小学生の頃、1〜3年生の時はクラスメイトで、4年のクラス替えでそこからの3年間は別クラスだった同級生にマリコという子がいた。
この子は顔はまあまあ可愛い子だったのだが、非常に気が強く自分勝手でわがままで周囲には煙たがる同級生もいる子だった。
そんなマリコに恥をかかせた小学5年生の時の宿泊訓練での話。
長いバス移動を経てようやく目的地に着いた時、私はバスから降りた後にその中に忘れ物をした時に気付いて車内に戻ろうとした。するとマリコが降りようとしていて、戻ろうとする私に対して声を荒らげ、
マリコ「降りる人優先!」
と怒鳴り散らしてきた。気持ちは分からなくもなかったのだが、何もそこまで怒ることもないだろと私は腹立たしかった。
その後、私はこういうことがあったことを同級生のケンに話すと、ケンもマリコのわがままさに嫌気が差していたようで、
ケン「マリコって正義気取ってるだけで自分勝手だよな」
と話していた。私はケンに100%同意してその会話は終わったのだが、私にしてみれば恥をかかされた気分が晴れなかったので、この宿泊訓練の最中に何か仕返しできないかと考え始めた。
そうした中で1日目の最初のスケジュールであるオリエンテーションが始まった。そのオリエンテーションで、奇しくも私はマリコの後ろに座ることになった。全員が体育座りで先生の話を聞いている中、私はあることを終わりのタイミングで仕掛けることにした。
約30分後、オリエンテーションは終了。全員が立ち上がった次の瞬間、
マリコ「キャー!」
マリコが急に悲鳴を上げた。なぜなら、私が立ち上がる際にマリコが履いていた半ズボンの裾を持って立ち上がったことに気付かないまま立とうとしたために、半ズボンが床まで下ろされてしまいパンツ丸見え状態になっていたのだ。
マリコは綿の純白パンツ丸見えで立ち尽くしていた。そして、大きな悲鳴を上げてしまったために同級生のほぼ全員にそのパンツ丸見えになったあられもない姿を見られてしまうことに…
私はマリコが同級生全員の前で恥をかかされた姿に満足してそそくさとその場を立ち去ろうとすると、怒りと羞恥心で顔を真っ赤にしたマリコが追いかけてきた。
マリコ「ちょっと!何すんの!みんなにパンツ見られちゃったじゃん!」
私「あんなに俺に近づいて座ってたお前が悪い」
私が悪びれる素振りもなく開き直ると、マリコはこう言い始めた。
マリコ「さっきの仕返しのつもりでしょ。だからあんなことしたんでしょ!」
それでも私は開き直ったままこう言った。
私「だったら何だよ。俺にしてみればああやって怒鳴られるのだってああやって全員の前で恥かかされるようなのと同じなんだよ。パンツぐらい良いだろ、怒鳴られるのに比べたら」
私はさらに続けた。
私「しかしお前が白いパンツ履いてるとはね。意外と可愛いんだな。威張り散らしたいならもっと他のパンツ履けば。白の無地じゃ可愛いもん。柄物のもっと派手なヤツ履けば威厳出るかもよ」
マリコは完全に最後の捨て台詞を吐くようにこう言って去っていった。
マリコ「もういい!最悪!」
その去り際に、実際にそうだったかどうかは分からないが、マリコの目には薄っすらと涙が浮かんでいるように見えた。私は完全に勝った気分になってスッキリした。
するとその後、同級生(特に男子)が次々と私のところに来てこんなことを言い始めた。
同級生「よくやってくれた」
同級生「俺らもマリコにムカついてたからスカッとしたよ」
同級生「マリコのパンツ可愛かったな」
女子の中でもスッキリした人が何人かいたようで、
同級生「マリコこれで少し大人しくなるかも」
同級生「あそこまでやらなくてもよかったけど、マリコが大人しくなるならそれもいいことだし」
同級生「マリコ白だったね」
そんなことを言ってくる同級生もいた。
この出来事をキッカケに、案の定マリコは以前より気持ち大人しくなった。なぜなら、彼女が以前のように身勝手な主張を始めると、この時のことを言われるようになったからだ。
「うるせー!パンツ!」
「白パンツが調子乗んな!」
「白じゃないパンツ履いて出直してこい!」
こんなことを言われてはマリコもそれ以上何も言えないぐらい恥ずかしかったのだろう。
マリコ「今日は白じゃないもん!」
ぐらいの勢いで反論してほしかった気もするが、あまりにもあの出来事が恥ずかしかったのか、そんな反論は1度もしなかった。
そのうち、
「パンツ見せたらそれでいいよ」
「白のパンツ履いてるなら許す」
などと、寛大に見えてかなり屈辱的な条件を課すような発言をする者も見られるようになった。
かなりの荒技を使ってしまったが、自分勝手な相手を捩じ伏せるために、当時の私にはこんな方法しか思いつかなかったのである。