大学からの帰りの電車内の話。
朝一のガイダンスだけ受け、
「やることもないし帰ろう」
と電車に乗りました。
平日の朝の田舎の方ということもあって、車内はガラガラ。
ラッキー、と思い、2人席の窓側に座りました。
朝早くに起きたということもあって、座ったと同時に凄まじい眠気が襲ってき、そのままくったりと眠りにつきました。
ふと目を開けると、知らない男の人の顔がすぐ目の前にありました。
びっくりして顔を上げると、
「隣、いいですか?」
と一言。
どうぞ、と返すと、にこっと微笑みながら軽く頭を下げ、私の隣に腰を下ろしました。
横目で盗み見ると、私と同い年くらいの、大人しめの、爽やかそうな男の人でした。
隣に座るだけなのに相手の許可を取るなんて、なんて律儀な人なんだろう。
変わった人がいるものだなあ、と思いながら、再び目を閉じました。
異変を感じたのは、それから数分経った頃でしょうか。
自身の肩がぴくり、と動くのを感じ、私は目を閉じながらも眠りから覚めました。
まだぼんやりとする意識の中、何かが私の内腿を弄る感触がしたのです。
「何これ、手…指?」
と考えていると、するりとホットパンツの中に入ってきました。
タイツを履いていたので直接下着には到達しなかったのですが、指が、タイツ越しに割れ目の外側をなぞってきました。
タイツ越しとは言えど、生地が薄かったため、ぴりぴりとした感覚が腰から上ってきました。
痴漢だ。
そこでようやく、自分が置かれている立場を理解しました。
しかし分かってはいても、実際にされるとどうしたらいいか分からず、
「寝てるふりをしておけばそのうち飽きるだろう」
と高を括り、私はそのまま目を瞑っていました。
それが、余計に相手に拍車を掛けてしまったのでしょうか。
最初は遠慮がちになぞっていた指が、徐々に速く、且つ的確に弱い所を責めてきました。
割れ目を擦り、時折固くなっている豆を弾き、摘み…その頃にはすっかり押し寄せる快感にひたすら耐えつつ、起きていることを悟られないよう、力を入れてぴくぴくと震える身体を抑えていました。
しかしふと力を抜いた瞬間、タイミング悪く、かりっ、と豆を爪で引っ掻かれたため、
「んぁっ」
と思わず声が漏れ、身体を大きく震わせてしまいました。
あまりの恥ずかしさに立ち上がり、
「すみません!!!」
と何故か私が謝りながら、タイミング良く停車した駅に飛び降りました。
その後トイレに行ったのですが、イってはないものの下着はぐちょぐちょになっており、タイツまでシミができていました…また、あの男の人にお会いしたいです。