「よし、今日はこれくらいで終わらせてやる」
俺は言った。
「ありがとうございます」
すすり泣きながら彼女は言った。
シャワーを浴び、服を着て、一万円札を俺に手渡す。
女子大生の網崎愛美を、一ヶ月のうち一日犯す。
始めたのは、彼女が大学2年18歳の頃だった。
出所した俺は、定職にはもちろんつけなかった。
しかし金だけならだいぶあった。
が、無職なので惨めではあった。
一部屋借りて貯金を切り崩す日々。
ある日、コンビニに入ったら、客の中に一際目を引く子がいた。
可憐で清楚な美人、だった。
かわいいな、と俺は思い、欲望が湧き上がってきた。
出所したばかりなのにこれではいけないと思い直したが・・・・・・。
シャツにズボンで、コンビニに行く程度といった装いだ。
恐らくは近くの大学の学生だろう。
そこそこの偏差値の大学だ。
そっとつけたら、運よく彼女は外から廊下が見えるマンションに入った。
そして扉を開けて自分の部屋に帰っていった。
どこのマンションの何号室に住んでいるかがすぐに判明したのだ。
名字も「網崎」であると分かった。
さっそく俺は彼女について調べ始めた。
SNSなどを検索していると、その大学の学生と思しき女の個人情報が見れた。
ギャルといった感じの馬鹿そうな女だった。
曲がりなりにもその大学の学生なのだから勉強は出来るのだろうが・・・。
その女の個人情報はどうでもよかったので無視したが、ブログとかにも飛んで調べると、なんとまあサークルのメンバー表なるものが写っている画像を発見し、そこから網崎という子の連絡先を仕入れることが出来た。
これはもう奇跡だと思った。
網崎という子をヤッてもいいのだと神が言っているのだ。
前科が何だ、真人間などに俺はなれやしないのだ!
その他にも交友関係等々、だいたい何時くらいに帰ってくるかを調べた。
そして、我ながら労力の賜物だが、文書をパソコンで作成し彼女のドアのポストに滑り込ませた。
内容としては
「網崎様、あなたが蛇頭『東洋』のワン氏に貢がせた1000万円、耳を揃えてお返しいただきたい。さもなくば取り立てに参ります。連絡先は○○寛永社」
まあ、最初のうちはこれでいいだろ。
連絡先は自分の携帯番号だ。
まったく同じ文章を、少しだけ文字を大きくしたり、色文字を使ってどんどんと強調させつつ、何度も投函した。
電話をかけたのは5月10日昼頃だった。
彼女が一人で部屋に帰宅するのを確認して、電話をする。
「寛永社の香村だけど、網崎愛美さん?」
高圧的に出る。
「え、は、はい」
彼女は戸惑っている。
名前を知っていると示せば、その分信じるだろう。
「寛永社って知ってる?」
「・・・・・・、は、はい」
「お前のポストに届いてたろ?」
「はい」
声が震えていた。
「おまえあの文書見たよな?実はお前に復讐してくれって言われててな。お前蛇頭のワンさんを弄んで貢がせたろ?その復讐したいんだってさ。本当は1000万、返して欲しいんだが、無理だろ?だからお前を拉致って中国に売り飛ばせと依頼された。売り飛ばされればボロボロにレイプされるし、下手すれば殺される。そうでなくとも性奴隷になるのは確実だし、酷い扱いされる。まあ俺にとってはどうでもいいんだが、お前がどうしても助かりたいってんなら俺の話を聞きな」
ここまで息もつかせずに言った。
「え・・・・・・?え・・・・・・!?」
「話が通じないんならいいや。近いうちに組の人間がお前を拉致る。警察に言っても無駄。寛永社はヤクザとも繋がってるし、蛇頭とも繋がってる。まあその下部組織みたいなもんだ。警察とももちろんズブズブの関係だよ」
彼女は黙っている。
というより何て返していいか、何を言ったらいいか分からないのだろう。
ともかく困惑と恐怖が彼女に襲い掛かっている訳だ。
「助かりたければ、誠意を見せる事。ちょっとやそっとじゃ駄目だ。それには寛永社の人間とセックスをしてもらう。そして金を払ってもらう。それを3年。とりあえず電話じゃ分かりにくいだろうから、夕方飯食ってからでもいいから、来い。場所は『○○公園』だ。一人で来いよ。家族や知り合いに話したら、すぐ組織に話が飛んでお前の知り合いを殺しに行く。車が暴走して人をはねたなんてよく聞くだろ?前も女の子が、お前と同じくらいの年の子がヤクザと定期的に関係を持たされて、耐え切れずに彼氏に話したそうだ。するとその子も彼氏も殺された」
彼女の息が震えているのが分かる。
「寛永社だったらその女の子だって守れたんだ。ヤクザは酷いセックスするからな。薬物注射したり、何人かで輪姦し続けたり。まあお前がもし公園に時間になっても来なかったら俺はヤクザに電話するしかないんだわ。じゃあ分かったな?」
俺は電話を切った。
そして早めの夕食を取り、待ち合わせ場所に向かった。
すると19時くらいに、一人若い女がやってきた。
網崎愛美だった。
膝丈くらいのふんわりとしたスカートで、上もこれまたふわりとしたカーディガン。
髪は後ろで束ねていて、顔がはっきり見えた。
目鼻立ちが整っていて、目がくりくりしてる。
唇も可憐な装いだ。
背はそこそこ。華奢な感じだが、胸は小さくはない。
間違いなく当たりだ。
俺はというと、カッターシャツを着ていた。
そちらのほうが裏の稼業ぽいと思ったからだ。
「よし、さっそくあのベンチで話そうか」
彼女は俺の横にちょこんと座った。
足を閉じ、スカートのふとももの上に手を置いた。
俺は口を開いた。
「期間は3年、1月に1日寛永社の者とセックスする日を設ける。そして1万円でもいいから金を払う。感謝のお金としてな。行為も採点される。評価が高ければ期間を短くしてもらえるし、低いと逆に伸びてしまうこともある。評価は一つ星から5つ星、2つ星以下だと罰としてヤクザに調教されて売り飛ばされてしまう。でも他の奴だと約束守ってもらえないこともあるし、若いのは仕事と割り切らないで気に入った女の子は解放してくれないこともある。それに評価がすごく厳しい奴もいて、そいつに当たったら大変だ」
彼女は怖がっていた。
そんな姿も可愛らしい。
しかし何か言おうとしていた。
「そ、その・・・・・・」
声が上ずっている。
「わ、わたし、ワンさんなんて人知りません。それに貢がせたなんて・・・・・・」
「そんなこと知るか」
俺は冷たく言い放った。
愛美はそれを言いに来たんだろう。
それで断れると思っていたようだ。
「俺はヤクザの依頼を受けているだけだ。ヤクザがあんたを狙ってんだよ。もうお前の為に大金が動いている。もう嘘か本当かなんて俺には問題じゃないんだよ。ヤクザは間違いなくお前をさらう。でも俺ならお前を守ってやれる。ただ、見返りもなしにってわけにはいかないだろ。今からホテル行けるか?担当と初めて会ってすぐセックスすれば、評価をつけていいことになってる」
愛美は思いつめた表情をした。
「俺がここまで言ってやってるんだぞ?俺だって優しくない、評価を厳しめにしてやる」
俺は呆れた風に言った。
「もういい、行くぞ」
俺は立ち上がる。
「まあ、来ないなら来ないでもいいんだぞ?俺は報告するだけだからな」
愛美は怯えた様子で立ち上がり、黙って後ろからついてきた。
ホテルに着くと、愛美は怯えるようにこちらを見てきた。
もう涙目だった。
俺は激しく動悸した。
こんな可愛い子のこんな顔を見られるなんて。
「じゃあ、俺はシャワーを浴びてくる」
まずこれはしておいた。
シャワーを終わり、タオルを持って彼女の元に戻る。
彼女は泣いていた。
「泣いててもいいけど、相手はちゃんとしろよ?」
俺はなんて優しいんだ。
ここは
「泣くんじゃねえ、クソアマ!」
と怒鳴りつけるところだろうに。
シャワーを浴び終わって出てきた彼女は、白い肌に抜群のスタイルだった。
すべすべな感じで乳首も綺麗な色をしていた。
それに化粧なしでも相当可愛い。
というより普段が薄い化粧だったのだろう。
俺は既に全裸でちんこをぎんぎんにさせていた。
愛美は目を逸らしていた。
「言っておくが、初セックスが大事だぞ?そこでやる気ないって分かれば、それ以降の評価にも大きく関わってくる。最初の印象が大事なんだよ」
「は、はい」
愛美は頷いた。
「中で出していいか?」
愛美は悲しげな顔をした。
「・・・・・・はい」
そして頷いた。
「危険日だったらいいんだぞ?今日はたまたま呼んだから。これから危険日は避けるからね」
「危険日じゃないです」
愛美は答えた。
「分かった。出すぞ」
愛美は俺の言う通り、ベッドに仰向けになった。
俺がベッドに乗っかると彼女は身体を強張らせた。
その後は、胸を揉んだり、キスしたり、抱きついたり、嘗め回したりしてやった。
強張らせながらもすすり泣く彼女にさらにそそられた。
「よし、しゃぶれ」
愛美はベッドに座る俺に跪いた。
すすり泣きながらも、咥える。
頭をゆっくりと動かした。
特に注文はつけなかったが、愛美は消極的ながらも奉仕をしてくれた。
俺は幸福感に酔いしれながらも彼女の奉仕を堪能した。
「入れるぞ」
愛美はもう諦めきっていた顔をしていた。
そして記念すべき1回目の挿入。
愛美は顔を歪ませ耐えた。
最高だった。
久々のセックス。
しかもこんな可愛い子と。
しかもこれから彼女を思うままに出来るという事実。
俺は思いっきり中で出した。
そして抱きつきキスをする。
舌を入れても愛美は応えてくれた。
キスを終えると、愛美から離れてベッドを降りた。
愛美は泣きじゃくっていた。
「うーん、あまりやる気が感じられなかったね」
俺の言葉に愛美は起き上がる。
泣いてはいるが、血の気が引いたといった感。
怯えるように俺をじっと見る。
「2つ星といったところか。贔屓目に見てもそれ以上はつけられない」
愛美は小刻みに震えている。
「そ、そんな・・・・・・」
「だって、身体が俺を拒絶していたし、奉仕もただ、頭を動かすだけ。本番でもきつそうな顔と息をしていただけ、俺が突くのに合わせて呻いていただけだよ。そんなんじゃ俺がいくら優しくてもそんなもんだ」
俺はわざとらしく溜息をついた。
「ねーちゃん、自分は可愛くて美人だからエッチさえすれば相手は満足するとでも思ってんの?んなわけねえだろ。お前くらいの美人は何人も見てきた。そんな女達が、何度も必死に奉仕し何度も必死にセックスの相手を務めても尚、2つ星評価しか貰えず未満でヤクザに売り飛ばされるのを何度見たと思ってる。お前ほどやる気の無い女は久々だ。お前なんて俺以外の奴は1つ星くらいしかつけないぞ」
愛美はこれ以上ないくらい怖がっていた。
涙も引っ込みひたすら震えている。
「まあ、でも最初だから大目に見てやる。次はちゃんとしろよ」
俺の言葉に愛美は
「はい、頑張ります。どうか許してください」
とたどたどしく答えた。
その後、もう1回セックスした。
「1回目と比べれば頑張ってたけど、まだまだだよ。今日はもういいや」
2回目では愛美は必死だった。
たどたどしくも俺との行為を頑張っていた。
俺は彼女に手を差し出す。
愛美は涙の跡を顔に残し呆然としていたが、すぐにはっとして立ちあがった。
バッグを漁り財布を取り出す。
そして一万円札を俺に差し出す。
「あ、あの一万円です・・・・・・」
「見りゃ、分かるよ」
俺は不機嫌な振りをして言った。
俺は受け取った。
「次からは頑張れよ。今日来てくれてセックスしてくれたから、行為の評価悪いのを差し引くことも出来る。でも期間は延びてしまうかもな。俺はお前との感想を評価表につけて報告書あげなきゃならんから、嘘はつけない。組織にはすぐに分かってしまう。お前を庇う事は出来ないから、お前が頑張るしかない」
「はい」
愛美は頷いた。
俺は愛美の頭を撫でる。
愛美はびくりとした。
「素直でいい子じゃないか。俺以外の奴が担当になりそうになったら、なんとか止めてやるよ」
「ありがとうございます・・・」
震える声。
それは本気で感謝しているのか、それとも恐怖のあまり従っているだけか。
最高だった。
あんな可愛くて可憐な美人を言いなりに出来るなんて・・・・・・。
やはり手馴れた方法が一番なのだ。
愛美の動きが止まる。
顔をしかめている。
初めて、彼女に口内射精してやった。
たまらなく気持ちいい。
口からペニスを引き抜くと、彼女は口元を押さえる。
「飲み込め」
俺は冷徹に言った。
ごくり・・・・・・。
彼女は頭を小刻みに振って飲み込んだ。
2回目の呼び出しだ。
この前は評価1つ星だったが、大目に見てもらった。
もう2回目からはそんな情けはかけてはもらえない。
必死に言いなりになるしかない。