸を揉んで乳首を吸ってみました。すると、みなみのアソコがソレに反応するような動きをします。構わず続けるとソレがとても良い締め付けとなって私のモノを応援します。
するとみなみが「ソレ凄く気持ちいい。覚えてる?わたし高校2年の時右の乳首から変な汁が出てきて、恥ずかしくって誰にも言えなかった時、お風呂でマドカ乳首吸ってくれて凄く楽になったんだけど、何回かやってもらううちにすごい快感になっちゃって・・・」
と囁きます。当時私はそんなことは一切考えず、悪い病原体を吸い出す事しか考えずやっていて、やるたび楽になると言われしばらくやっていたような記憶しかありませんでした。
すると「マドカ。お願い・・・」と声がかかり、「なに?」と返すと
「キスして・・わたしのファーストキス・・」
「みなみ。順番が逆だった。」と言うと、「ソレはちがう。もっと逆。わたし、マドカアレすでに舐めちゃってる・・・」
「そりゃそうだ。じゃ行くよ。」と声をかけみなみの処女に続きファーストキスも受け取りました。その時です。私の中で何かのスイッチが完全に入りました。
すると、私のモノが自分でもわかるくらいにカチカチになりいつでも発射できる体制になりました。
そして「逝くからちょっとだけ我慢して」と声をかけて腰を全開で前後させます。もう、コレは朝勃セックスとは違う物凄い快感です。
ソレに答えるように私の下から「あ、あ、あ、あ、い、い、い、・・・・」と私の動きに合わせてカラダが動き、半白遅れるように乳房もプルンプルンと波打ちながらもみなみのその息遣いが聞こえます。
私の頭から汗が滴り落ちる頃「マドカ。気持ちいい?わたしのカラダって気持ちいい?」と尋ねてきました。
でも私にはソレに答えられるだけの余裕がカラダに残っていません。しかし、次の一言で一気に限界を迎えます。
「わたしは気持ちいいよ。ねえパパ。」
みなみにはこれまで「パパ」なんて呼ばれたことはありません。しかも、マコト譲りの可愛い声でそんなこと言われたらそれだけでも逝っちゃいそうです。
私はそんな状況下やっとのことで「みなみ。もう逝きそうだ。」と伝え、外出ししようとして腰を引く瞬間緊急事態が発生しました。
みなみが両手両足で私のカラダを抱きしめてしてしまい、抜くことができなくなっています。
もうそこまで来るとどうすることもできません。しかも「パパ。好き。」と言うみなみのため息にも似た囁きもあり、あろうことかそのまま自分の娘の胎内奥底の子宮口に押し付け精子を放ってしまいました。
そして、私のモノがみなみの中でピクピク動くたび微妙にその奥底に撫でられるように刺激され物凄い快感です。さらには、みなみのソレが精子を絞り出すかのような動きまでしています。
先ほど風呂の中で一度試し撃ちをしたせいか、最初の1回こそ実弾を撃ち出した実感がありましたがソレ以降は多分空砲です。若い頃は物凄い量を何度発射してもへっちゃらでしたが、今では1回の発射で物凄い体力を奪われ死にそうなくらいです。
私は、みなみの上で抱きしめられたまましばらく動けませんでした。マコトとの時はその行為自体がルーティーン化しており、だいたいがバックでフィニッシュでしたので、正常位でフィニッシュしたのは久しぶりです。
そしてしばらく息を整えていた頃、血の気の引いた私のモノがみなみのアソコからヌルッと抜けました。
私がカラダを起こしてみなみのアソコをティッシュで拭こうとして足を広げましたが、出血はほとんどなく中から逆流している液体も透明な中に白いものが少し混じる程度でした。
でも、その拭いたティッシュを見るとところどころが赤くなっており処女だった形跡が伺えます。
その後腕枕をしてしばらくみなみを抱きしめていました。するとみなみが遠くを見つめるような目をして言いました。
「ねえ、マドカ。さっき話した自分のカメラでわたしが逝っちゃう話。わたしの中ではそのシャッターを切るのはいつもマドカだったの。今日、ソレが現実になって凄く感じちゃった・・・・・。」
「ねえ、マドカ。このまま遠くに行っちゃおうか。」
「どこかも分からない、誰も知らないところに。」
「何もかも捨てて・・・・。」
「そして親娘っていうの隠して結婚しちゃおうか・・・・・。」
「マドカの赤ちゃんならいっぱい産んでもいいよ・・・。」
私は何も返す言葉がありませんでした。でも、このフレーズって昔どこかで聞いた覚えがあります。
それはマコトの先輩バスガイドの「はじめて」をきちんと受け取るために1泊旅行に行った先のホテルのベットの上で聞いた切ない記憶です。
その彼女は、私と決して一緒になれないと分かっていました。その時私は、彼女なりの小さな抵抗として問いかけられたと思っていましたが、今のみなみも同じ心境であることを改めて知って私の目から涙が出て来ました。
「みなみ。ゴメン。こんなことになっちゃって。これって、決して父親が娘にやっちゃいけないことだった。」
「多分みなみの記憶から一生消えないし、もしかするとみなみの性癖だって、これからの人生だって変えちゃったかもしれない・・・」
と、みなみの胸に顔を押し付けて伝えました。すると
「それは違うの。コレを望んだのはわたし。わたしが密かに悩んでいた性癖だって直して欲しかったし、初めてのオトコの色にも染めて欲しかった。」
「だって、わたし・・・・真っ白でいられる年齢とっくに過ぎちゃってるんだよ。」
「なんかわからないどうでも良い色に染まるんだったら、マドカの色で染めて欲しいの。」
そう告げられた私は何か救われたような、ココロのつかえが取れたような感覚となり、たった今私が「オンナ」にしたみなみの顔をしっかりと見直して改めてディープキスをして、いう事を聞かない私のモノに見切りを付け、みなみの全身をベロで舐め尽くし3回ほど逝かせました。
その後、空腹に気づき時計を見るとラブホの休憩時間はとうに過ぎています。
そしてそろそろ帰ろうと、みなみとシャワーを浴びている時
「最後に・・・」と言ってた私のソレをみなみが口に含みましたが、体力的にそれに応えることはできませんでした。
その時「この続きは後にとっておくね。」と言っていた小悪魔的なみなみの笑顔がとても可愛く、そして心なしか恐ろしく見えました。
この後近くにあったガストに寄り、二人でハンバーグをガツガツたいらげました。二人揃ってどれだけ体力を消耗していたのかは、この空かせた腹が証明しています。
そして、帰り際自宅近くのヨドバシに寄った時、みなみが不意に手を繋いできました。こんなのはみなみが幼稚園製の時以来です。しかもその繋ぎ方は俗に言う「恋人つなぎ」です。
その後、タブレットでコンテを書くための保護シートとなんかわからないペンみたいなものを買ってからエレベーターに乗った際もまた手を繋いできました。
私は、なんか嬉しくなってしまいその手をぎゅっと握り返すとみなみは私を見上げます。
その目はすでに「娘の目」ではなく「オンナの目」となっていました。
この時私は「早くみなみに彼氏が出来て、早く親離れして欲しい」と思う反面、もう少しだけこのままでも良いかなと思うのでした。
そしてその日の夜、マコトが「餃子いっぱい食べたいでしょ?具、いっぱい作るから後でまたみなみと共同作業してね。」と言い出し、具材の下ごしらえを始めました。
今日、みなみとは「共同作業」とやらをいっぱいしてきたので少しドキッとしました。しかも、共同作業のフレーズの前に「また」が付いています。
すると今度は「エンちゃん。ニンニク擦って。」と言ってたくさんのニンニクを出しました。マコトは私の事を今だに「エンちゃん」と呼んでいます。ちなみに私も同じです。
私がたくさんのニンニクを前にして「マコちゃん。コレ、チョット多くない?」と言うと
「今日一日、みなみに付き合って疲れちゃったでしょ?それに今晩もう一仕事してもらわなきゃなならないし・・・ねっ」
と、言っています。
果たしてマコトは私とみなみとのことをどこまで勘付いているのかわかりませんが、もしかするとヤキモチを焼いてもう一仕事させるのかも知れません。
最近では、朝勃ちのついでにヤルのが普通でしたのでチョット恐ろしいところです。
そして、みなみとの共同作業と目される餃子の皮包みをみなみとやっていた時、
「アレ?みなみ。あんた、なんか眉間に寄ってたシワ取れたね。なんか表情変わったね。何か悩み解消した?」なんてみなみに聞いています。
みなみは「今日、マドカと鳥の写真撮りに行っていいのたくさん撮れたからかな?」なんて言って話を合わせています。
そして、円盤型に焼かれた大量のにんにく餃子をにんにく臭くなりながら美味しく食べ終えるとみなみの部屋で今日撮った写真の枚数を確認してみました。
鳥を撮影した枚数が170枚。小さなカメラが240枚。その240枚はもちろん私がみなみの裸体を撮影したものです。もちろんみなみはメモリーを消すと言ってはいますが、その真意は確認できません。
そのあといつものようにみんなで風呂に入りました。
しかし、グロッキーしたはずの私のアレがにんにくが効いたのか不意に元気になってしまい湯船から上がれなくなってしまいました。
それを察したマコトがみなみに早く上がるよう急かして、風呂場からみなみを追い出すと私の耳元で囁きます。
「みなみばっかりかまって、わたしちょっと寂しいな。わたしも、かまって欲しいんだけど・・・・。」
その時のマコトの言葉で確信しました。
「コレってバレてる・・・・」
というのも、わたしもかまってと言ったマコトの言葉の「も」の部分が強調されていたからです。
しかも、私は大学4年生の時、マコトの先輩バスガイドと1泊旅行した後もコレと同じ事を言われた記憶があります。ソレは・・・
「夏帆先輩ばっかりかまって、わたし寂しいの。チョットはわたしも、かまってほしいんだけど」だった気がします。
その時、どういう訳か夏帆とのことはマコトにバッチリバレていました。
ここで思い出しました。マコトは勘がものすごく鋭いのです。
しかも、その後私を問い詰めることもせず良心の呵責で苦しむ方向に持って行くのも知っています。
私は観念しました。
もうこの際、マコトが望むのなら「手下にでも、家来にでも」何にでもなります。「イヌになれ」と言われればイヌにだってなります。
そして「バター犬ににも。」