響子自身、まさか結婚から2年後にストリップをアルバイトに選ぶとは夢にも思ってはなかった。
どちらかと言うなら清純だったはずだ。
高校は女子高で夫と出会うまで男に体を許した事はない。
友人達と市営プールへ行った時も、たとえ水着であれ人前で脚を開くような事はなかった。
夫とは見合いで結婚、10歳離れた女子高の教諭であり
物腰柔らかい所謂「優しい人」だ。
「響子、あそこにも道祖神が祀られてるよ!」
バスの窓から夫が道端の石像を指差す。
結婚式が終わり、荘一郎は新婚旅行先に国内の古い温泉街を選んだ。
近年になってやっと電化した様な町並みであり
友人達がハワイやグアム、果てはヨーロッパで挙式を挙げたのを知った響子は
いささか、不満ではあったが
既に夫の体調は悪く長距離の旅行は難しかった。
だが今夜は、たっぷり抱いてもらえるのだと考えると
性を覚えたての響子の割れ目はバスが揺れる度に口を開き
下着にだらしない染みを作ったのだった。
しかし旅館に到着するや一転、荘一郎はグッタリと座り込んでしまった。
「アナタ、どうされたの…!?」
「大丈夫、少し疲れただけだよ」
彼は響子に温泉へ行く事を強引に勧め自分は部屋に残った。
そそくさと風呂を済ませ染みが付いた下着を履き替えた響子は急いで部屋に戻った。
だが、畳の部屋のちゃぶ台に茶色の睡眠薬が入った小瓶が置かれ
その下に「先に休みます」と書かれた紙片が挟まれていた。
「なによ…なにも言わずに!」
こうなっては、明日まで荘一郎が起きる事はあるまい…
「あ、奥さん奇遇ですなぁ!」
1人で夕食を食べた後、時間をもて余した響子は温泉街をブラブラとアテも無く歩いていたのだが不意に2人の中年男性から声をかけられた。
電車を降りてバスを待つ間に知り合った人達だ。
三人は露店でビールを飲みながら暫し談笑する。
2人は五十代で名古屋の方から来たと言った。
人の良い感じではある。
「僕たち、ストリップを見に行くんだけど奥さんも良かったらどう?」
1人で歩いていた理由など話さなかったが新婚の女がブラブラしている事に何かを感じたのだろう。・・・
しばらくした後、中年男の1人が響子をストリップに誘った。
こんな誘い本来なら断わるはずだ。
だが、夫から初夜を流された響子としては
男達と遊ぶ事でささやかでも体の火照りをおさめたいと考えてしまったのだった。
ストリップ劇場は温泉街の外れに建っていた。
戦後間もなくに建ったとしたなら築半世紀はとうに過ぎているだろう。
くたびれた、如何にもな風情の建物であった。
「引っ込めコラァっ!!」
「女出せや!」
劇場に入ると中は騒然としていた。
騒動の原因は舞台の上だと一目で分かる。
四十にもなる様な女だ。
見てくれは、蝉の幼虫を連想させる。
キャバレーやソープで使えなくなった女が温泉街の酔客相手に流れて来たお決まりのパターンだ。
それが申し訳なさそうな顔でもしているならともかく
酒でも飲んでるのか、終始「ガッハッハ!」と爆笑しているのだから
三千円も払った客達はキレてしまったわけだ。
ガッハッハが去った後、さすがに劇場側も不味いと思ったのか一向に次の女は現れない。
「もしかしたら今から探してんのかもな」
「蝉の次にカマキリだったんじゃ…」
響子の両隣に座った中年2人は笑う。
しかし、それから数分待っても女は現れなかった。
「響子ちゃん、上がっちゃいなよ!」
中年男の1人が響子に舞台に上がれと唆す。
「え…?…そんな、無理ですよ」
「大丈夫だって、響子ちゃん美人だからさぁ」
もう1人の手が響子の膝に乗った。
「私、夫が…」
「男2人の味気無い旅なんだ…響子ちゃん恵んでよ」
「なんだい!お姉ちゃんが上がるのかい!?」
周囲の客達も話を聞きつけ会話に割り込み出す。
「こりゃベッピンさんだわ!」
「響子ちゃんお願いだよ!」
はんば、押し上げられた格好で響子は舞台に上がらされた。
ドサクサに紛れ何本もの手が響子の尻を撫で回した。
「ちょっと…止めて!」
「良いケツしてるじゃねーか姉ちゃん!」
背後から下卑た笑い声が聞こえる。
野卑な男どもに囲まれストリップ劇場の踊り台に立ってるとか
夫が…荘一郎さんが見たら何と思うだろう…
だが、こんな事を劇場が許すはずもない
すぐに摘まみ出されるだろうと響子は思っていたのだが
劇場は響子にスポットライトをあて扇情的な音楽を鳴らす事で
彼女の飛び込みを快く受け入れた。
「早くしろよ!上がってってムイちまうぞ!」
「姉ちゃん、パンツ見せてくれよ!」
もはや止めれる状況に無い。
今止めたら集団レイプすらされかねない。
劇場内はパンツ見せろの大合唱だ。
響子は仕方なく浴衣の前をはだける。
白い太腿が露となり男達は踊り台に鈴生りとなって
彼女の脚を視姦した。
続いてパンティが曝される。
夫に見せるため今日のために用意した純白レースのパンティ
レースからは黒い陰毛が見え隠れしている。
「姉ちゃんお毛々が見えてるぞ!」
同時に場内にどよめきが走った。
「オッパイ見せろや!オッパイ!」
「浴衣脱げ浴衣!!」
男達の熱い視線と罵声が響子を容赦なく犯す。
どうしよう…どうしたら…
このまま踊り場から舞台裏に繋がる通路を走り抜ければ
逃げ出す事は出来るだろう…
劇場がどうなろうと、元から響子には関係のない話だ。
裏口から走って旅館に帰れば大丈夫
まさか、男達が通りまで追いかけて来るなんて無いだろう。
響子は逃げ出す事に決めた。
はだけた前を隠して背後の通路から外へ出る。
後は旅館に逃げ込み、夫の寝ている部屋に…
夫の寝ている部屋に…何があるんだろう?
帰って、まんじりともせず朝を迎えるだけだ。
それが嫌で部屋を出て来たんじゃないのか?
場内に歓声が響く
「うおっ!巨乳じゃないかよ!」
「姉ちゃん、オッパイ綺麗だよ!」
響子の足元には帯と浴衣が重なっている。
あろうことか、響子は観衆の前でパンティ一枚で立ってしまったのだ。
大音響と観客の声がツンと上を向いた桜色の乳首の先をビンビンと刺激した。
「姉ちゃん!その小さな布切れも脱いじまいなよ!」
客の1人が響子のパンティを指差す。
「そうだ!脱げ脱げ!」
「マンコ見せろや!」
男達は夫に望んでも多分、生涯かけられないだろう言葉を
次々と響子に浴びせた。
「響子ちゃん!旅の恥はかきすてだよ!」
響子の両手がパンティのサイドにかけられ
腰骨から徐々に下がってゆく
フルバックの布地が響子の豊満な臀部で一度止まるも
尻は一揺れすると観衆の前に割れ目を曝し
膨らんだ恥丘で、もう一度引っ掛かった後に脱ぎ捨てられた。
恥丘に繁った陰毛が男達の熱気で毛先を震わせる。
「良いタワシ持ってるじゃないの!」
「姉ちゃんボボ見せてー」
響子は聞きなれないボボと言う言葉にキョトンとした。
「オメコだよ!オメコ!!股開きな!!」
違う男が響子にしゃがむように指示する。
響子は命じられるまま、しゃがみ込むと
その脚を開いた。
スポットライトの強烈な光が彼女の股間に当てられた。
全身が熱くなるのを感じるが、もはや彼女に
その熱がライトの物なのか、自身の熱なのか
判断は付かなくなっていた。