【新章】Yとユウコと高校時代①「Re・スタート!」

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この度は私の話をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。

長きに渡りお送りした中学校時代編でしたが、今後は高校時代、大学生時代、社会人になってからの話や、日常のエロのお話が出来ればと思っております。

時代背景が前後したりする場合がございますし、誤字脱字も多く有るかと思いますが、予めご容赦願いたいと思います。

さて、今回からは高校時代編となりますが、タイムラインが中学時代編と繋がっておりますので【新章】としてRe・スタートとさせて頂こうと思っております。

・・・とは言え、高校時代は結構真面目(←(笑))だったので、中学時代ほどエロエピソードが無く、お楽しみ頂けるか一抹の不安は有りますが・・・。

そんな高校編の第一回目は、エロさは無いけれど、入学式の時の事を書こうかなぁ?と思っております。ユウコファンは楽しめるかな??

——-本編——–

4月。高校生活のスタートを切りました。地元から程近いエリアに有る公立高校に入学した私とユウコ。真新しい制服に身を包み心機一転!

同じ中学からは15名が入学。決して狭き門では無かったとは思うのですが、公立は地味なイメージで、私立の方が華がった時代故なんでしょうかねぇ…。

さて、先ずは体操服に萌える読者様へお教えしますけど、この高校はブルマではありませんでした・・・(つд⊂)エーン

とは言え、中学時代にブルマだった女子は習慣も有るのか、一応のパンチラ防止策として中学時代のブルマを着用していた人も居た様で、偶にしゃがみでの【ブルチラ】を目撃出来ましたw

あの子は○○中出身でエンジ、あの子は△△中出身で緑とかと把握したもんですが、大概は濃紺黒系の普通のブルマだった訳で・・・。中には体操服短パン着用の子も居ましたっけ。

勿論、ユウコ姫は常にブルマ着用。自転車通学だったし、横風をモロに受ける通学路だったので、ブルマならずともオーバーショーツの様な見せパンを穿いてる女子も多かった。

劣化が進んでお役御免&初経験を済ませる等で、見せパンやブルマを着用する女子は学年が上がるにつれて居なくなっちゃいましたけど、ユウコ姫は卒業まで頑なまでに穿き続けていました。

で、肝心なクラス分け。残念ながら1年生の時はユウコと離ればなれになってしまいました。とは言え隣のクラスでしたし、お互いに学校&クラスに馴染む迄は休み時間毎に廊下で会ってました。

勿論、登下校は待ち合わせをして一緒。それぞれに新しい友達が出来たりして、中学時代よりは密度が減った感はありましたけど、予定が無い時はいつも側に居てくれたユウコには今でも感謝しております。

そんなユウコ姫、入学早々に同級生女子の中から宗教信仰時代の懐かしい友達を見つけます。

ユウコ:「あれ?あれれ??」

私:「ん?どした??トイレか?忘れ物か??」

ユウコ:「ううん!トイレじゃない(笑)多分・・・知り合い?が居た・・・。」

私:「ほう・・・。どれ??」

ユウコに先導させて目当ての人物の元へ近付いて行く。

ユウコ:「あ!やっぱり!カズエさん!?」

カズエ:「え!?あ!!ユウコさん!久しぶり~!!え~!!!」

ユウコ:「久しぶりねぇ~!元気だった??同じ高校だったんだね~!」

カズエ:「うん!久しぶり~!ユウコ姉妹が王国集会に来なくなって寂しかったよ~!」

ユウコ:「2年前に脱会したの!今は世の子よ!王国(集会を行う会館)にも奉仕にも、もう行ってないの!」

カズエ:「そうなんだぁ~。でも、また会えて嬉しい~!なんか綺麗になったね~!」

その子はカズエちゃんと言って、この頃のユウコと同じ肩より少し長い黒髪のセミロング。顔付もどことなく似ていて身長も体格も同じ位だったので、二人で並ぶと双子姉妹みたいでした。

そのカズエちゃんはお父さん以外の家族全員が某宗教の信仰者さん。宗教信仰時代のユウコとは【姉妹(女性信仰者の呼び名)】として交流が有り、脱会以降久しぶりの再会となった様です。

基本的に某宗教信仰者は、我々の様な一般の【世の子】との接点は持ちたがりませんが、幼い頃から親しかった事も有って【世の子】となったユウコと再会して直ぐに親友関係が再構築されました。

お互いに手を取り、ぴょんぴょん跳ねながら再会を喜ぶ二人。一方では「世の子」だとか「王国」「集会」「脱会」「奉仕」「エホバ」「サタン」なんて言葉を耳にして、怪訝そうな顔をするその他新入生諸君・・・(苦笑)

私はユウコとの関係も有って「某・宗教」の事は解ってはいたので、二人の姿を微笑ましく眺めていたのですが、「なんかヤバそう」と解っちゃう奴は解っちゃうんでしょうね(笑)

二人とも見た目は清楚で凛としたお嬢様系女子。入学式早々から人付き合いが苦手そうなオーラを出し、カズエちゃんと同じ中学出身者が宗教信仰者と話を流したと見えて、日を追う毎に二人は【陰キャラの宗教女】のイメージが早々と確立。

在学中、いつもユウコとカズエちゃんは二人で行動を共にし、常に静かに過ごしていたせいか、お約束的なオーラを発して他の男子を寄せ付けず、それでも二人と仲良くしている私に【どういう子なの?】なんて質問を投げかけて来る男女が居ましたっけ。

ま、カズエちゃんのおかげでユウコは孤立する事なく、同性の友人を得て【新高校生活】をスタート出来て、そして3年後には無事に卒業出来たので良しとせねばなりませんが・・・。

カズエ:「ねぇ・・・ユウコさん、こちらの方は?男性と言う事は・・・信者の方?」

ユウコ:「同じ中学出身の珍苗字さん!私の・・・恋人・・・彼氏・・・なの♡(笑)男性だけど信者では無いわ!」

カズエ:「え・・・!?か・・・彼氏??信者じゃ無いのに??」

ユウコ:「うん♡私、今は世の子だし・・・。世の子は世の子同士で♪」

カズエ:「え・・・!?か・・・彼・・・(驚)羨ま・・・。」

ユウコ:「珍苗字さん!カズエ姉妹にご挨拶を!」

私:「あ、初めまして。珍苗字・Yです。よろしく(微笑)」

カズエ:「・・・。あ・・・あの・・・(焦)」

私:「あ、宗教の事は知ってるし、ユウコから色々話は聞いてるから・・・無理に話しなくても良いよ。」

カズエ:「あ・・・いえ・・・。違います!あの・・・あなたのお名前・・・ちん???」

はい、久々に来ましたw珍苗字故に一発理解出来ないリアクション。せっかく爽やかに決めたのに・・・(笑)

私:「え??あ・・・ああ!ち・ん・みょ・う・じ・Yです。珍しい苗字だから(笑)」

やっぱりそれでもキョトンとするカズエちゃん。同じ事を5回位繰り返して、最後はノートに書いて見せて何とか理解してくれた様ですが・・・。

ユウコ:「カズエちゃん!面倒臭かったら、Yくんって呼んであげて!いつもの事だから・・・(笑)」

私:「ははは・・・(汗)ども・・・Y・・・です・・・。よろしく・・・(引きつった笑顔)」

カズエ:「I・カズエ・・・です・・・。T区のS中出身です・・・。よろしく・・・(引きつった笑顔)」

そんな感じで、ユウコはカズエちゃんに私の事を【恋人】と紹介してくれましたが、私とカズエちゃんとは必要最低限の付き合いだけ。ユウコの彼氏って事だけで当初は特段親密な仲になる事は有りませんでしたが・・・。

とは言え、1対1の付き合いを避けていただけで、カラオケやショッピングなどと言った、ユウコとのデートを兼ねた遊びにはカズエちゃんも付いて来たりして、ちょっと【世の子】を味わいつつ、我々の仲を羨んで居たのを思い出します。

そんなカズエちゃんでは有りましたが、教えを守りつつも「お年頃」と言う事も有って「興味」がある事には有る訳で…。ま、それに関しては追々お話させて頂ければなぁ・・・と。

入学式を終えて各自教室へ。本日の日程は殆どをLHRとなる訳で、担任の自己紹介があり、お約束で各自の自己紹介となる。

担任:「はい、よろしくな!次は・・・えーっと・・・ち・・・ちん・・・みょう・・・じ??えーっと・・・(焦)」

私:「あ、はい・・・。私です・・・。」

担任:「えーっと・・・ちん・・・みょうじ・・・Yくんで良いのかな??」

私:「はい、そうです。あの・・・もし、面倒な時は下の名前で呼んで貰って良いですから・・・。今までいつもそうしてたんで・・・。」

担任:「さすがに高校生になって下の名前って訳にもいかんだろう??えーっと・・・」

・・・なんて言いながら、私の苗字を黒板に書いていく担任。ザワザワするクラスメイト。他にも珍しい苗字や難読名前のヤツが居たけれど、なんか晒し者になっている気分だった・・・。

午前中のLHRが終わって昼休みとなった。朝の段階で昼飯後はユウコと校内を回る事にしていたのですが、ユウコは再会したカズエちゃんと色々話したいと言うし、私は遠慮して教室内の自分の机で弁当を開いた。

我がクラスは同じ中学校出身同士の所謂【旧知の仲】のコンビが多く、そんな中でも多少会話を交わす様になった男子は居たけれど、元々人付き合いが苦手な私は声を掛けそびれて孤独を味わっていました。

女子:「ねえ、珍苗字くん・・・。良かったら・・・一緒にお弁当食べない?」

ちょっとオドオドしつつも、はっきりとした口調で声を掛けて来た女子が居た。

我がクラスには同じ中学出身の女子が一人だけ居たのですが、同じ中学出身者とは言え、転校後の2年間で同じクラスになった人物ならば良いのでしょうけれど、その女子は3年の時に学区再編で隣町中学から編入して来た人物。

勿論クラスが一緒だった訳でもなく、こんな子が居たんだ・・・と思う様な人で、クラスに馴染む迄の休み時間は何となく同じ中学出身者同士って事でコンビで居た感じだった(笑)でもこの時の私は、この子と私の過去の関係性に全く気付いておらず・・・。

私:「え?オレと?他の女子と一緒に食べれば良いんじゃないの?女子は女子同士・・・。」

女子:「・・・うん。でも・・・なんとなく声掛け難くて・・・。このクラスで知ってる人って珍苗字くん、一人だけだし・・・。」

私:「確かに、まだ何となく声掛け難いよな(笑)見ての通り、オレもあぶれた感じだし・・・。ま、空いてる椅子借りて座れば?」

女子:「ありがと♪良かった!」

目の前に座った女子、見た目的には誰に似てたかなぁ・・・。アイススケートの浅田真央の姉、浅田舞に似てる感じかなぁ?そんなイメージで想像してみて下さい(笑)

女子:「ねぇ、文化祭の時にピアノ弾いてたよね?学校でも顔は見た事は有ったけど、初めまして・・・になるのかな?私・・・H・チアキ・・・。よろしくね。」

私:「あぁ・・・。オレも君の顔をなんとなく見た事・・・ってか、見覚えは有るんだけど・・・。まぁ・・・改めてよろしくね。」

チアキ:「うん!!同じ中学出身って言ってもさ、私・・・中3の時に隣町から移って来たし、あの中学って友達少なかったから・・・。」

私:「ああ、編入組かぁ。オレは違うけど、同じクラスになったヤツでも、友達って言う友達作んなかったんだよね・・・。」

チアキ:「そうなんだ(笑)」

私:「悪かったな(笑)人付き合いって苦手なんだよ・・・。でも、編入前の中学の友達って、この高校に入って来てるの居るんじゃないの?」

チアキ:「さぁ・・・知らない・・・。女子は一人だけ見かけたけど、そんなに仲良くない子だったから・・・。」

私:「そうなんだ・・・。仲良くないヤツじゃなぁ・・・(苦笑)」

チアキ:「うん・・・。馴れ馴れしくされるのも嫌だし・・・。」

私:「そう言えば編入組って、うち等と同じ様なセーラー服だったけど、ちょっとデザインが違くて可愛かったな(笑)」

チアキ:「え?制服の話??あんた達のセーラー服は田舎っぽくてダサかったよね(笑)でも、新1年生とか新2年生が着てた上下濃紺のブレザー制服は何か可愛かった。」

私:「あれは清楚な感じがして可愛かったよね!来年、ウチの妹があれ着るんだよね。妹はセーラー服の方が良いって言ってたけど(笑)」

チアキ:「私はブレザーの方が好き!この高校の制服はまあまあかな?前の中学の時はブレザーだったんだけど、転校してセーラー服になったから・・・。」

私:「転校?君の場合は、隣町学区からの編入だろ?オレは中2の時にあの中学に転校して来て・・・。ブレザーから学ランになってガッカリしたクチだけど(笑)」

チアキ:「そうなんだ・・・(笑)」

私:「でも、転校って?」

チアキ:「うん・・・。実は私ね・・・。中1の夏休みで隣町中に転校したのよ。そしたら3年からまたあの中学に編入になって仲の良い子って居なくて・・・。」

私:「ああ、そうなんだ・・・。転校して更に編入とは大変だったな・・・(汗)まあ、男だけど、オレでも良ければ友達・・・と言うのか・・・同じ中学出身者って事で・・・。」

チアキ:「うん・・・ありがとう。」

私:「こちらこそw」

チアキ:「ねぇ・・・。変な事聞くけど・・・珍苗字くんって・・・転校前、K中に居なかった?」

私:「え??あぁ、そうだよ。1年が終わって2年に上がる時にK中から転校したの・・・。なんで知ってんの?」

チアキ:「私・・・転校する前ってK中なの・・・。半年も居なかったけど・・・。」

私:「え??マジで??同じじゃん!1年の時は何組?」

チアキ:「2組。」

私:「2組か・・・。オレは6組だった(笑)」

チアキ:「小学校もK小。4年の時だったかな?同じクラスになった事も有るよ。自己紹介の時、珍しい苗字だったから・・・何となく憶えてて・・・。車の修理屋さんでしょ?お家・・・。」

私:「そうだよ(驚)じいちゃんが亡くなって廃業して・・・それで引越して転校したんだけど・・・。でも・・・H・チアキって・・・。」

チアキ:「私・・・あの時と苗字変ってるから・・・。今はHだけど、元々は・・・K・・・。」

私:「K・チアキ・・・。K・・・?ん??まさか、花屋のチアキか??ヨッちゃんの薬局の隣にあった・・・。泣き虫の・・・めそめそチアキ??」

チアキ:「めそめそチアキ・・・(笑)ムカつく!久々に言われた・・・。」

私:「あー!チアキかぁ!思い出した・・・。確か・・・中学入って直ぐだっけ?お父さん亡くなって・・・店、花屋・・・閉めたんだよな?」

チアキ:「うん・・・。思い出してくれた?」

私:「うん・・・。思い出したよ。それで引越ししたんだよな?キヨちゃんが寂しがってたの覚えてるよ。」

チアキ:「キヨちゃんかぁ・・・。懐かしいな(笑)お姉ちゃんみたいな人だったよね・・・。」

私:「あの商店街のガキんちょには、キヨちゃんは皆んなの姉ちゃんみたいなモンだったし(笑)」

チアキ:「キヨちゃんってどこの高校行ったのかな?」

私:「キヨちゃんはこの高校に居るらしいけど、まだ会ってないなぁ・・・。挨拶行かないとヤバいな(苦笑)」

チアキ:「そうなの??私も挨拶行かなきゃ・・・。あ!ヨッちゃん(薬局)とかタッツ(不動産屋だけどヤ印)は?どこの高校行ったか知ってる?」

私:「さぁ・・・。どこの高校行ったんだか?転校してから直ぐん時は連絡は取り合ってたんだけど、その後は年賀状だけだなぁ・・・。タッツは切り捨てたから知らねぇけど。」

チアキ:「切り捨てた??なんで??スケベコンビで仲良かったじゃん(笑)」

私:「オレはまだノーマルだったっつーの!(笑)タッツは・・・女絡みで色々あってね・・・(苦笑)」

チアキ:「まさか、T・カオリを寝取られた?(笑)」

私:「いや、そうじゃないけど・・・。あ!カオリ!そうだ!カオリはこの高校だよ!何組かは判らないけど、制服採寸しに行った時に偶然会ってさ!昼飯食べたら探しに行こうか??」

チアキ:「ううん!いい!正直、私、カオリって苦手だったから・・・。」

私:「そうなんだ・・・。小学校の時、結構女子にも人気有ったじゃん(笑)」

チアキ:「嫌ってた女子の方が多かったよ。出しゃばりって言うのか・・・。いっつも正義感ぶっててさぁ・・・。表面は皆と仲良しな感じだけど、陰で悪口言うから嫌いなのよ・・・。」

言われて思い出してみれば、カオリちゃんは確かにそう言う所が有った。制服採寸の時にユウコを紹介した後がそうだ。私は片思いの贔屓目で見ていたので気にしてはいなかったけど・・・。

確かに表面的には人当たりが良くて、誰に対しても気さくに接し、先生とかにはウケが良かったけれど、一部の男子や女子の中では「出しゃばりカオリ」って嫌ってたのも居たんですよね・・・。

まあ、私は中1を以って転校してしまったので、中2以降のカオリちゃんがどういう存在で過ごして居たのかは知る由は有りませんけど・・・。

中学とは違って、様々な地域から色んな奴が集まって来る高校。まさか前のエリアを知る元・同級生と高校でクラスメイトになるとは・・・。まあ、この高校在学中に他にも絡みが起こる人が居るんですがね・・・。

・・・そんな話をしながら、チアキちゃんと昼飯を食べ、トイレついでに校内を散策してみる事にした。

大して広くはない高校だけど、校舎中央部にエントランスと言うのか、多目的に使えるホールが有ったりして、在校生それぞれが思い思いに休み時間を過ごして居たんですよね。

転校前の中学時代の先輩に会っちゃったり、真面目に剣道をやってた時代に顔見知りになった他校のヤツに会っちゃったりして、入学初日って事も有って緊張感とワクワク感で何とも言えない気分だった。

勿論、この時に地元のエリアの先輩でもあり、幼馴染であるキヨちゃんを探し出し、きっちりとご挨拶申し上げたのは言うまでも有りませんが・・・。

5・6時間目を終えた放課後、チアキちゃんから一緒に帰ろうと誘いを受けた。同じ地元エリア在住故に帰る方向だってほぼ同じ。でも、私は朝夕の通学はユウコと一緒に行動を共にする事にしていた。

私:「まぁ同じ方面だし、一緒に帰るのは良いけど、もう一人一緒だぞ?」

チアキ:「あ、そうなの?同じ中学の人?」

私:「うん。家も近いし、朝も帰りも一緒に通学する事にしてるんだ。今日はこの後、帰ったらまた一緒にちょっと出掛ける予定にしてるんだけど・・・。」

チアキ:「そっかぁ・・・。じゃあダメだよね?珍苗字くん家、寄ってみたかったんだけど・・・(笑)」

私:「まあ、また別の機会にでも・・・(笑)」

ユウコ:「あ!Yくん!お待たせ!帰ろうよ!」

私:「おう!ユウコ!今日一日どうだった?」

ユウコ:「うん!緊張しっぱなしだったけど、カズエとクラス一緒だったから良かった♪」

私:「そっか!良かったな!」

チアキ:「あ!宗教女・・・。」

ユウコ:「え!?今・・・なんて?」

チアキ:「珍苗字くん、この人と友達なの?そう言えば文化祭の時、この人と一緒に演奏してたよね?」

私:「ん?この人って・・・。そういう言い方するなよ・・・。」

ユウコ:「Y?この人・・・誰?知り合い?(怪訝そうな顔)」

私:「あ、オレらと同じ中学出身だよ。隣町中学からの編入組だけど・・・。同じクラスになったんだ・・・。」

ユウコ:「ふーん・・・。なんか・・・初めて会う気がする・・・。」

私:「実は・・・オレの転校前のエリアで、小学校と中学一緒だったんだよね・・・。同じ商店街で家は花屋やってて・・・。ま・・・幼馴染・・・みたいなモンか・・・。」

チアキ:「珍苗字くんと幼馴染の、H・チアキでーす。私、あなた知ってるよ!」

ユウコ:「え!?なにを・・・知ってるの?」

チアキ:「変な宗教やってんでしょ?珍苗字くんとはどーいう関係なの?」

私:「おい!変な宗教とか言うなよ!ユウコはもう・・・」

ユウコ:「Y・・・黙ってて!(怒)私はもう、宗教なんてやって無いわ!」

私:「ユウコ?」

ユウコ:「黙ってて!」

チアキ:「あっそ!宗教やって無いのは良いとして、珍苗字くんとアンタは一体何なの?」

ユウコ:「私は・・・私はYの恋人よ!」

チアキ:「ふーん(笑)あなたみたいな暗い雰囲気の女と、珍苗字くんが付き合ってるなんて信じられないなぁ~。」

私:「おい!そこまで言う必要ないだろ!オレがユウコと付き合っているのは本当だよ。1年間とは言え、同じ中学だったんだから知ってるだろ?」

チアキ:「知ってるよ!陰キャラの宗教女との変なカップル!って(笑)宗教勧誘されるから気を付けろ~!って(爆)」

ユウコ:「な・・・!何ですって??(驚)」

チアキ:「だって!事実でしょ?珍苗字くんとかミホを勧誘したんでしょ?」

私:「もう止めろ!ユウコはもう宗教やって無いし、勧誘なんかしてない!オレの・・・大事な人だ・・・。」

チアキ:「へぇ~♪そこまで珍苗字くんが言うんなら、二人が付き合ってるって事を証明してよ!キスするとかさぁ♪」

ユウコ:「・・・。」

チアキ:「あ!ここじゃ場所が悪いかな?珍苗字くん家に行って、Hする所でも見せてくれる?(笑)」

私:「チアキ、お前にそこまで言われる筋合いはないぞ!お前にオレ達の関係を証明する義務も無いしな。ユウコ、帰ろう!」

チアキ:「逃げないでよ!宗教女さん!付き合ってるって証明してくれないんだったら、私、珍苗字くんと付き合っちゃおうかな?(笑)」

私:「お前、なんか最悪な女になったな!ユウコ!帰るぞ!」

ユウコ:「・・・待って!誰が逃げるの?私は逃げない・・・(怒)」

チアキ:「は?何言ってんの?」

ユウコはブレザーのポケットに左右の手をそれぞれ入れて啖呵を切ったかと思うと、再度手を出し、固く握りしめていた手を開き、左手をチアキに見せつけて言い放った。

ユウコ:「私・・・卒業したらYと結婚するの!これ、Yから貰った婚約指輪よ♪」

私:「え??ゆ・・・ユウコ???」

チアキ:「え!?何そんな物!どーせ安モンでしょ?指輪してるからって付き合ってるって証明出来ないじゃん!」

ユウコの左手の薬指には、キラリと輝く、綺麗なデザインの指輪が嵌められていた。勿論、私がユウコに指輪をあげた事実はない。金も無いし・・・(苦笑)

ユウコ:「そんなに疑うのなら、Yの左手も見たら?」

自信満々の笑顔をするユウコを後目に、チアキは私の左手を手に取り、薬指を見てプッ!と笑った。

チアキ:「マジックで書いてあるだけじゃない!こんなの、指輪って言えないじゃん(笑)なに乙女チックな事言ってんの?」

ユウコ:「乙女チックかしら?Yは・・・指の関節が太いし、合うサイズがまだ出来上がって無いから、私が書いてあげたのよ♪」

チアキ:「そんなの信じられない!バッカじゃないの??(笑)結婚っつったって、高校生になったばかりだよ!しかも今日から!」

ユウコ:「そうかしら?じゃあ、これを見て!指輪の注文書よ!今日、これから二人で取りに行くの。解ったなら金輪際、Yと私を邪魔しないで!」

チアキはユウコが差し出した指輪の注文書と思しき紙を奪い取り、注文者名に私とユウコの名前が書いてあるのを確認すると、愕然とした顔をした・・・。

私:「ゆ・・・ユウコ??」

ユウコ:「あなたは・・・黙ってて♪(優しく微笑)チアキさん?もういいかしら?【ウチの人】とお友達になるのは構いませんけど、決して色目は使わないで♪」

チアキ:「く・・・!ムカつく!!」

ユウコ:「ムカつくならば、病院に行かれてはいかがです?ごきげんよう♪おほほ・・・(微笑)」

チアキは自分の荷物を纏めて教室を出て行った。勝ち誇る様に「おーほっほっ!」と高笑いをするユウコ・・・。まるで【YAWARA!】に出て来た本阿弥さやかの様だった・・・。

一体いつの間にこんな事を覚えたのか・・・。しかも帰りそびれ、我々のやり取りを心配げに眺めていたクラスメイト数名はポカン顔・・・。正に、開いた口が開いたままの状態だった・・・。

私:「ユウコ!お前!こんなもん・・・どうしたんだよ!オレ、買ってないぞ!それに・・・結婚するなんて皆の前で大声で言って・・・!!!」

ユウコ:「ふ・・・ふふっ!(笑)か・・・勝った!!Yを・・・悪い虫から・・・守った・・・!!(^▽^)♪」

私:「お・・・おい!ユウコ??お前・・・。勝ったって・・・。」

ユウコ:「か・・・カオリさんとの・・・約束だもん・・・。Yを守るって・・・(゚д゚)ポカーン」

私:「オマエな・・・。他のクラスメイト・・・めっちゃ誤解するぞ・・・。」

ユウコ:「その時は・・・その時・・・だよ・・・。」

ユウコは力尽きる様にドサッと椅子にへたり込んだ・・・。

私:「ゆ・・・ユウコ!?おい!大丈夫か??おい!!ユウコ???」

ぐったりするユウコを問い詰めると、その指輪はユウコの私物で、亡くなった実母の形見の指輪だそうだ。お守りとしてユウコはいつもポケットに忍ばせていたらしい。

私の指にカオリがマジックで書いた【約束の疑似指輪】の事をヒントとして思い出し、【悪い虫よけ】の方法をとっさに思いついたのだそうだ。

もう一方の注文書の謎。実は卒業祝いとして【高校生になるんだから】と、ユウコ父から腕時計のプレゼントをされていた。ユウコとのペアウォッチと言う事になる。

春休み期間中にユウコ父に某老舗宝飾店へ連れて行かれ、国産有名メーカー製の腕時計を注文してくれた。その際、注文者の名前に私とユウコの名を書けと言われて書いたのだ。

注文書にはアルファベットで品名と品番が書いてあり、オマケに【ペア】と書いてあれば、指輪と言われて信じたチアキの目にはそう写ってしまう訳で・・・。

事情が解ったクラスメイトからは次第に笑いが起きて来る。【なんだ!ビックリした―!】【マジだと思ったよ!】【冷や冷やした・・・】【なんか良いな~♪】なんて声が・・・。

結婚云々の話はフェイクとして否定しましたが、私とユウコが恋人同士であると言う事が知られて冷やかされはしたけれど、この場に居たクラスメイトと私たちの距離が近付いたのは事実です。

その後、ヘロヘロに力尽きたユウコと自転車にて帰路に付いた訳ですが、我が家に辿り着いた段階でユウコの体力残は15%を切った様で、仕方なく部屋にてユウコを少し休ませる事にした。

ユウコは制服姿のまま私のベットに横たわり、目を瞑るとスーッと眠りに入って行ってしまった。私はユウコのブレザーを脱がせ、リボンを取ってブラウスの首元ボタンを二つ外しました。

次にスカートのホックを外し、ファスナーを緩めます。少し捲れ上がったスカートからはユウコの白い太腿の一部が見える。少しはムラっとしたけれど、そっと毛布を掛けてあげた。

一応、ユウコ宅へ電話を入れ、電話口のユウコ母へ今日の出来事を告げ、少し休ませてあげる旨を伝えた。勿論、ユウコ母よりチアキの一件について怒られた事は言うまでもありませんが・・・。

間もなく19時になろうとした時にユウコが目を覚ます。乱れた自分の制服を見て「私、YとHしちゃったの?」とボケた事を言って来たけれど、緩めただけで手を出していない事を告げた。

何故かホッとした顔をしたユウコではありましたが、放課後に起こった事と、自分が生まれて初めて喧嘩をした事が怖くなったと見えて、私に抱き着いてわんわん泣き出した。

暫く宥めていると、甘える仕草に変わり、ご褒美のキスを求め、なし崩し的にHへと進んでしまいました。とは言え、高校生になって初のユウコとの制服H。気持ち良かったですw

私は決してモテる男では無いけれど、入学初日に起こった出来事。ユウコの妙案で切り抜けたものの、後日、結婚云々の話がバレ、それぞれの担任に呼ばれてお叱りを受けたのは言うまでもありません・・・。

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